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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第20節】vsヴィッセル神戸~お互いに個は〇、組織は✕。

セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸

7月17日 19:00 K.O at ヨドコウスタジアム

 

更新が滞って申し訳ございません。

ちょっと身内の不幸があり、バタバタの日々を過ごしておりました。

おかげでACLは結果は確認したものの、試合は見れておりません。

決勝トーナメント進出は決めましたが、

正直、格下相手なので当然と言えば当然ですが、

お隣さんはウチより状況は悪いみたいですね。

 

さて、久しぶりにJリーグに帰って来ましたが、

初戦はヨドコウスタジアムのこけら落とし

スタジアムは立派ですが、チームはどん底

素晴らしいスタジアムと余りに対照的な空気が何とも言えないです。

 

スタメンは嘉人をTOPに据えて、その周りをキヨが自由に動く。

左SHにはACLでスタメンを掴んだ為田。

CBは西尾とチアゴのコンビで後はいつものメンバー。

 

ゲームはとりあえずクルピは嘉人とキヨにサンペールを

自由にプレーさせないようにという指示は与えていたようで、

サンペールを前向きにプレーさせないことには成功していました。

しかし、サンペールが封じられてもサイドが強い神戸。

セレッソ自慢の坂元&陸は蛍&初瀬がシャットアウト。

とにかく蛍のカバーが速すぎる。相変わらずさすがです。

ACLの活躍でスタメン入りした為田には高徳が立ちはだかります。

次第に両サイドが制圧され始めると、右サイドを攻略した

高徳に抉られてからのJ最後のゲームとなる古橋に決められます。

古橋は昔から見てますが、ええ選手になりましたね。

ゴールまでもこの試合を一人で盛り上げていました。

だけどセルティックだと?!

レンジャーズ率いるジェラ様の宿敵なので絶対に応援しません(笑)

 

セレッソはというと前半は見せ場なし。

個しか武器がないセレッソにとって、坂元を抑えられて、

キヨはサンペールのマークに体力を使わされると、

もう武器が全くない状態です。

相手の中盤がダイヤモンド型なので、原川はアンカー的な

仕事に終始していたのも厳しかったですね。

 

後半に入り、高徳に苦しんだ為田とサンペールマークで

体力を使い果たしたキヨに代えて高木、ムツキ。

単純に戦力落ち?の交代です。

 

しかし、ウチも戦術がダメなら神戸もイマイチですね。

なんと後半早々から1点を守りに入ります。

いやいや、セレッソ相手ならガップリ四つで戦えばいいものを。

前半の出来から追加点を取って楽勝の展開ですよ。

この神戸の守りの体制はセレッソのもう一つの個の武器である

原川が高い位置でプレーできることを意味します。

原川が前でプレーするとボールが適度に散らせることが出来、

奥埜があちこちに顔を出せるようになるので、

改めて原川の能力の高さを示します。

しかも蛍がいつからか中央に入りだしたので、

厄介者がいなくなった右サイドも活性化しだします。

 

そんな押せ押せの中でもムツキが豊川病が伝染したかのような

シュートの精度の悪さで得点できない時間が過ぎると、

89分CKを跳ね返されたボールを再び丸がクロスを上げたとこから

鳥海のヘッドで同点に追いつきます。

Away戦の真逆のパターンで土壇場で追いつきます。

 

試合はこのままドローで終了。

神戸は早々に1点を守る采配に疑問が残るゲームとなりました。

しかも途中出場の佐々木でしたっけ?

ちゃんと役割を伝えていたのだろうか?

どうしたらいいのか顔に不安が出ていて、

中途半端なプレーにプレーに終始していましたが。。。。。

 

それにしても原川一人でゲームの局面が変わる

レベルの高さを垣間見ました。

MOM級の活躍にこの選手が怪我したらと思うと、

ほんまに今シーズン終わってしまいそうで恐怖でもあります。