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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第28節】vsコンサドーレ札幌~選手層の薄さまで急に改善しない。

セレッソ大阪 vs コンサドーレ札幌

9月11日(日) 18:00 K.O.  at ヨドコウ桜スタジアム

 

①スタメン

 

    加藤   松田力

乾              坂元

    喜田   原川

 

丸橋  瀬古   西尾   松田陸

 

     ジンヒョン

 

まだ暑さが残る中での週2日の連戦が続くので、

メンバーをローテーションしながら戦うのは仕方ありません。

むしろクルピみたいにこの連戦をメンバー固定で戦うと

ケガ人続出でシーズンを乗り切れません。

しかし、選手層の薄さは否めません。。。。。

 

②試合経過

ミッドウィークのゲームと同様に札幌さんが主導権を握る展開。

しかし、前節と明確に違ったのはトゥチッチが中央にいるので、

西尾と瀬古がこの”9番”の選手にかなり労力を費やすために、

前節より明らかに苦労していた点です。

しかも、前節でセレッソの縦ポンに対して札幌さんも

修正を加えてきて、ジンヒョン、瀬古の蹴るロングボールは

マイボールに出来ないので、更に一方的に攻撃を受ける展開に。

まあ、松田力。。。。ファールするかもらうかのプレーばかり。

ボールをキープする気はないというか技術がほとんどない。

ちょっとJ1のプレイヤーには見えない点が残念。

まあ古き良きイングランドフットボールも知っているので、

これもフットボールだと思いますが、やっぱりレベルがね。

 

ということで、雑感混じりに入りましたが、

試合経過とは言え、セレッソのチャンスらしきチャンスがない。

うーん、良く見ると前半ほぼシュート0本やん?!

ジンヒョンのファインセーブだけが目立った前半でした。

 

後半に入るいきなりチャンスが。

 

50分 丸橋の縦パスに本当に珍しく松田力がマイボールにして

   前に蹴りだしたボールは相手DFが目測誤り触れずに

   加藤が抜け出してシュートも枠外

   完全に抜け出しているのに、無理にあの位置からシュートを

   狙う辺りが課題ですね。

   もっと落ち着きを持てるように成長して欲しいところです。

   ちなみにその夜に同じようなシーンでチェルシールカクを見ると、

   なかなか大きな差があります。比べるとこ間違ってますが(笑)

 

57分 やや右のいい位置で獲得したFk。

   丸橋のキックはバーを叩いてゴールならず。

   前節からバーとの相性は悪いです。

 

まあ、試合経過やっても札幌さんの猛攻ばかりで取り上げるとこ少ない。

そんな中、セットプレーからオリヴェイラに押し込まれて失点。

その後すぐに追加点を奪われてほぼ終了の展開となりました。

 

③雑感

選手を休ませながらローテーションするには厳しい選手層です。

シーズン前には香川に、夏には乾獲得にお金と仕事を

すべてをつぎ込んだ背反ですね。

やはり、控えにジェイやオリヴェイラがいる札幌さんと比べても

選手層の差は明らかです。トゥチッチも前節はスタメンじゃないですからね。

前節との前線の違いがトゥチッチと松田力。うーん、うーん。

 

そんな選手層の中で獲得した乾はまだまだこれからでしょうね。

周りとのフィット感がどうしても薄い。

まあこれだけは仕方のない話で時間で解決するしかありません。

それより気になるのが守備の時にポジションが曖昧な点。

ユンさん、ロティーナの守備のベースと前回書きましたが、

今のセレッソは乾が海外移籍前に在籍していた時と違って、

守備の局面ではポジションが明確に決まっています。

そこで4-4のキレイなラインを形成する訳ですが、

乾がフラフラとポジションを空けるのが気になって仕方ない。

奥埜がいるとそんな開けたポジションも一人でカバーしてくれるので、

まだ誤魔かしが効くのですが、奥埜がいないと乾のフラフラは

とても気になります。もちろん、乾の攻撃での長所を生かすことも

戦術としてはありだと思いますので、ここはどちらに落とし込むのか

今後の課題だと思います。ただ明らかに周りと違う動きなので、

早く明確な落とし込みは必要だと思いました。

こちらも悪魔さんの事例ですが、クリロナみたく、

守備は明らかにバランス悪いが、攻撃で違いを見せるというのも

チームの戦術としてはありなので、どちらも否定はしません。

ただ、明確に落とし込むことが大事です。

 

そして、後、改めて深刻だと思ったのが丸の代わりです。

ここを補強しなかった責任は非常に大きいと思います。

ケガ明けでコンディションが良くないのは明らかで、

元々、かなり今シーズンは落ち気味だったので、

このコンディション不良は輪を掛けて苦しむ結果に。

それでもFKや50分の正確なキックはあるので、

重宝はされるのだと思いますが、守備の局面で

ここの対応で何度ピンチを迎えたことか。。。。

ここは世代交代を早く考えないとますます苦しくなりそうです。

 

さて、ACLも戻ってきて、週2日のゲームが続きます。

代表戦による隔離もあるので、まともにチーム編成出来ないです。

そう考えると、解任ブーストで連勝できたことは幸いです。

しかし、残りは問題が山積みなのは間違いありません。

小菊監督がどれだけこの問題をクリアしていくのかが

これからのセレッソの命運を握りそうですね。

編成部の責任を現場が背負う。ダメ企業の典型例です。