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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第13節】vs名古屋グランパス~文字通りの完敗で。

セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス

5月8日(土)15:00K.O. at 豊田スタジアム

 

①スタメン

CBは前節に続きダンクレー&チアゴのコンビ。

ハムを痛めた嘉人に代わって中島が先発。

ただし、TOPはキヨが努める時間が長かったかな?

LSHが主戦場でしたが、時折、キヨとポジションを

変えながらのプレーです。

 

②結果

 セレッソ大阪 0 ー 1 名古屋グランパス

  67分 吉田(名古屋グランパス

 

③試合経過

今日は豊田スタジアムのゲームなので、

普通なら現地観戦絶好日です。

しかし、愛知も緊急事態宣言が出ていて、

かつ、Away席の販売もなかったので、

泣く泣く諦めました。

家族にも了承を取って行く気満々やったのに、

コロナ禍では仕方がありませんね。

(結果、行かなくて正解でしたが。。。。。)

 

試合の方はセレッソが開始から仕掛けます。

名古屋のDFは堅いので落ち着く前に攻め切りたい考え。

 

14分 坂元の粘りから中央で受けた中島は

   コースが見えるや否や迷わずシュートも

   GKは堅守ランゲラックに止められます。

   やっぱ、この思い切りですよね。

   そして誰かと違って確実に枠内を捉える。

   今、唯一の希望になりつつあります。

 

19分 ダンクレーのロングフィードに抜け出して

   豊川のシュートもDFにブロックされます。

   というより、”32”が見えた瞬間に溜息な最近です。

 

この辺りで名古屋も落ち着いて堅守を築きだします。

そうなるとセレッソは手も足も出ない状況に。

坂元には吉田豊が徹底マーク。

キヨには稲垣が徹底マーク。

間を通すボールは米本が確実にシャットアウト。

 

そして極めつけに、38分にアクシデント。

唯一の希望と称した中島がハムを痛めて高木へ。

おいおい、もう見る楽しみあれへんやん。。。。

 

40分 交代で入った高木のクロスに坂元は上手くヒットせずも、

   そのボールを拾った陸がダンクレーへ渡すと一気にシュート。

   も、DFのブロックに合います。

 

瀬古、西尾のコンビでもCBとしてはJでは十分上位な組み合わせですが、

この2つのプレーに代表される攻撃の部分でチアゴとダンクレーは

日本人にない個の能力が高いんですよね。

もちろん守備面でも高さはツインタワーであり、個で能力が高い

名古屋の相馬、マテウスを抑えるプレーはさすがの一言。

負けたとは言え、川崎もこの両サイドには苦労していましたから。

 

さて、後半早々も立ち上がりの攻撃を仕掛けます。

が、JでもNo.1の堅守である名古屋には全く問題ありません。

 

次第に名古屋がペースを握り始め、65分に吉田に先制点を許します。

1点取るともう完全に名古屋のゲームです。

この後、陸の可能性のないクロスと藤田のロングスローを

繰り返すのみで手も足も出ずに完敗です。眠かった。。。。。

 

④雑感

今日は相手がJでも屈指の守備力を誇る名古屋さん相手なので、

個のプレーだけで挑むセレッソでは厳しいのは間違いありません。

豊川はもうFWとしては何も仕事出来ていませんし、

藤田はパスミス連発で、少し厳しい感は拭えません。

そして丸にいたっては空気と化すほど劣化が否めません。

失点シーンでパスミスを犯した高木も試合勘が戻っていません。

こうなれば、キヨと坂元を徹底的にマークしてしまえば、

セレッソにはもう手段が残っていません。

頼みの中島も離脱してしまい、名古屋になぶり殺されるだけの

試合となってしまいました。

相手チームで躍動する柿谷が恨めしく見えただけのゲームです。

 

マッシモの組織に個で対応できる時代は終わっているんです。

時代遅れのセレッソフットボールでは歯が立たないのは

必然の結果であり、完敗の言葉が浮かぶゲームでした。

正直、残り10分は瀬古を入れてダンクレーを

FWで使うくらい思い切ればええのに?と思って見ていましたが、

少なくとも松田力を使うよりはずっと得点のニオイしませんか?

 

相手の素晴らしい組織の方が見ていて楽しくて、

名古屋はあと、山崎のところに強いFWが嵌ったら

川崎とも渡り合える強さが出来ると思って見ていました。

実は川崎vs名古屋の試合も見ていたのですが面白かったです。

今のセレッソの試合より遥かに面白い試合していました。

名古屋は2試合とも完敗となってしまった訳ですが、

SHは個の力では相手チームを凌ぐ力を見せていたのに、

どうしても中央で力負けしているので、

ここが名古屋と川崎の差だなと思っていました。

川崎はレアンドロダミアンですからね。

ここに川崎と同様の力を持つFWが1枚加わると、

また違った結果になったのではと思います。

今は稲垣が得点源になっているので、

やっぱり、得点できる強いFWが欲しいですね。

ボランチが得点源では優勝するにはちょっと厳しいです。

あれ?どっちのブログやったっけ?(笑)

 

でも、浦和さんも組織的にやることが明確になっていますし、

横浜さんもやっぱりベースがしっかりとしているので、

ある程度、選手が揃うとやっぱり強くなる。

川崎さんなんかは数年掛けて同じ絵を描き続けて、

今のフットボールを完成させています。

今は個で通用するような時代じゃないですよ。

モリシさん、ヒゲカジさん。

まあ、この2人には何を言っても馬の耳に念仏ですね。

サポの誰もが間違えていると言った監督交代を押し切った2名なので。

 

セレッソはこれからも個で勝るクラブからなんとか勝ち点を

稼ぎながら進めるシーズンになりそうです。

言うても選手の個の能力なら真ん中くらいにはいると思うので、

戦術で劣る分を個で何とか勝ち点を拾いながらですね。

そんな戦力やねんから、リードしたらせめてしっかりと守ってくれ。

2点目、3点目狙いに行ってドローは勘弁してほしいです。

 

まあこれだけ完成度の違いを見せつけられると悲しくなります。

少なくともユンさん、ロティーナの時代は互角に戦えていた訳です。

名古屋さんとは相性は悪いが内容は互角のゲームが多かったです。

昨シーズンACLを争ったライバルとここまで力の差を

見せつけられると、何か心に重いものが残るゲームとなりました。