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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第8節】vs湘南ベルマーレ~リスクとのバランスの狭間に。

セレッソ大阪 vs 湘南ベルマーレ

8月1日(土)19:00K.O. at:BMWスタジアム平塚

 

①スタメン

TOPは鈴木孝司と奥埜の組み合わせ。

CBはヨニッチと瀬古の組み合わせ。

後はいつものメンバーです。

 

②結果

セレッソ大阪 1 - 0 湘南ベルマーレ

  72分 清武 (セレッソ大阪

 

③試合雑感

1週間空いてのゲームなので期待感を持って入りましたが、

いやいや、いつもに増してスローペースのパス回り。

ポゼッションしているものの攻撃の形すら見えません。

もちろん、湘南はプレスからのカウンター虎視眈々の展開。

セレッソのサイドも3バックの裏を狙うのかと思いきや、

むしろ相手SBの攻撃力を警戒。

確か昨シーズンは5枚横一線に一気に押し寄せるカウンターに

タジタジにさせられた記憶があります。

なんか、無駄にボールを回しているだけで

縦パスがほとんど入りません。

そうこうしているうちにセレッソのパス回しに慣れて来た

湘南がセレッソのビルドアップにハイプレスで襲い掛かります。

20分過ぎに2度ほどピンチを迎えるものの相手側のシュートの

精度の悪さに救われます。

 

セレッソのチャンスは29分くらいですかね?

サバトの珍しいオーバーラップからのクロスに

孝司のヘッドも枠外。

そう言えば、ボランチが追い越す動きって、

めっちゃ稀ですよね。

やはり、たまにこういった動きを加えないと。。。

リスクは高くなりますが。

35分にも藤田のパスを中央で受けた坂元が

ドリブルで運んでシュートも枠外。

このスローなパス回しで坂元は唯一の期待となっていました。

 

なんか前節と同じく、後半からペースアップして来ます。

ペースアップというかリスクを負って攻めるというか、

前節はこのリスクがそのままダメージを喰らいましたが。。。

50分には陸が高い位置でボールを奪って、

奥埜が中央の藤田へ優しいパス。

藤田のミドルも枠を捉えず。

67分にも自陣で奪ったボールをあれよあれよと運びます。

最後はサイドの丸へボールが出て、丸の狙いすましたクロスも

奥埜のヘッドは力なくGKキャッチ。

いやー、後半からリスク負って攻撃に出て点が取れないと、

前節のフラッシュバックが頭によぎり出します。

しかし、

71分 ヨニッチの裏へ浮かせたボールに陸が走りこみます。

   陸が走りこむ辺りがリスクを負って攻めている感じ。

   その陸のパスを受けた坂元が奥埜との大きなワンツーで

   抜け出したところを倒されてPK獲得。

   そのPKをキヨが冷静に沈めて

ゴーーーーーール!!!!!!

 

いやー苦しみながらの先制点です。

この時、豊川のランが上手くスペースを作り出してくれました。

得点を取るのは大変だけど、守るのはセレッソ

このまま守り切って3戦ぶりの勝利です。

 

④最後に

リスクをどこまで負って戦うのか難しいですね。

ベースのボールポゼッションであれば、

相手にボールを奪われてもすぐに4-4ラインでの

守備に入る陣形を崩していないので、

多少のカウンターだと簡単には得点を奪われません。

しかし、それだとそう簡単には得点は取れません。

そこで、4-4の陣形を崩してリスクを負えば

得点を奪える可能性は高まるものの、

前節の鳥栖戦みたく、カウンターで失点する確率が増えます。

このバランスが非常に難しいですよね。

ボランチが絶対的なポジションをキープすることが

セレッソの基本中の基本です。

その中で29分のプレーがとにかく印象的で

守備のリスクを考えると御法度なプレーかも?

でも、このプレーを入れないと苦しいですよね。

そんなバリエーションも増やしたいなと思いました。

 

さて、次節は正反対に攻められっぱなしになるだろう川崎戦。

今日の試合で被シュート3本が示すように、堅守セレッソは健在。

得意の堅守で耐えて耐えて一発沈めたいです。

今のセレッソにとってこちらの方が戦いやすいのかもしれません。

加えて相性の良さで上手く連勝と行きたいところです。

そしてリーグを盛り上げるために川崎を止めないと!

あ!間のカップ戦はメンデスとミネイロの試運転で

よろしくお願いします。