今シーズンはキヨのシーズンになるんじゃないかと言う
私の期待は早くも打ち砕かれました。
まさかの全治6週間の負傷。
完全にスぺ体質になってしまいましたね。
キヨの活躍を確信したのは昨年のキヨが入った時の
バランスの悪さをユン監督がしっかりと修正してきた点です。
それは昨年のキヨについて取り上げた時に言っていたのですが、
キヨはどうしても中央に入りたがる傾向があり、
丸がしょっちゅう孤立するという事態がありました。
そのため攻撃時は大幅なプラスがあるが、
守備時には大幅なマイナスとなっており、
バランスが悪いなーっと思っていました。
川崎と戦う時みたいに「守備中心」と割り切ると良いですが、
引いてカウンターを狙われると諸刃の件でした。
徹底的に狙われていましたからね。
それが今年はユン監督がしっかりとキャンプで修正を
掛けてきました。サイドでSH、SB、ボランチorＴＯＰの
3人でサイドで基点を作って崩すという、
キヨが中央に寄らない決めごとを作っていました。
約束事があるので丸も安心して攻撃に加われます。
キヨも周りに常にサポートがいる状態になるので、
安易にカットインはせずにサイドで崩しに掛かれます。
右サイドは昨シーズンで完全に確立した感があったので、
この左サイドの確立は新たな武器になると期待していました。
その主役は間違いなくキヨだと思っていただけに。。。。
昨シーズンと同じでは相手も研究してくるので
いつか行き詰ってしまいます。
実際に天皇杯決勝の横浜さんはよく研究されていました。
だから上積みが絶対に必要となる訳ですが、
それが出鼻をくじかれるとかなりツライです。
もちろん新戦力はいますが、恐らくまずはオプションと
考えているはずで、やはり「軸」ではありません。
もちろんシーズン中盤で新戦力も一つの形を形成する
可能性はあると思いますが、急にやるのとは訳が違います。
それが簡単なら優勝争いから翌年降格なんてことには
普通はなりません。新戦力が馴染むことは簡単ではないことは
我々セレサポが痛いほど身に染みている話です。
だからこそキヨの離脱は厳しい話です。
今のところ、コンディションの良さでしばらくは
行ける可能性があると思いますので、
キヨの早期復帰を期待したいところです。
