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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第28節】vsサンフレッチェ広島~選手たちが可哀想としか言えない。

セレッソ大阪 vs サンフレッチェ広島

11月21日(土) 16:00 K.O at ヤンマースタジアム長居

 

<試合結果>

 セレッソ大阪 0 - 1 サンフレッチェ広島

  24分 L・ペレイラ(広島)

 

 

今日は試合経過をやる気になれません。

先日、漏れ聞こえた「ロティーナ退任」。

ティーナは長期で指揮を取らないタイプの監督さんなので、

ティーナの意向もあるのかと前回は遠慮気味でしたが、

記事を読む限り、フロント意向での退任にほぼ決まり。

フロントの判断にて、

「悲願の優勝には、もう1ランク上の攻撃力が必要と判断」

らしいです。

あかん、このアホフロントは。。。。。

挙句の果てにクルピの名前まで。。。。。

フロントからするとクルピ時代が成功体験なのでしょうね。

この過去の栄光から逃れられない現実。

これがセレッソというクラブの現実だと思います。

梶さんが戻った辺りでもすでに兆候はあった訳です。

そう考えると、補強選手がロティーナの意向に合っていたのかも

疑問が持たれる訳で、

今、覚えば、攻撃的な選手ばかり補強していましたよね。

しかし、それに反してロティーナは戦術理解度が低い、

もしくは動けない選手は一切起用しない方針であり、

ここもフロントと溝が出来ていたのではないでしょうか?

その代表格が柿谷、西川の両名。

彼らのポジションに奥埜を使うロティーナ。

ある意味、欲しい選手を獲得しないフロントへの

無言の圧力にも感じます。

ティーナが欲している選手は彼らではないと。

昨日の試合を観ていても奥埜がいる状態といない状態では

全く別のチームです。

奥埜がスペースを見つけるとそこへ現れて、

ボールを受けてはすぐにはたく、

相手はたまらず奥埜に何度もファールを犯す。

正しくロティーナの申し子。

奥埜に対して当ブログで何度も使った言葉です。

そう考えると、ロティーナの求めるFWは

柿谷と西川ではないのです。

しかし、フロントの求めるFWは柿谷と西川なのです。

ここが実は決定的な溝だったのだと思います。

そう考えるとフットボール界の時間は流れているが、

セレッソのフロントだけ時計が止まっているのでしょう。

ちなみに、名古屋さんもガンバさんも一時期は

攻撃的なチームを目指して失敗したクラブです。

しかし、両チームともフットボール界の時間の流れを理解し、

何度か犯した失敗を糧にして今のチームを作り上げています。

ガンバさんの遠藤選手の放出は敵ながら信念を感じました。

柿谷に拘るセレッソとの差はとてつもなく大きな差です。

そんなセレッソもこの両クラブと遜色のないチーム作りを

ここまでは出来てたと思います。

それはユンさんやロティーナと言う、フロントの意向が何であっても、

全くブレない信念がある監督さんのおかげだったと思います。

それがここでちゃぶ台を返すセレッソに言葉を失います。

クルピ、名波。。。。降格候補筆頭に名乗りですね。

 

選手達も試合に集中できる訳もないでしょうね。

広島戦はそんな選手たちの集中力が完全に欠如。

前半は広島の練習台と化してしまいました。

後半になってL・ペレイラの愚行で広島さんが

一人少ない状態になってからは攻撃一辺倒となりましたが、

結局、同点弾は奪えないまま。

そら、ロティーナの難しい規律の下でプレーしてきて、

ようやく体で習得したのに、「もう終わり」と言われた訳ですから。

選手たちは迷いが局面で生まれるのが当たり前であり、

選手たち誰も責めることが出来ません。

責められるべきは、時計の針が止まったままのフロント陣です。

 

ティーナ続投であれば、残り試合は来シーズンの優勝へ向けて、

色々試しながら、2位を目指す大事な戦いであったと思っていました。

故に、例え負けても来シーズンのために収穫があれば、

それはそれで楽しく観れる予定でした。

それが無いとなった時点で、我々は何を楽しみに観れば良いのだろう?

当ブログも今シーズン終了するかもしれません。

だって、来シーズンにはゼロからスタートする訳なので、

何も楽しみがありません。

せめて、ユンさんからロティーナへと引き継いだバトンを

同じ方向性で継続できる監督ならば、ギリで期待できます。

それは名波、クルピ、ファン・ソンホではないと思います。