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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第23節】 vsジュビロ磐田~さすがの修正力!も一瞬のスキに屈する。

セレッソ大阪 vs 清水エスパルス 8/9(水)

 18:30 K.O. at ヤマハスタジアム

①スタメン

    健勇 リカルド 

       

 曜        宏太

   ソウザ  蛍

丸橋 達也  ヨニッチ 陸

   ジンヒョン

山村が負傷によりリカルドが先発。

他、達也、陸が先発に復帰です。

②試合結果

 セレッソ大阪 1 - 1 ジュビロ磐田

 37分 健勇(C大阪

 86分 川又(磐田)

③試合展開

今日は”まずしっかり守ろう”がコンセプトにあったと思います。

ある程度ジュビロにボールをポゼッションされる展開から開始。

立て続けにシュートを打たれますが、集中して守ります。

セレッソ側は若干パスミス等が目立ち、リズムに乗れない立ち上がり。

特に陸が久しぶりで少し戸惑いを感じました。

相手チームのことは余りコメントしない管理人ですが、

ジュビロは左SBがもっと良かったらこじ開けられた気がしますね。

俊輔から素晴らしいサイドチェンジで、目の前に広大な

スペースがあるにも関わらず、「俺、無理!」みたいに、

簡単に諦めてしまいます。

思わず、敵の私が「おいおい」と言ってしまうほど弱気。

ちょっとJ1のレベルでは残念です。

そんな展開なので、攻撃はリカルドを裏が狙い、

そこへロングボールを蹴り込むパターン。

残念ながらリカルドがオフサイドをかいくぐるほどではありません。

それでも30分過ぎからボールを持てるようになります。

ちょうど陸も慣れて来た頃ですかね。

36分 曜のパスカットからパスをつないで、

   今やセレッソの得点パターン、宏太のクロスに健勇

ゴーーーーール!!!!!

立ち上がりのピンチをしっかりと守り、

リズムを取り戻した途端に先制。

でも、課題はリードして迎える後半です。

後半は案の定、守備を中心とした展開です。

しかも今日は59分にリカルドoutで木本IN。

一切の迷いなく5バックで逃げ切りです。

今日は守備に関しての意識が元々高かったので、

5バックになってより堅牢なブロックを築きます。

62分 またもや宏太クロスに健勇のヘッドもバーに嫌われます。

でも、この攻撃の開始時もそうでしたが、

健勇がポストに徹する時はこういった攻撃シーンが生まれます。

そこから前にボールを運んで、ソウザが絡んで、宏太のクロス。

この2分前にも確実なポストプレーしてたんですよ。

健勇のスペシャルなプレーなこれだと私は思っています。

72分 これも相手の攻撃を奪ったボールを健勇のポストがスタート。

   これに曜が猛スピードで駆け上がり一気にゴール前に。

   自分で行っても良さそうですが、これもソウザから宏太のクロス。

   で、健勇のヘッドもGK正面。

徹底していますよね。攻撃シーンはすべて同じ。

健勇のポスト。

曜の持ち上がり。

ソウザから宏太へのパス。

宏太のクロス。

最後は健勇。

とにかくすべて同じ攻撃パターンです。

とにかく原点回帰。それに尽きます。

そんな中で相手は負傷で10名になります。

展開から今日こそはと思っていましたが、最後に落とし穴。

85分にショートコーナーから川又に決められます。

後でまた触れます。

それにしても伝家の宝刀である俊輔の左は敵にとって厄介です。

そのまま試合は終了して、1-1のドローです。

④雑感

ユン監督は相変わらずさすがの修正力です。

前節の課題をしっかりと修正してこの試合に準備して来ました。

しかし、最後の詰めで集中を欠いてしまい痛い目に合いました。

でも、私はそこまで気にしていません。

しっかりと課題を修正して来た方が大きいです。

今まではずるずる坂を落ちて行くセレッソを長年見ているので。

常勝チームなら言うことも違って来ますが、

すぐに坂を滑り落ちるセレサポを長年やっていますから(笑)

まず、攻撃面。

中央の突破を試みるシーンはほとんどなかったと思います。

基本はサイドからのクロスを徹底していました。

中央でボールを奪われた時のリスクを徹底的に排除してました。

セレッソの面々は技術が高いので中央を細かいパスワークと

ソウザのフィジカルを使って突破できる能力があります。

実際にこの突破とサイドを併用することで、大量点を取れるように

7月くらいからなって来ました。

その背反が失点の多さです。

中央でボールを奪われるとカウンターが危険なのは言うまでも

ありません。かつ、セレッソの場合はハイプレスを

仕掛けていますので、中央で奪われると更なるハイリスクです。

そしてその典型が最近気になっていた健勇の強引な中央突破であり、

そこから危険なカウンターを喰らうシーンが散見されました。

しかし、さすがはユン監督。

この試合、健勇は強引な突破は一切ありませんでした。

いきなりゼロというのも驚きです。

そもそもチームとして中央突破を排除しているので、

そこを強引に行くようなことはさすがにしませんよね。

4,5月の得点は多くは取れていないが、

しっかりと守備から入るという原点回帰していました。

もちろん、中央突破は今後もやらないといけないのですが、

今日は徹底することで原点回帰を図ったものと思います。

それが決定的なチャンスは試合展開でも触れた通り、

全く同じパターン。徹底ぶりがすごいです。

その守備面ですが、

こちらも4,5月の失点が少ない時の原点に戻っていました。

ポイントはサイドバックのバランス。

丸の上がりが極端に回数が減っていました。

ユン監督のまずは守備をしっかりとやろうという指示が

明確だったと思います。

試合開始からアダイウトンには少し苦しみましたが、

そこはフィジカルが強いソウザをフォローに回すことで対応。

(そのソウザからボールを奪ったシーンは逆に凄かった)

30分過ぎから安定感を持って守れていました。

そしてリードしてから、今日は迷うことなく5バック。

鉄壁の守りに持ち込みます。

これも最近、得点が取れそうな雰囲気に流されることが

多かったチームへ明確なメッセージを送ります。

もちろん、1人少ない相手にショートコーナの対応が出来ないという、

凡ミスと言われても仕方ないミスで最後は追い付かれました。

そこは次の課題として持ち越しです。

でも、ユン監督は必ず課題を修正する。

それはこの試合でも確信出来たと思います。

だからこの監督の元では課題があれば強くなれるんです。

昨シーズンの成績を考えれば、1歩づつです。

いきなり赤鹿さんみたいなチームにはなれません。

次節はその王者赤鹿さんです。

我々のクラブとは正反対の路線を行く”強い”チームです。

でも、今シーズンはユン監督の元、1歩1歩強くなっています。

まだ道半ばですが、失うものは何もありません。

胸を借りて思う存分、暴れてみましょう。

追伸

今節からPS4を使った観戦になりましたが、

PS4だと画像が悪い事悪い事。

PCを接続していた方がまだマシでした。

まだまだDAZNには苦しめられそうです。

でもプレミアも観れるようになって、

今まで5千円も払っていたのに、たった千円で観れるようになりました。

docomoユーザーです)

うーん、ガマンなんですかね。。。。。