Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第9節】 大阪ダービー~ダービーに掛ける情熱の違い。

セレッソ大阪 vs ガンバ大阪 4/21(土)

15:00 K.O. at パナソニックスタジアム吹田

 

①スタメン

木本がまたもや負傷。やっと守備が安定して来ていたのに痛い!

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②試合結果

セレッソ大阪 0 - 1 ガンバ大阪

 41分 ファン・ウィージョ(ガンバ大阪

 

③試合経過

今日はお休み。

この後、レッズの取りこぼしが続いて、喪失感で元気出ません。

 

④雑感

正直、ここまで状態はあまり良くありませんでした。

それでも前節の東京戦みたいに粘り強さで勝利を重ねてきました。

しかし、ダービーの情熱を前面に出して挑んできた

ガンバ相手にはいわゆる”誤魔化し”は通用しませんでした。

ダービーの情熱と言いましたが、スタッツでも明らかに。

前半終わっての走行距離、なんと!3kmもガンバの方が

走行距離が多いんです。『3km』もですよ!!!!

走行距離トップ10には7人もガンバの選手が。

セレッソは宏太と山村と達也です。

蛍、曜、高木はどこへ行った?陸、丸橋は?

一人はCBの達也と言うことは、実質2名。

これで勝てる訳はありません。

ユン監督のフットボールは走力がポイント。

それが走力で上回られたら勝てる要素はありません。

特に79~80分の倉田のラン観ましたか?

敵ながらあの時間にあのランを見せられては、

完敗を認めざるをえません。

拍手を送りたくなるほど、素晴らしいランでした。

あれだけの長距離をあれだけのスプリントで

しかもボールを引っ掛けるって、拍手ものです。

それでも引っかかるまで負けているセレッソ

ゆっくりボール回しをしているシーンが

このゲームをすべて象徴していたのではないでしょうか?

正直、最下位に低迷しているガンバさんは攻撃の形は

それほど確立していなかったように見えました。

ただ、先の走力で圧倒しているため、ボールを奪ってからの

とにかくスピードを持って走る。

走れば何かを起こせる!そんな勢いを感じました。

ボールをゆっくりとセットして攻めているセレッソとは

余りにも対照的でした。

セレッソはというとボールを持つと、いわゆる緩急を使って、

相手のブロックを突く攻撃を繰り出していました。

確かにこの攻撃自体は悪くはありませんでした。

だけど、何か”技術”に頼ったプレーが多くて、

確かにそういったプレーは面白いプレーなのですが、

逆に微妙にズレると、今日のガンバさんの必死なプレーの前では

無力です。いや、ガンバさんの必死のプレスが

微妙なズレを生じさせていたと言った方が正確ですね。

もっと真っすぐに早くゴールへ向かう姿勢があれば

もっと違ったものになったのではないでしょうか?

ヒール等の技術に頼ったプレーをしていると

必死に体を投げ出して止めに来るガンバさんを

むしろ助けていたように思えます。

そして仮に交わしたとしてもガンバさんの体を

投げ出す守備は何度も立ちはだかります。

相手に交わされても必死で足を出す。

間に合わないなら、体を寄せてプレッシャーを掛ける。

これによって18本のセレッソのシュートは微妙に

枠を捉えられません。

戦術の部分ではなく気持ちの部分で圧倒されていました。

健勇はさすがの強さで何度も何度も競り勝っていましたが、

そのボールを拾うのはほとんどガンバ。

競り合いに勝てなくてもセカンドボールを

拾うことも徹底されていました。

勝てない部分を気持ちと走力でカバーされていては。

そして、ここ最近の鬼プレスで活躍していた蛍が

一番、ガンバさんのプレッシャーを感じていたのではないでしょうか?

あの蛍が何度もボールロストを繰り返していて、

カウンターの餌食になっていました。

そして蛍が走行距離TOP10に出てこないとは。。。

中盤で圧倒されていたことを物語っています。

 

完璧にガンバのダービーに掛ける情熱に飲み込まれてしまいました。

セレッソにはどこか順位を考えれば楽に勝てると言う

油断がどこかにあったのではないでしょうか?

走り負けていてはダービーで勝てる訳がありません。

そもそも今シーズンは調子悪くてもガンバさんの方が格上。

それを格上の方が必死に来ていたら、そりゃ格下は勝てません。

もう一度、自分達の立ち位置と自分達の持ち味は何か?

見つめ直す良いきっかけになったゲームです。

やっぱり、最低でも相手より走らないと!

 

休む間もなくミッドウィークには仙台戦です。

まずはしっかりと休んでまた一からやりましょう。

ユン監督のフットボールにおいて走り負ける=敗戦です。

 

 その後、レッズがまたもや最下位にポイントを落とす

お約束が発生してしまい。すっかり落ち込んだ週末です。