17:00 K.O. at ヤンマースタジアム長居
①スタメン
前節パブロが退場となったためいきなりスタメン変更です。
フォルラン 玉田
関口
タカ アーリア
蛍
丸 染谷 達也 シャケ
ジンヒョン
4-4-2のダイヤモンド型に近い形。
関口は10番タイプじゃないから4-3-3と言っても悪くない。
ただ、2TOPとすることで攻撃に”横”が加わった感じがする。
②試合経過&雑感まとめて
今回は立ち上がりから主導権を握る展開。
まあ、大宮はいつもそんな感じの展開。しかも相性最悪。
なので、主導権なんてものは大宮戦には関係ない。
しかし、すこし違ったのが相手の大宮。
奪ったらまずボールをつなごうとする意識が。
縦に早いチームやったのにボランチ付近でもボールをつなぐ。
そして、基点はカルリーニョスってな感じ。
あ!横山がいた!またまた久しぶり。
という感じでボールをキープしてもシュートまでたどり着かない。
でも、攻めの形は蛍、タカ、染谷の主に3人からのフィード。
前節と違ってフォルラン以外にも玉田も飛び出る。
しばし、大宮の最終ラインが捉えられない。
しかし、雨のため若干精度が落ちてフィニッシュまで行けない。
前の飛び出しに大宮が15分過ぎから対応しだす。
そうなると、次はサイドチェンジにロングボール。
つまり単なるロングボールではない。
蛍、タカのフィード力を最大に生かそうとしているのがわかる。
タカのフィード力、昨シーズンはポポに封じられたのが始まりだった。
少なくともアウトゥオリはこの力を生かす道を選択。
守備は危なっかしい染谷もフィードは意外に面白い。
蛍も役割が明確になると良いフィードが出来る。
きっと、ここがこの監督の基本線であり生命線。
そんな感じで前半は0-0。
後半早々からアーリアに代えてカカウ投入。
足痛めたからかな?どちらにしても大宮が慣れて来ていたので、
少し変えたかったので良い交代。
これで完全な4-4-2。タカ、蛍はダブルボランチ、
右にカカウで左に関口。その効果はすぐに表れる。
52分 ロングフィードの1人、染谷から丸へ。
中央の関口へ関口のヒールに反応した玉田の
ゴーーーーーール!!!!
点を取られたので、大宮が本来の縦に早い攻撃になる。
でも、蛍をアンカーに据える守備は安定感がある。
そんな感じで徐々に比較的オープンな展開に入り出す。
59分 シャケのクロスフェイントからカカウへスルー。
GKに弾かれる。
63分 フォルランのFKはあわや。
安心感のあるDFなのにまた集中力の欠けたシーンから失点。
83分 CKのこぼれ球を再度放りこまれて1-1へ。
完全に意気消沈。うーん、セレッソユースの精神面の弱さが見える。
でも、そこの流れを変えたのが玉田。
89分 FKを見事に決めて
ゴーーーーーール!!!!
玉田には終了間際に何度も決められた記憶が。
そう、これが昨シーズンのセレッソに欠けていたもの。
玉田は何度もその修羅場をくぐり抜けた選手。
セレッソユースが学ぶことが多い選手。
さすがに往年のスピードはありませんけど、
最後の最後に仕事ができる選手は貴重です。
フットボールはキレイごとだけじゃ勝てません。
あの白組さんだって絶不調になるんです。
マンCがバーンリーに負けるんです。
こういう決定力が大事なんです。
92分 ロングフィードで持ち味が戻って来たタカが、
GKが飛び出したクリアボールをロングシュートで
ゴーーーーーール!!!!
ホーム開幕戦は見事な3-1の勝利で締めくくりました。
そして玉田と共に目立っていたのが関口。裏のMOMです。
前節、1列上げたら面白いと書きましたが、やっぱり関口はここが輝く。
我ながら何てナイスなアドバイス!って聞いてないか(笑)
この選手も仙台時代に大嫌いな選手でした。
敵で大嫌いということは、味方なら大好きな選手ということです。
仙台の魂でもある攻守に全力走り切る運動量。
特にオフザボール、いつの間にやら良いポジションにいてる。
真ん中、サイドと神出鬼没。かつドリブルで前への推進力。
相手が嫌がることが出来る選手。
私が大好きなタイプな選手です。
このポジションでずっと使って欲しい。
パブロが帰って来るとどうなるんだろう?
まあ、半年後にはフィルランとカカウは帰るからちょうど良いか(笑)