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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第26節】 vsジュビロ磐田~天王山を気持ちで乗り越えた!

京都戦~岡山戦。

非常に意味のある2試合なりました。

早々の失点でハートの弱さを露呈した京都戦。

岡山戦でも早々に失点しました。

今シーズンの「セレッソ」としての最大の正念場。

京都戦と同じく負けるのか?

答えは「今シーズン初の逆転勝ち」。

今シーズン初めてセレッソがチームになった瞬間だと思います。

そして迎えた自動昇格圏を懸けた6Pointゲーム。

シーズンとしてもチームとしても「天王山」です。

①スタメン

     田代   玉田

 関口          パブロ

     蛍    橋本

 丸橋  染谷   達也  シャケ

       丹野

ジンヒョンが鎖骨骨折で3ヶ月の離脱。

最高の守護神を失ったが皆でカバーしていきましょう。

②試合経過

試合早々はホームのジュビロが圧力を掛けて来ます。

といってもさすが6pointゲーム。

「リスク」は冒さず、慎重に入る両チーム。

どちらもこのゲームの重さを感じる緊張感のある立ち上がり。

しかし、意外に先制点はセレッソ

ここ2戦と全く正反対の立ち上がりになります。

7分 橋本が競ったボールをパブロが受けてスルーパス

  田代がインへのフェークから外へ出してシュート!  

  ゴーーーーーール!!!!! 

  

田代&玉田のコンビがようやく決定力を発揮しつつあります。

こんな試合はとても大事な先取点。

なんせ、緊張感のある立ち上がりから地に足を付けて戦えます。

8分 その田代と玉田が右で上手くつないで蛍が一気に左へ。

   フリーで受けたパブロがDFを交わしてシュートもポスト。

ここからは焦りがあるのはジュビロ

更に圧力を強めるが、逆にセレッソはカウンターのチャンス。

10分 またカウンターで蛍が潰れたこぼれ球をパブロがクロス

   気味に狙うも相手DFがゴール前でクリア。

12分 玉田が粘って時間を作って右のシャケへ。

   シャケのクロスに関口がニアで合わせるも枠外。

シュート数やポゼッションはジュビロでしたが、

セレッソがコントロール出来ていた前半でした。

それでも個で何とかする助っ人2名は怖いですけどね。

そこは体を張ることで確率を少しでも減らすことに集中。

後半はジュビロがシンプルにハイボールでジェイを使って来ます。

中盤は蛍&橋本コンビのカットに会ってカウンターを

喰らって重心がなかなか前に掛けられませんでしたからね。

このハイボールからのボールを松浦が拾って散らす。

またクロスでジェイ。の繰り返し。

とにかく最終ラインの前の松浦が捕まりません。

松浦に縦横無尽に散らされてさすがに苦しい時間が続く。

同じ守備的でも後半はジュビロのゲーム。

とうとうCBの壁を破られ始めて決定的なシュートが来ます。

そこに立ちはだかったのがジンヒョンの負傷で

巡って来たチャンスの丹野。素晴らしい集中力でした。

ジンヒョンほどの派手さはないが基本に忠実な守備。

逆に安定感を感じました。

80分過ぎからはジュビロも攻め疲れ。

交代を我慢していたセレッソは満を持して交代3枠を使う。

しっかりと1点を守り切っての勝利です。

心臓に悪かったけど、これぞフットボールの醍醐味。

終わった時は一喜一憂しすぎで若干疲れ気味の管理人です。

③雑感

今日は文字通り全員で体を張って守り切った。

本当に全員でハードワークをした結果です。

中でも染谷にはMOM上げてもいいんじゃないですか?

それにしても染谷は体が丈夫ですね。

どんだけ痛められても不死身のように立ち上がる。

そんな染谷がジェイに対してもシュートに対しても

体を張る姿は見ていて拍手を送りたい気持ちで一杯です。

1mmでも気持ちにスキがあったらジェイに2点くらい決められてました。

タカがいないとどうしても前とのつなぎに距離がありすぎて

攻撃は大変ですね。途中からベンチの指示だと思うのですが、

蛍が出来るだけ前に出るように心掛けていましたが、

中央に蛍がいなくなるとアダウイトンが

そのスペースを狙うからヒヤヒヤ。

でも、ちゃんと関口がカバーしてくれるんですよね。

一度、右の前線から左SBまで守備に戻った関口を見て、

「マジか!」って思いました。

ただ走りすぎてたまに足が付いてかない時があって、

ヒヤッとなるのは、ヒヤヒヤしながらも微笑ましい(笑)

この試合をチーム一丸で勝てたのは本当に大きいです。

6pointゲームという意味でもチームとしてまとまったという

ことにおいても本当に大事な勝利です。

と言うのに、ブラジル人助っ人2人獲得ですか。。。。。。

ピッチとフロントの温度差はこのクラブにとって悪の温床。

悪いクセは治りそうにありません。

助っ人が当たれば優勝争い、外れたら降格争い。

セレッソと言うクラブの宿命かもしれませんね。

そんなクラブ経営していて面白いのかな?セレッソのフロントは。

しょせんヤンマーの天下り先ということで成長しませんね。

J2を戦うのはこの一体感だと思うんですけどね。

それが今まで多くの奇跡を生んでます。

まあ会社の役員をやった人がそんなこと理解できる訳ないですね。