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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第4節】vs名古屋グランパス~過密日程の戦い方と選手層。

セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス

 7月12日 19:00K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

①試合結果

 セレッソ大阪 0 - 2 名古屋グランパス

  38分 オウンゴール(名古屋)

  51分 阿部(名古屋)

 

②試合雑感

このゲームから観客が入りました。

入ったと言っても声出し等の応援が出来ないので、

いつもの雰囲気とは違います。

まあ、感染者数が中断当時より多いのに、

観客OKとは偉い方々の理論はよくわかりませんが。。。。

 

スタメンは都倉⇒メンデス、瀬古⇒木本です。

 

さて、このゲームは

名古屋のハイプレスvsセレッソのポゼッションとなりました。

セレッソは相手によって色々変わるので構図確認は大事です。

 

10分くらいは相手のハイプレスを掻い潜り面白いように

パスがつながりましたが、次第に名古屋のハイプレスが

セレッソのパス回しを上回り出します。

相馬、マテウスのサイドのプレスを逃げて中央に集めたところを

シミッチに狙い撃ちされ始めると次第に名古屋のペースに。

ボールを奪われると一気に相馬、マテウスを走らせる展開に

セレッソ守備陣が付いていけません。

セレッソがブロックを作る前に攻撃を徹底されると、

そんな嫌な時間からセットプレーから失点します。

いつもなら耐えていた時間帯にとうとう失点しました。

全体的に名古屋の速攻に疲弊していた感じは否めません。

 

で、前半終了。

スタッツを見るとセレッソのキーマンの藤田の走行距離が

いつもより明らかに少ない。疲れている。。。。

逆に前節休養十分の相馬とシミッチの運動量がやっぱり凄い。

元気な名古屋と疲労困憊のセレッソ

この差が試合展開にも明白に表れています。

 

で、後半開始から相変わらず重め残りのメンデスをあきらめ豊川へ、

その5分後には藤田、奥埜に代わって、ミネイロ、都倉。

ハイプレスを掻い潜れないのでターゲットマンを。

疲労困憊の藤田に代えて前節酷い出来のミネイロ投入です。

先制されてからの試合は初めてだったので、ある意味後半の

戦いが楽しみでした。

が、そんな楽しみも早々に砕け散りました。

その要因は、やっぱり前節の私の見立ては間違っておらず、

試合に入れていないミネイロのミスからです。

ミネイロのその位置でそのトラップミスするー?っていうミスから

ボールを奪われて阿部に決められて勝負ありです。

またボール奪われてからの、チンタラぶりが酷かった。。。。

問題はこのフィットしてない選手を使わざるをえないベンチ事情です。

梅雨の時期のこの連戦は非常に過酷です。

しかも水分補給も十分ではなく、3~5月の休養で

コンディションつくり自体が大変な状態でのスタートです。

そんな状況でロティーナの求める戦術は体力の消耗が激しく、

さすがに3試合連続で同じコンディションは無理です。

そこへ前節、休養たっぷりの選手でハイプレスを仕掛けられて

完全に推進力を失ってしまいました。

ボランチは言い続けているように替えの利かない選手2名。

ここが非常に苦しいところです。控えとの差が激しいです。

とりあえず、次節は1週間空くので、

もう一度リセット出来ると思いますが、

夏の連戦はまだまだ続きます。

過密日程の中での奥埜、デサバト、藤田の三角形。

ここのコンディションキープと代わりの台頭が重要です。

さて、ロティーナはどんな知恵を授けてくれますかね。

ティーナ曰く「日々成長しないと勝てないリーグ」ですからね。

 

まあ、この試合はセレッソの弱点を徹底的について来た

マッシモ采配に一杯食わされた感じもしています。

名古屋も風間さんの亡霊から抜け出せそうな雰囲気ですね。

粘り強い守備も久しぶりに見せられて恐れ入りました。