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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第6節】vs湘南ベルマーレ~またもや豪雨の一戦は貴重なドロー。

セレッソ大阪 vs 湘南ベルマーレ

3月21日(日)15:00K.O. at レモンガススタジアム平塚

 

レモンガスって何・・・?

 

①スタメン

とりあえず7連戦最終戦

ここまで来たら同じスタメンで挑みます。

 

②結果

  セレッソ大阪 0 ー 0 湘南ベルマーレ

 

③試合経過

いやいや、また横浜戦を思い出すような暴風雨。

今回は風が前より強風で酷い状況。

セレッソは風下側で攻撃は完全にアゲインスト。

スタートからボールを持たせる展開はいつも通りだが、

今日は10分経過しても全くギアが上がりません。

風の影響もあってか前半は守り切る予定?

とにかく湘南の出足が良すぎる。

かなりのインテンシティを見せる入りにタジタジ。

特にセレッソの攻撃のストロングポイントであり、

守のウィークポイントである右サイドの

スペースを大橋が徹底的に突いてきます。

前に速い時は右なのですが、

更に一度遅らせられると、

次はすぐに左の岡本へ逆サイドへのパス。

この左右に面白いように揺さぶられて、

セレッソのラインは下がるしかなくなります。

 

この左右の揺さぶりに左右のスライドが鈍いセレッソ

全く付いていけない状態。

ただ、相手のフィニッシュがイマイチで助かりました。

強力な助っ人がいたら、3点くらい決められていました。

もちろん、セレッソも中央の堅さだけはここ数年で

培ったものがあり、更にジンヒョンのセーブも挟みつつ

何とかこらえます。しかもゴールを奪われたシーンは

ハンドで事なきを得ます。攻撃側のハンドに意図は関係ないので

当たった時点でハンド。別にVARするほどでもないとは思いますが、

とりあえず判定通りノーゴール。

 

セレッソ側は攻撃でも全くパスミスの連続で前に進めません。

特に頼みのキヨがパスミスが多くて、疲れてるなーという感じ。

こういう出足の良いチームの出鼻を挫くスーパーなパスが

ことごとくカットされてテンポが上がりません。

 

とは言いつつ、さすがに湘南さんも落ちてきた35分くらいから

何とか多少なりともボールを保持できるように。

そんな中、

37分 丸のロングフィードを相手DFがやや目測誤り、

   ボールは豊川の前に、豊川のシュートはポストに嫌われます。

   もうここまで来ると呪われていますね。

 

後半に入って、湘南がリセットしてまた出足が良い。

早々のピンチはジンヒョンのファインセーブで事なきをえます。

 

しかし、後半は風がフォロー側なので、

少しづつ前に進めるようにはなりました。

しかも、後半開始からセレッソは珍しく動いています。

嘉人と豊川を外して加藤と高木。

高木は左SHに入ってキヨがトップ下の4-2-3-1です。

ただ、この辺から雨、風が半端ないほど強くて、

正直、システムや戦術が余り意味を持たない、

ボールを追い掛けて走るという単純なゲームになりつつ。

 

54分にも完全にスルーパスを通されて、

ジンヒョンのファインセーブから、

こぼれ球を正面からシュートされるものの

リアル石崎君の西尾のシュートブロックも飛び出し、

決定的なピンチを切り抜けます。

敵ながら、こんだけ決定機外したら後で痛い目遭うんじゃ?

と心配になるほどの決定機逸です。

 

55分 丸と高木で左を崩して、高木のクロスのクリアボールを

   陸がボレーで狙うもわずかに外れる。陸らしいボレーですね。

 

66分 今度は右サイドを坂元と陸で崩して、陸のクロスに

   クリアされるがそのボールを高木が突いて、

   ミラーのように丸のミドルシュートもGKキャッチ。

 

セレッソらしい、常に左右のサイドバックが同時に

高い位置でプレーする攻撃を繰り出しています。

 

79分 奥埜の優しく上げたボールに加藤のバックヘッドも枠外。

 

試合はこのままドローで終了。

内容が悪い中での貴重な勝ち点1です。

 

④雑感

いやー、この雨、風は本当に酷いものでした。

こんな環境の中、プレーしている選手たちにまずは感謝です。

今日は内容が非常に悪く厳しいゲームでしたので、

勝ち点1を取れたのは非常に貴重であったと思います。

その厳しいゲームとしたのが両チームの選手の

コンディションにあったように思います。

セレッソは7連戦の最終戦で1試合を除き、

すべて固定メンバーで戦っていたので、

ここに来て疲れが出てしまった感じです。

その最たる例が試合終盤で原川がハムストリングを

痛めたシーンです。かなり疲労が溜まっていそうです。

幸いにもここからしばらく休みがあるので、

その間にしっかりと治してもらいたいです。

本人は代表に選ばれていたので、非常に残念だと思いますが、

まずはコンディションを整えてもらいたいところです。

とにかく他の選手も全体に重たい感じがしていた上で、

まともにフットボールが出来ない天候の中だったので、

スコアレスドローは上出来です。

ただ、あれだけ湘南さんが決定機逸していたので、

ポロっとセットプレーとかで点が入ったりすることが

結構あるものなのですが、今回はそれは贅沢な望みでした。

 

まあ、7連戦の最後は息切れしてしまいましたが、

これでしばらくゆっくりと休養が取れます。

4勝2敗1分けは上出来ですね。

と言いながら、嘉人のブーストが実は切れていて、

決定機が集まる豊川は極度のゴール欠乏症。

特に嘉人の年齢で週2試合はキツイでしょうね。

本人は絶対にそんなこと言わないでしょうけど。

再開後に得点の取り方を再度、構築しないといけませんね。

そのキーになる坂元が代表で行ってしまうのが苦しいですが、

この2週間を有意義に使ってもらいたいです。

個人的には4-2-3-1でいいんじゃないかと。

やっぱり、セレッソの攻撃のカギはキヨ&坂元。

この2人が最も得点のニオイがするので、

もっとゴールに絡む位置で使いたいなと思いました。

 

さあ、どちらにしても私は代表戦に全く興味がないので

2週間退屈やなーと思う今日この頃です。

でも、疲労していたセレッソもこの休養は貴重ですし、

コンディションを崩していたレッズもこの休養は貴重です。

どちらも上手く調整して、2週間後に期待したいです。

 

特にレッズは白組に3年前のリベンジです。

正直、当たりたかった相手なので、ベスト8の戦い楽しみです。

絶対にリベンジを果たしてベスト4へ進出したいですね。

この最悪なシーズン、最後に奇跡を起こしましょう!