早朝からまた叫んでしまいました。
スパーズ戦は、とうとう悲願のPL優勝から脱落してしまうのかと言う、
崖っぷちからの夢をつなぐ決勝点。
あのシティ戦でジェラ様の円陣と涙を思い出すような感情になりました。
すでに自力優勝はありませんが、最後まで奇跡を信じて勝ち続けましょう。
ただ、こういった劇的なゲームの後の取りこぼしがお約束のレッズ。
今シーズンは大丈夫ですよね!頼みますよ。
セインツ戦とセットで勝たないと安心出来ません。
試合自体はお互い今の旬でもあるハイライン・ハイプレスと
高速のトランジッションを武器とするチーム。
面白い展開が期待されるゲームです。
しかし、意外にもレッズが主導権を握る展開。
ファンダイクがケインに仕事をさせません。
そしてロボのピンポイントクロスからボビーのヘッドで先制。
この後も左右から面白いボールがどんどん供給されるも
マネのシュートを始め、微妙に枠を捉えません。
そんな中、後半に入るとベンチ外のポチェッティーノが
修正を加えて来ます。
ファンダイクとまともにやってもダメなので
ケインがサイドに流れ出し、その少し空いたトップ下の
スペースにエリクセンが入ってきます。
これで完全にエリクセンへのマークがルーズになってしまい、
前半と打って変わって完全なるスパーズペース。
ピンチが続き、とうとうモウラにゴールを奪われます。
これで涙目のKOPにさらなる悲劇が!
カウンターでシソコとソンフンミンが抜けだして
ファンダイクと2:1に。
KOPの誰もが優勝が霞かけたその瞬間、
ファンダイクがとんでもない守備を披露します。
ソンフンミンへのパスコースを消しながらシソコをマーク。
そして最後にシソコに利き足と逆でシュートを打たせて枠外へ。
とんでもない技術の守備に絶句しました。
DF史上最高の移籍金も今やバーゲンセールに思えます。
とんでもない選手を獲得できたものだ。
コウチーニョ、背中を痛めてくれてありがとう!
え?移籍金はコウチーニョ>ファンダイク???
今や冗談にしか聞こえません。
そして、このファンダイクの守備は最後に最高のドラマへとつながります。
時計は90分を回っていたでしょうか?
セットプレーのこぼれ球からロボ経由でTAAが上げたボールは
フリーのサラーへ。
サラーのヘッドはロリスの手を弾き、トビーに当たり、
ころころとゴールへ吸い込まれます。
そうKOPの魂が引き寄せたかのようなゴール!
久しぶりにKOPが揺れます。
涙を流して抱き合って喜ぶ姿も見えます。
これがKOPが抱き続けている夢「PL制覇」。
自力優勝はありませんが、信じ続けるしかありません。
可能性がなくなるまで応援し続けたいです。
それにしてもレッズサポは前にも書いたけど、
絶対にやめられない麻薬みたいなものです。
そしてこれこそ「This is Anfield.」
Y.N.W.A.