Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第10節】vs浦和レッズ~前後半で好対照な新しい力。

セレッソ大阪 vs 浦和レッズ

4月18日(日)15:00 K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

①スタメン

スタメン固定に固執するのは勘弁してもらいたい。

クルピは「積み上げていける」らしいですが、

西川君にはもう誰もが限界です。

 

②試合結果

 セレッソ大阪 1 ー 0 浦和レッズ

  66分 丸橋(セレッソ大阪

 

③試合経過兼雑感

今日はまとめてしまいます。

前半は前節の流れそのままに酷い内容でしたね。

ただ、相手の浦和さんがバイタルでしっかりとつないで

崩したいみたいなので、そうなると奥埜&藤田コンビの

バイタルでの守備力はJでも屈指の力を誇ります。

正直、セレッソ自慢の中央を飛ばされて、

興梠に走られる展開が浦和さんとの戦いでは

もっとも苦手としているので、しっかりと中盤を

つないで攻めてくれることで、ピンチは少なかったです。

奥埜の相変わらずの読みと運動量は圧巻でした。

 

ほんで、西川君は相変わらずボールを受けても何もできず、

ボールロストは何回しただろうか?

この選手のボールロストで何度も怖い思いをさせられます。

攻撃面でも、これで何も出来ないといつ出来るの?

と思った32分のプレーです。

藤田がフリーの西川へパス。

西川の前には広大なスペースが。

逆サイドにはどフリーでキヨも走っています。

なのに、何も出来ず。。。。。。。

解説の水沼さんに同情される始末。。。。。

一度、レンタルでJ2辺りで武者修行したらどうだろう?

守備面でも何度もポジションを留守にしてハラハラ。

絶対にロティーナなら使われませんね。

とにかく、後半に期待して見ていました。

 

後半になるとようやくセレッソにとってこの試合が始まります。

前半はシュート1本?記憶にないです。

後半から西川、キヨに代えて中島、山田が入ります。

キヨはロティーナからの変化に戸惑いながらのプレーが

続いて、昨シーズンの輝きを取り戻せないままです。

そこに連戦の疲れも加わっていたので止む無しです。

この交代で後半はこの交代で全く違ったゲームになります。

 

50分 奥埜のノールックのスルーパスに嘉人のミドルも枠外。

 

完全に中島、山田コンビの躍動が攻撃を活性化させます。

 

58分 藤田のロングスローから陸のミドルは相手DFに当たり、

   VARの長い判定へ。その前にもセレッソ側の

   エリア内での丸にハンドの疑いで長いVAR判定へ。

   どちらも聖人君子なフットボールファンには納得の行く

   結果なのでしょうが、私みたいに誤審より

   フットボールのスピード感が失われる方が

   嫌いな人にはシラケるなーっという感じです。

 

 

64分 中盤のボール奪取から奥埜、中島とつないで

   豊川のミドルシュートも西川のファインセーブ。

   本当に持っていないですねー。

   最近、シュートは良くても入らないです。

   ただ、このボール奪取時の奥埜の追い込み方、

   その後のつなぎに入る一連の動きは秀逸です。

   中盤の勝負になると本当に光ります。

   福岡、徳島みたく中盤飛ばされると長所消されますが。

 

65分 そのCKからこぼれ球を丸がシュートすると

   相手DFに当たり、ボールは変な回転でゴールへ向かい

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

後半からの勢いそのままに先制します。

 

71分 FKから距離はありましたが中島が

   思い切って狙うもGKキャッチ。

 

76分 カウンターから中島、山田とつないで

   最後は嘉人のクロスに中島がボレーで狙うも

   やや後ろに体重が掛かり枠外となりましたが、

   この中央をパス交換で駆け上がる2人は

   このゲームのハイライトです。

 

90分 加藤が左で仕掛けてクロスに山田が受けようと

   したがクリアされる。そのクリアボールを

   この時間で相変わらずの走力で詰めた奥埜のミドルも枠外。

   うーん、クルピで守り切ると言うのは有り得ないのですね。

   追加点を取って勝つか、同点弾を喰らうかの賭けです。

 

95分 中盤でボールを奪ってからの山田のスルーパス

   加藤が抜け出すもGKキャッチ。

   こういうの外すとめっちゃ怖いんです。

   「あの時決めていれば。。。」フットボールのお約束です・

 

しかし、相変わらず試合を締めずに攻め続けるも、

何とか守り切って4試合ぶりの勝利です。

 

この勝利を呼び込んだのは間違いなく中島&山田です。

この二人のプレーが空気を一変させました。

ある意味、戦術より個を生かすクルピらしく、

両選手の個が明らかに伸びて勝ち点を獲得です。

まだまだ二人とも荒削りですが成長は明らかに見られます。

これがクルピにあってロティーナにないものだとは思います。

 

これで少し間隔が空くので、ケガ人の復帰、助っ人陣の合流と

再び、チーム作りが始まります。

その競争に中島、山田が割って入るようだと面白いですね。

だけど、シーズン中でもジェットコースターみたいな展開が

続くのに数年間通して安定して上位になんてなれるの?

そんな個が輝き続けることが求められるシーズンはまだまだ続きます。