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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第18節】 vs柏レイソル~正真正銘の首位!1点ビハインドは蜜の味。

セレッソ大阪 vs 柏レイソル 7/8(土)

 19:00 K.O. at キンチョウスタジアム

①スタメン

    健勇 

       山村

 曜        宏太

   ソウザ  蛍

丸橋 達也 ヨニッチ 陸

   ジンヒョン

②試合結果

 セレッソ大阪 2 - 1 柏レイソル

 41分  武富(柏レイソル

 61分  杉本(セレッソ大阪

 70分  ソウザ(セレッソ大阪

③試合展開

最近、スロースタート気味のセレッソ

しかし今日の相手は首位争いの柏だけにスタートから気合い十分。

1分 挨拶代わりの健勇のミドル。

  GKに弾き出されます。健勇の好きなレンジですね。

4分 ハイプレスからボールを奪って

  曜がドリブルでエリア内に侵入!見事な切り返しからの

  クロスにどフリーの健勇のヘッドも枠外。

開始早々から、大谷にボールが入るとしつこいくらいに

ソウザがプレスを掛けていました。

そんなセレッソの狙いを感じて柏もシンプルなプレーに

切り替えて来ました。

すると、しばらく試合は膠着状態に。

どちらもハードワーク出来るチーム同士の一戦は

消耗戦の様相を呈して来ます。

一進一退の攻防はどちらもフィニッシュまで行けません。

すると前半からかなりプレスを掛けていたセレッソ側が

先に体力を消耗してしまいます。

35分過ぎから前でプレスを掛からず防戦一方の展開に。

37分には右サイドのソウザから山村にピンポイントクロスも

山村のヘッドはバーの上。

ここから立て続けにピンチを迎えます。

何とか0-0でハーフタイムに入れば御の字と思っていたけど、

さすがは首位争いの柏。見逃してくれません。

40分に武富に決めれられて先制されます。

この後もピンチの連続も何とか0-1で耐えてくれます。

ハーフタイムで1点ビハインドなら今のセレッソなら問題なし。

ここからがユン監督の真骨頂です。

後半立ち上がりからは得意のサイドバックを上げて、

攻撃的に入ります。

45分 また得意な位置から健勇のミドルもGKに弾かれる。

46分 高い位置に残る丸からのクロスに山村のヘッドの枠外。

この位置に丸を上げたところが変化点。

しかし、相手は柏。さすが首位争いしているチームです。

前半もそうでしたが、セレッソの攻勢に対応して修正出来る

柔軟さを兼ね備えています。

54分 伊東のシュートはジンヒョンのファインセーブ。

57分 クリスティアーノのシュートはバーかポストに救われます。

さすがにこりゃたまらん。対地戦は厳しいと見るや、

ユン監督は空中戦に切り替えて来ます。

陸、曜outで祐介、澤上in。

狙いは痛快、明快。わかりやすい。

で、その直後のCK。

60分 なんかめっちゃ高いセレッソ陣。

柏が混乱の中、健勇が押し込んで

ゴーーール!!!!

もう、こうなればキンチョウで負ける訳がない!!!

そのままセレッソの流れの中、

69分 蛍の見事なサイドチェンジに宏太が走る!

   宏太のクロスにソウザが技ありのシュートで

ゴーーール!!!!

リードすれば山村を最終ラインにさげて、

絶対的な自信を持つ3バックに。

シーズン当初は苦しんだ、締めの形も今じゃ安定感抜群の鉄壁。

この後、次々に助っ人を柏は投入して来ますが、全く動じず、

ほぼシュートすら打たせない鉄壁で試合終了。

とうとう、暫定ではなく正真正銘の首位です!!!!!!!

④雑感

今日もユン監督って偉大だなと思ったゲームでしたね。

あらゆる手を使ってゴールをこじ開けました。

相手もさすがの柏。こちらが出す手、出す手にすぐに対応されました。

でも、60分のハイボール作戦は柏が対応する前に電光石火の同点劇。

後は、ホームの後押しでイケイケの逆転劇。

で、先に触れた鉄壁の5バック。山村が何度クリアしたことか。

特に0-1のビハインドになるとユン監督も大胆な作戦を

取れることが、ここ最近の逆転劇につながっていると思います。

そしてそれを可能にするユン監督の引き出しの多さと、

それに応える選手達、そしてホームの声援。

うん、キンチョウではどんな展開も負ける気がしません。

そして先発だけでなくベンチも含めて全員が役割を持って、

試合展開に合わせて全員で勝ちに行く。

どこまでもスキなく強いチームになりつつあります。

そして、後半の宏太はもうお約束のような活躍です。

69分のアシストの前も良いクロスを上げてます。

ファーで合わなかったんですが、その2分後に

今度は低い軌道のパスを中央に。

このクロスは2本セットで勝負ありです。

こういった運動量のある選手は、周りの選手の運動量が

落ちる後半になると急に目立ちだします。

私の愛するレッズの選手の1人、ディルク・カイトが正しく

そういった選手でして、前半は元気ありすぎて若干、

空回り気味なのですが、後半になると急に目立ちだします。

ほんで、最後に大事なゴールを良く決めていたものでした。

宏太はフィニッシャーではないので、ゴールの代わりが

アシストではありますが、これは偶然ではなく、

運動量が多い選手だと必然なのであります。

後半の勝負所で輝く選手なのであります。

今日も脅威の運動量で貢献していました。

ソウザは本当に気持ち良くプレー出来ているので、

ゴールも取れるようになって来ましたね。

全員がボールを奪えばまずソウザを探してますもんね。

ソウザにボールが入ってから攻撃が始まります。

スイッチを入れる役を任されてからは、迷いがありません。

この人の不在時は本当に苦しみましたから。

何より、カードも減って来ていますからね。

”瞬間湯沸かし器”の異名も持っていましたが、

最近はニコニコしていますよね。

この選手がニコニコしている時のセレッソはマジで強いです。

で、とうとう首位に立ちました。

ミッドウィークに赤鹿さんに抜かれて、3日天下でした。

それが3日で取り返すことが出来ました!

しかも同じく首位争いの柏さんを倒しての首位です。

より価値のある勝利です。

ここで首位に立ったことで、プレッシャーと言う、

”メンタル”面が、次はとても難しくなります。

これはチームの強さとまた違ったものです。

ここからはユン監督も未知の領域なのではないでしょうか?

次は2節にJ1の厳しさを見せつけられた浦和です。

あの試合があるから今がある。

そんな言葉も良く目にします。

ちょうど自分達の成長した幅を図るには絶好の相手。

その前に”プレッシャー”という魔物との戦い。

どんな試合を見せてくれるのか?

2週間も待つなんて、それが最大の地獄です。

ん?待てよ。2週間は絶対に首位なのか。

じゃあ、2週間ニヤニヤしとうかな!!!!

とにかくバンザーイ!!!!!