8月30日(日)18:00K.O. at ニッパツ三ツ沢球戯場
①スタメン
代わりにTOPに高木。川崎戦で苦しんだ布陣です。
とは言え、ボランチ2人がフル出場はシーズンを考えると厳しいので、
ミネイロが使えないとわかった限り、オプションは必要です。
また、丸はとうとうスタメンから外れました。
ここ数試合は見ているのが辛かったほど疲労困憊でした。
代わりは片山。まずは強固な守備からお願いします。
②結果
14分 清武(セレッソ大阪)
58分 ブルーノ・メンデス(セレッソ大阪)
86分 松尾(横浜)
③試合展開
この試合もしっかりとペースを握って試合に入ります。
ペースとは完全なるスローペース。
そうやってペースを握ると、早い時間に先取点。
この辺も最近、安定して早い時間に先制出来ていますね。
藤田の見事な縦パスに高木がヒールでフリック。
そのボールを受けたキヨがキックフェイントで相手DFを
転ばせておいて、GKを上手く外したシュートで
ゴーーーーーール!!!!!!!
ここ3人の位置関係。
メンデスが右サイドに流れて、そのスペースに高木。
そして高木がズレたスペースにキヨ。
3人の連携が見事、藤田のパスも秀逸。
そして仕上げはキヨの至極の技。
これでますますペースを握った試合展開。
でも、川崎戦の教訓も忘れずに。
37分には片山のサイドチェンジから陸の落としに
坂元のシュートも相手DFのブロック。
43分には藤田のサイドチェンジから片山がシュートも
GKのブロックで決めきれず。
スローペースから一気のサイドチェンジ。
これで一気に主導権を握っていました。
1-0リードのまま後半に入ります。
後半から高木outで木本IN。
奥埜はTOPへ入ります。
ボランチのオプション構築。
今のセレッソの課題です。
後半早々から奥埜がTOPに入ったので、
効果的なハイプレスで何度かチャンスを奪いつつ
迎えた56分。
ハーフライン先の左サイドでボールを受けたキヨが
ゴール前までドリブルで運びます。
ゴール前で潰されるもそのこぼれ球を奥埜が
冷静にフリーのメンデスへ。メンデスは狙いすまして
ゴーーーーーール!!!!!!!
狙い通りの2点目です。
展開、内容含めて完璧な展開です。
楽勝かと思いきや、75分頃のセレッソ、横浜の選手交代で
一気に形勢逆転されます。
怒涛の攻撃を受け続け、85分についに壁を破られます。
その後も猛反撃を受け続けましたが、何とか耐えて、
楽勝ムードから一転、薄氷の勝利となりました。
5人交代は怖いですね。
ただセレッソ側から言うと、都倉と孝司の同時起用は
勘弁してもらいたいです。
せめて一人は気の利く選手がいないとダメです。
FWなので1人くらい我の強い選手も良いですが、
さすがに2人も並ぶと戦術が台無しです。
ほんでそこに西川はもっと最悪です。
そこはセレッソ側にも責任ありです。
④雑感
この試合は言うまでもなくMOMはキヨです。
そのキヨの本来の能力全開のキッカケは丸不在かと。
普段は攻撃力を有する丸と連携して左サイドを崩す意識が
強いですが、この試合は不在となりました。
キヨは元々カットインの傾向は強かったのですが、
丸の不在で迷いなくバイタルへ切り込んでいました。
1点目のポジションを取れたのは、そんな迷いが
なかったからではないでしょうか?
2点目も迷いなく一直線で入ってきました。
試合後のインタビューでキヨは
「他に選択肢がなかったので・・・」と
謙遜の意味で発言していましたが、
ある意味、的を得ています。
丸がいないことで直線的にゴールへ向かう
意識が芽生えていたのだと思います。
実際に片山がキヨと絡んでというパターンは少なく、
やはりリスク回避を優先していました。
そんなキヨに他の選択肢を与えなかったこと。
これが結果としてキヨの能力を十分に生かせたのではと
思います。
これこそ”8”を纏っていた頃のキヨです。
なんか復帰以来、ケガに悩まされている影響で、
本来の力を100%発揮出来ていなくて、
なんかモヤモヤしていましたが、キヨが完全復活です。
これからのキヨは楽しみです。
とにかくケガ無くシーズンを終えて欲しいところです。
後、余談ですが横浜の観戦者はどうなんだろ。
ジンヒョンは少なくともルール通りで問題ないですし、
百歩譲って起こった瞬間はブーイングもわかりますが、
試合後の行動は最悪です。観戦する価値がない人達です。
あえて観戦者と呼んでいるのは、時間が必要な時に
余計な時間を費やしてクラブに迷惑を掛けていたので、
少なくともサポータではありません。
サポータはチームの力になる人達のことを指します。
故に彼らはただの迷惑な観戦者です。
横浜としてのクラブの対応を考えてもらいたいものです。
さて、ルヴァンはどうするのかな?
なんせ9連戦。
これを固定メンバーで行くのはちょっとキツイでしょ。
リーグ戦を狙うなら、レッズみたくカップ戦は捨てるのもありです。
その代わりに絶対にリーグ戦を取らないといけませんが。
川崎も少し足踏みしましたが、さすがの回復力。
完全に足踏みを払拭しました。
そうなると追い掛ける身としては、1つも落とせません。
ちょっと失点が続いているので、まずは堅守を取り戻して
もらいたいところです。