7月22日 19:30K.O. at ヤンマースタジアム長居
①スタメン
CBが瀬古⇒木本以外は不動のスタメンです。
②結果
③試合雑感
フットボールが他の競技と違う点を問われると
・攻守がカオス
・ルールが曖昧
の2点を私は挙げます。
そのうちの「攻守がカオス」を覆すような、
頭にアメリカンを付けたくなるような
攻守がハッキリとした試合になりました。
昨今、クロップとかいう監督が、攻守のカオスを
最大限に利用して、更なるカオスを生み出す戦術が
世界を席巻している時代に、
こんな試合が展開されるとは正直、驚きです。
それより、驚きは神戸相手にポゼッションを互角に戦えた点です。
昨シーズンのイメージだとポゼッションの神戸に対して、
ひたすら耐え忍んでカウンター1発で勝負すると思っていましたが、
意外にもセレッソもポゼッションを取って攻める姿が
神戸と交互に展開されることになろうとは。。。。。
よほどロティーナの戦術が浸透した証拠です。
神戸相手に出来るとは思いもしませんでした。
試合開始早々はイニエスタ&サンペールのテクニックと
古橋のスピードにピンチを迎えますが、
そこを耐え忍ぶと、次第に古橋&イニエスタにも慣れて来て、
次第にブロックを作って侵入を防ぎます。
そうなると神戸のお株を奪うかのようなポゼッション。
そんな中から2つほど決定機を迎えるも
GK飯倉がとんでもない反応でファインセーブ。
決めきれません。
それでも後半になると神戸の助っ人達の運動量低下と共に
セレッソがペースを掴み出します。
ただ、時折喰らうカウンターは怖いけどもペースはセレッソ。
そんな中、この試合最大の決定機はキヨのホームランで
万事休すです。まあ足に乳酸溜りまくりだと思うので、
仕方ありませんね。
ただ決定機3発を外したので0-0の結果は良しとしなければ。
そんなゲームの中盤で圧倒的な存在感で君臨したデサバト。
藤田、奥埜との3角形はセレッソの生命線です。
イニエスタ、サンペール、古橋の左の攻撃が
神戸の最も得意とする形だと思いますが、
後半はデサバトを嫌って、囮として左で引き付けて、
右の西で勝負するしかないという状況になりました。
まあ、相手も作戦を変えても攻撃が成立する強さはありましたが、
少なくとも神戸得意の形を封じ込めることが出来ました。
相手も作戦を変えるしかない状況へ追い込んだ立役者です。
1:1の強さ読みの良さを生かしたポジショニング。
とにかくこの試合での存在感は圧倒的でした。
さてさて、次は3連戦最後。
レギュラー組で多くの時間を戦った弊害が出るゲームです。
真夏の3連戦は控えの層が薄いセレッソには過酷です。
夏の疲れが出るころから投入だと思うのですが、
コロナの影響で計算外となっています。
すいません。今日はレッズの優勝セレモニーを
何度も再生中なのでこの辺で(笑)