Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第9節】 vsフロンターレ川崎~目には目を中央には中央を。

セレッソ大阪 vs フロンターレ川崎  4/30(日)

 19:00 K.O. at ヤンマスタジアム長居

①スタメン

   健勇 

         山村

 曜   清武

   ソウザ  蛍

丸橋 達也 ヨニッチ 陸

   ジンヒョン

キヨがクニの代わりに入ります。

もちろん一つの大きなポイント。

後でゆっくりと。

②結果  セレッソ大阪 2-0 フロンターレ川崎

   67分 山村

   87分 清武

③試合経過

今日も入りからハイプレスを仕掛けます。

途中、ここにCBがいるか?というくらいハイプレスハイラインです。

試合を次第に支配し始めます。

16分 素晴らしいハイプレス。丸とソウザで挟んで相手のPAの角付近で

   ボールを奪い、ソウザが外の健勇へ。健勇が相手を交わしてクロス。

   キヨのシュートも相手DFのブロック。

   相手のPA付近でもほとんどゆっくりボールを持たせないハイプレス。

   で、サイドから健勇がクロスを上げたのにボックス内には3人。

   ココ大事!!!だから繰り返します。

   「健勇がクロスを上げたのにボックス内に3人ですよ!」

17分 そのスローインからの流れでキヨのスクエアな動きでDFを翻弄

   受けたソウザが開いたスペースにボールを持ち出してシュート!

   相手DFにリフレクションで決まったと思ったゴールがGKの

   ファインセーブに合う。デ・ヘアみたいな反応に唖然。

   体重が逆に掛かっていたのに腕1本で止める。

   元セレッソやし、ここは敵ながら素晴らしい。

24分 左からソウザが曜とワンツーからシュートもGK正面。

26分 ソウザのスルーに山村。受けた山村のクロスに

   中央の健勇がヒットせずに転がるボールにフリーの蛍!

   またもやGKのファインセーブに合う。

   

28分 キヨのパスが曜の足に当たって転がるとこをもう一度拾って縦へ。

   最後に中央へパス。健勇の見事な反応を見せたシュートも

   またもやGKが腕一本。あかん、GKが乗ってしまう嫌な流れや。。。。

嫌な予感が当たります。

42分 ヨニッチのハイキックを取られてPK献上。

   それまで完璧に試合を支配していたのにGKのファインセーブに合って、

   やられる最悪なパターン。。。。。

   と思ったら小林のキックはバーへ。運もある!!!

なんとか運も手伝ってスコアレスのまま後半へ。

後半開始早々、川崎が選手交代によって打開を図ってきたため、

開始早々は若干、戻されてしまうもしばらくすれば試合を支配し出します。

65分 丸のクロスに山村のヘッドも枠外。

   確か昨シーズンニアに走れリカルド!と叫んでばかりやったけど、

   このシーンもしっかりとニアに健勇が走っているから

   山村のヘッドまで行く訳です。

66分 キヨのスルーに抜けた山村がそのままシュート!

ゴーーーーール!!!

見事なパス回しからの得点でした。

やっとソンリョンの牙城を崩します。

69分 次もハイプレスからボールを奪ってそのまま山村のシュートも

   今度はGKが簡単にキャッチ。

85分 中盤でボールを奪ってそのままカウンター。

   キヨのパスを受けた曜がシュートもブロックされる。

   後は曜だけなんだが。。。。

   でも、中盤のボール奪取が見事。

   相手に奪われそうになるも次から次へと人が現れるセレッソ

   最後には人数で勝ってボールを奪い取ります。

   まるでゾンビみたく次から次へと現れます。

86分 ジンヒョンのキックを健勇がハンド気味に落としてキヨがそのまま

   持ち上がりフリーの曜へ。曜のシュートは止められるも

   そのこぼれ球をキヨが押し込んで

ゴーーーーール!!!

これで楽にたって引き分け地獄から抜け出して久しぶりの勝利です!

③雑感

今日のポイントは好調クニからキヨへの先発変更だと思います。

結果として大成功しました。これが狙ってか狙ってないかが気になります。

というのも、今日の川崎さん。攻撃が中央ばかり。

サイドをほとんど使わなかったからです。

中央でショートパスをテクニックを魅せてつないで最後はスルーでズドン!

を目指して最初から最後まで同じテンポでやってはりました。

中村&大島という飛車・角抜きやったのもあると思うのですが、

中央で素晴らしいショートパス連発やったけど、フットボールはテクニックを

魅せる競技ではありません。ゴールを奪う競技です。

故に、中央のショートパスをつながれても大して脅威を感じていませんでした。

中村&大島が加わるとこのパステクニックは一気に脅威になるんだと思いますが。

今日はセレッソはキヨを右サイドで使いました。

正確に言うと、キヨが右サイドにいる時間はほとんどありません。

とにかく中央、トップ下にいます。

山村が比較的右をカバーするシーンが多く見受けました。

しかし山村がいつも右にいる訳にはいかないので、

陸が守備の場面で孤立するシーンが散見されました。

これがサイド攻撃が得意なチームとの対戦だったら。。。。

今日みたいに上手くいったのだろうか?

先に書いた通り、川崎さんは中央ばかりなので今日はハマりまくりました。

しかし、サイドを得意とするチームもあります。

あれだけ中央に入って右を留守にされると陸がたまったもんじゃありません。

陸の交代シーン。陸も納得いっていない感じでした。

あれだけクニと相性が良かったのにキヨが入ると上手く動けません。

だって目の前に誰もいなくて1人になるんですから。

しかし、今日、もう一つのプランを手にしました。

中央を崩せるパターンです。それにキヨは必要な選手です。

背反はサイドの守備力の低下です。

この2つの戦術をユン監督がいかに使いこなせるのか?

がこれからの課題です。

締めの形も色々と試しています。

守備力に関しては高い大地の起用。

祐介がいるの3バックにもできます。

水沼みたいに汗かき役が出来る選手もいます。

少しづつ形を作りたいですね。

だけど、ここ最近、ハイプレスがかなり形になって来ました。

相手DFはボールを奪ってもすぐに詰め寄られます。

これでセカンドボールもほとんど回収し、試合をかなり支配出来ます。

これなら今後は安泰か?

ハイプレスを1シーズン続けることは大変です。

特に日本には夏があります。

そしてハイプレスを1シーズン続ける難しさ。

それはレッズサポである私は身に染みて感じています。

強い戦術であると共に諸刃の剣でもある戦術だと

私はレッズサポとして実感しています。

特にキーである選手をケガで失うと一気に失速します。

恐らく6月くらいから苦しむと思いますので、

長い目でサポートしましょうね!