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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第28節】vs鹿島アントラーズ~ゴールってどうやって入れるんでしたっけ?

セレッソ大阪 vs 鹿島アントラーズ

10月6日(日)15:00 at ヤンマースタジアム長居

 

今週末は大事な試合だと言うのに

家族サービスのために時間がほとんどなく超短縮バージョンで。

(この後はレッズの試合を連続観戦で時間がありません)

 

で、一言で言うとタイトル通り、

「一体、どうやったらゴールってはいるのだろう?」

という展開の前半。

全く攻撃をさせてもらえなかった後半。

ポイントは大きくこの2つに分かれるのかなと思います。

 

前半は先制されたものの完全にゲームを支配して

決定機を何度も作り出しました。

特に柿谷の1:1はダメージが大きかった。

その後のレッズでマネが同じようなシーンでアッサリと

決めてしまうシーンを見て大きな違いだなと。

その後も、あと数cmのシーンを何度も作り出していました。

私は基本的に「決定力不足」という言葉は嫌いなので、

決まらないならそれも仕方ありません。

そしてそこを防ぐ力が赤鹿さんの強さな訳ですから。

 

それより、大きな課題は後半だと思います。

前半のような決定機を作り出し続けていれば、

オウンゴールもリフレクトでもいつかはゴールが決まります。

それでもバーやポストに当たれば、運がなかったまで。

だけど、全く手も足も出なかった後半の展開は改善の余地があります。

右サイドが町田に完全に制圧されていたり、

中央が犬飼に完全に制圧されていたり、

全く改善されずにむしろ相手の強度がどんどん上がっていきました。

ここを変えることが出来て、後半の展開をもう一度、

ひっくり返す強さが必要ですね。

あ!そもそも先制されると勝てないので、

ここは今のセレッソの弱点なのですよね。

そう考えると、

ティーナのフットボールの長所と短所が詰め込まれていますね。

追いかける時にポジションを崩してでも、総攻撃!という、

手を打てない、打たないんですよね。

ましてやパワープレーやセットプレーのバリエーション等々、

変えることが出来ないんですよね。変化が与えられない。

普段の攻守が美しすぎるがゆえの弊害です。

だからメンタル的に追い込まれて行って手詰まりになる。

赤鹿さんは普通に強いので、その短所が浮き彫りになった訳です。

でも、どんなパターンでも強さを発揮する赤鹿さんも凄いですが。。。

そら、あれだけの完璧なポジションを普段から行っていたら、

そこを崩すのってかなりの勇気がいります。

今のポジショナルフットボールを更に極めるのか?

そういったバリエーションを持たせるのか?

強烈な個を入れて打開するのか?

色々な選択肢がありますが、

これが来シーズンに向けた、次なるSTEPです。

首位が見える状況で高い授業料を払いましたが、

これを糧に出来れば無駄にはならない、

要素がギッシリと詰まったゲームだと思います。

「決定力不足」なんて言葉で片づけるにはもったいないゲームです。

そしてその課題をクリアすることが出来れば、

本当にまだ見ぬ世界が待っていると思います。

ただ、セレッソの場合、前に進まずに何故かフロント迷走により

後ろに戻ることが多いのが悩みの種ですが。。。。orz

 まだロティーナ1年目。これくらいの課題があるのが当然です。

 フロントは別としてサポータはしっかりと前を向いて進みましょう!