セレッソ大阪 vs V・ファーレン長崎
8月19日 18:00 K.O. トランスコスモススタジアム長崎
①スタメン
固定スタメンです。
②結果
セレッソ大阪 2 - 0 Vファーレン長崎
3分 丸橋(C大阪)
89分 ヨニッチ(C大阪)
③試合展開
試合開始早々動きます。
3分 ソウザのCKからニアで合わせたのはなんと丸。
ゴーーーーール!!!!!
早々に先取点を取ったこともあり、比較的ゆっくりゲームを
進めようとしますが、相手のプレスに苦しむ展開に。
完全に押し込まれてしまいます。
30分過ぎにようやく相手がさすがにプレス疲れで運動量が
落ちたところでやや押し戻す。
37分 ソウザが右に展開。陸のクロスにキヨが合わせるも
バーの上。フリーになったけど高さがないから仕方なし。
44分 キヨのクロスに高木が抜け出して合わせるも枠外。
あれ合わせるの難しいよね。決めたらファインゴールやけど。
46分 蛍がボールを持ったまま抜け出してミドルシュートも枠外。
蛍にはあのプレーをもっと望みます。
ソウザはかなり警戒されているので、時々、蛍が
攻めあがることでマークが分散するので。
何とか前半は1-0のリードで折り返します。
後半に入って、守備を重視。
攻撃はカウンターに重点を置きます。
48分 蛍の見事なインターセプトからパスを受けた健勇が
持ち上がりながらシュートもGKに防がれる。
62分 得意のセットプレーからこぼれ球をソウザが再度クロス。
木本がフリーでヘッドも枠外。
70分 木本が右サイド駆け上がりマイナスのパス。
健勇のシュートがブロックされるも
こぼれ球を高木がシュートもまたもやブロックされる。
木本やオスマルが上がると相手のマークもずれますね。
79分 途中出場の宏太のパス1本で高木が抜け出すも
またもやGKに防がれます。
87分 今度はカウンターから高木が持ち上がり、
スピードダウンで時間使うよーのフリから、
ソウザを挟んで健勇が高木とのワンツーで
抜け出してシュートもまたもやGKの左手1本。
健勇はまだスランプからは抜け出せていないか。
88分 その後のCKから丸の蹴ったファーのボールを
ヨニッチが押し込んで、
ゴーーーーール!!!!!!
これで勝負あり。
トンネルを抜け出しての連勝で、ひと安心です。
④雑感
表題に書きましたが、後半が今夏のユン監督が欲した
ベストゲームなんじゃないですか?
え?流れから得点がない?
危ないシーンもいくつかあった?
そんなにセレッソは急激に強くなっていません。
今のセレッソが出来るベストゲームがこれです。
後半限定ですが。。。。
もちろん流れから得点できるように秋に掛けて目指して欲しいです。
その代わりに徹底したセットプレーによる得点。
これ偶然でも何でもないです。完璧なる武器です。
2点とも徹底的に磨き上げた得点です。
1点目はずっとセレッソを見ている私でさえ驚いたニアに丸。
2点目も散々ニアを突いておきながら、突然のファー。
そこに磨き上げた丸&ソウザのキック。
見ている方は流れの得点の方が楽しいのは事実ですが、
これも得点に変わりありませんし、ここまで徹底的に
磨き上げた得点であれば十分な作戦です。
セットプレーは普通に楽しみです。
そして今日の2点に限らず、毎試合のように得点しています。
それくらい大きな武器。
これも戦術、ユン監督が作り上げた大きな武器です。
そして守備面でも相変わらず不用意なパスがありますが、
それ以外は十分にブロックを作って守れていました。
(まあ一番多いのは健勇でした。危うく退場になりかけてました)
前半は攻撃と守備のバランスを崩してバタバタしましたが、
後半に入って、HTでユン監督が明確に指示を送ったことで
安定感を持って守りに徹底することが出来ていました。
ここからの守備の安定感は久しぶりに
ユン監督に鍛えられた守備が戻って来ました。
正直、久しぶりに安心して見ていることが出来ました。
危険なシーンもあったかもしれませんが、
どんな試合でもピンチの2つ3つはあります。
でも、安定して守備出来ている時は相手側が
プレッシャーを常に受けているので、
得点に簡単にはつながりません。
それだけに確実にゼロで抑えることに価値があります。
今日のクリーンシートはユン監督も最も欲していた結果です。
ただ、前半から出来ていれば正真正銘のベストゲームです。
代わりに攻撃は3人でカウンターで攻め切る。
この明確さによって、ほぼ完璧な守備を見せて、
更にカウンターの切れ味も久しぶりに戻りました。
高木&健勇が決めていれば、
早い段階でもうちょい楽になれたんですけどね。
まだ、そこまでは復調してませんでした(苦笑)
だけどそういった意味からもまずは”良い守備”から。
良い守備が戻れば攻撃もそのうちに戻ってくると思います。
だからこそまずはクリーンシートが基本です。
今日の試合はそんなきっかけにしてもらいたゲームです。
これで一息付けそうですね。
苦しい連戦と酷暑も終わりが近づいています。
ここからもう一度巻き返しましょう。
それにしても丸は得点&アシストが尋常じゃないですね。
今シーズンは丸が完全に主役ですね。
今、代表に一番近いのは丸かもしれません。
と言いつつ、今日のMOMは蛍ですね。
何度もカウンターのきっかけとなるインターセプト。
そして今日はシュートも3,4本放っています。
後半、相手のチャンスに何度も攻撃を遅らせた蛍の活躍こそ、
安定した守備を取り戻した要因の一つですね。