16:00 K.O. at ヤンマースタジアム長居
①スタメン
カカウがいません。
またいつものように理由をご存じの方がいれば教えてください。
フォルラン 玉田
パブロ
タカ アーリア
蛍
丸 染谷 達也 椋原
ジンヒョン
②試合展開
開始早々、スコアが動きます。
1分 フォルランのバックヘッドから玉田が抜け出す。
玉田が粘って崩れながら左のフォルランへ
フォルランのシュートでゴーーーーール!!!!
待望の前半の先制点のはずがエンジンが全く掛かりません。
8分 パブロが低い位置で有り得ないボールロスト。。。。
永井に奪われてシュートもジンヒョンが触る。
うーん、パブロはこの位置でのボールロスト何回目?
そろそろ出してもらえないレベルです。
ビデオある方、17:12で止めてパブロとフォルランの位置を
見ておいて下さい。思いっきり中央でかぶってるフォルランとパブロ。
しかもDFが3人もおるところに。
パブロは手を上げて真っ直ぐ走り込んでます。
普通は画面で見て左上のスペースにパブロは走り込むべき。
もう、そんなシーンばっかり。嫌になります。
27分 ロングスローから小林に決められて1-1。
その前くらいにCKでもフリーで打たれてたので時間の問題でした。
結局、枠内シュートは1本だけ。後、2本くらいPA外からの
枠外シュートがあっただけ。つまり、45分間、一度も崩せてません。
そうそう、CKが1本もありません。ヒドっ!
後半開始早々からパブロ、椋原OUTで関口、シャケIN。
やっとメンバーが揃った。
52分 丸と染谷がかぶって永井に抜けられるがジンヒョンが
ギリギリ片足で止める。
後半は形を作りかけていましたね。
微妙に精度が悪く決定機までつながりませんでしたが。
その理由がフォルランと関口の関係。
フォルランと関口の関係は最初は縦。
ボールを前に運ぶ時にフォルランが開けば関口は中央。
フォルランが中央に入れば関口は空いたサイドのスペースへ。
この繰り返しでチャンスメイクしていました。
これがパブロの時には一切ないんです。
17:12がその典型例です。
フォルランと関口の位置関係を定点観察してるだけでも
楽しかったです。精度が足りないのが残念でしたが。
76分 CKからのこぼれ球を達也がフリーで合わせるが枠外。
82分 橋本のサイド突破からフリーの蛍へ
蛍のシュートも枠外。難しかった。
チャンスを外し続けると83分、小林に決められて勝ち越されます。
せっかくなんで関口の良さ、85:10付近のランを見て下さい。
このラン、パブロは全試合で一度もやったことないですよね(笑)
ま、そう言うことです。
③雑感
カカウがいなくて玉田が戻ったのでもうちょいマシかと思いましたが、
相手の研究も進み、想像以上に封じられて来ましたね。
J2のレベルも高くなってます。
降格すると簡単に戻れないチームが多いのも納得です。
前節、コメントのお返事に
「金沢はサイドの守備はルーズに中央を固めている」みたいな話を
少し書きましたが、ザスパも同じようにして来ていました。
そのスペースのあるサイドを全く使えないセレッソ。
つまり、金沢やザスパの戦術ではなくセレッソ攻略方法なんですね。
確かに少ないながらフォルランがサイドに流れた時って
チャンスになってるんですよね。確か前節もフォルランの
クロスにもう少しで玉田!ってシーンもありました。
しかし、前半は全体的にサイドから崩すシーンは皆無。
フォルラン、パブロ、玉田の3人が中央でボールを欲しがるので、
相手は目線が変わらないから楽です。
この3人のうち誰か1人がサイドバック&タカorアーリアと
崩してくれないと中央だけとかSBだけとかしんどいですよね。
でも、悲観していません。
後半こそセレッソの戦い方だと確認出来ました。
その使えてないサイドをフォルランと交互に使ってくれた関口。
途中に何回か書いた通り、全く違うアクセントを付けてくれました。
まあ、前半のセレッソに足りないのはこの動きです。
特に助っ人3人揃うとこの動きは皆無ですので。
橋本も右サイドをSB並みに張ってました。
ほんで、この2人は試合に出ていないから今日は
どうしても微妙なズレが生じていましたが、
続けることで合うようになれば、かなり希望が持てます。
別に普通のことをしているだけなんですけどね(苦笑)
負けてしまったじゃないかとお怒りの方もいらっしゃると思いますが、
私は後半の形だとまあ負ける日もあるさって開き直れるんですよね。
逆に助っ人3人いる時は5-0で勝っても不安しかありません。
次節、後半のメンバーがスタメンに名を連ねれば、
ここからが本当の意味でのシーズンスタートです。
1ヶ月遅れのスタートなので他のチームより遅れている分、
しばらくは勝てないかもしれません。でも、続ければ良くなります。
逆にスタメンに助っ人が戻れば、さすがに「手遅れ」になるかも?
さて、アウトゥリオ監督の最初の分岐点がやって来ましたね。