１４：００ Ｋ．Ｏ． ａｔ ヤンマースタジアム長居
終戦です。最後は実力の差を見せつけられて無残な敗戦でしたね。
３回目の降格。
このクラブの首脳陣はここまでヒドイとは思いませんでした。
もちろん他にも何度か降格しているクラブはあります。
でも、よーく予算を考えて下さい。
セレッソほどの予算で３回目の降格。そんなクラブありません。
誰がどう見てもセレッソの首脳陣のダメぶりが目立ちますわ。
まず、フォルラン獲得。この時点で間違いです。
レヴィー・クルピという偉大な監督からの脱却は大変困難な作業。
次の監督は常にレヴィーの影と残された選手を元にチーム作りを
余儀なくされる。しかも注目度が高いチーム。
精神的にも戦術的にもとても難しい作業です。
そこへ全盛期の面影が全くないフォルランの獲得。
監督にしたら使いにくいったらありゃしない。
出さなきゃ１００％文句を言われる。
でも出せばまともに走れない。
それをカバーしなきゃならない曜はフォルランの
お守りをするせいで深刻な得点不足。
ただでもチーム作りが難しいのに前線だけで悩む悩む。
もちろんフォルランが爆発すればという期待はありました。
でも、昨シーズンのメンバーでもそれなりに勝負出来る。
その現状を考えればそんなハイリスクハイリターンの
勝負をする必要性はなかったのは今となっては後の祭り。
そしてポポ監督。レヴィー・クルピからの脱却と言っても
セレッソカラーと全く合わない監督を何故呼ぶのか？
やはり、セレッソのカラーは独特のカラーをしています。
”最高のリアリズム”と称されるモウさんからしたら、
アンビリーバボー！なチームカラー。
そんなチームカラーにポポは有り得ない。
案の定、まずボールを落ち着けるスタイルはすぐに攻撃に
行きたい人達と合わない。だって、ボールを取って
マルティネス時代に少しあったけどマルちゃんはピンポイントで
ロングレンジのパスを出したり、急なドリブルからシュートを
狙える選手。だから、当てはまらないと思う。
結局、すぐに前に動く選手と後ろでボールを落ち着かせる選手。
その瞬間に生まれる後ろとと前線の間合い。
これで攻撃は完全に停滞。
で、クラブが次に選択したのはマルコ監督。
セレッソスタイルに合う監督であり、世界の流行である
ドイツ代表のスタイルを標榜するような監督に期待感高まる。
しかし、曜が抜けた後のチーム作りは楽じゃない。
そこに一向に調子の上がらないフォルラン。
ますますチームは停滞。カカウはマルコ監督のお気に入りと
思われるがさすがにすぐにコンディションは上がらない。
ずるずると負けが込む。でも、この監督の戦術が浸透すれば
間違いなく強くなれると信じて応援していたらまさかの解任。
この時の私のブログを見てもらえればわかると思うが大激怒。
絶対に降格すると言い切りました。で、、、、案の定。
そんなヒドイ経営陣と共にもう一つ露わになったのが、
セレッソユースのメンタルの弱さ。
これは前節に書いた通りです。
素晴らしい技術を持つセレッソユース。
その反面、長居界隈でほんまヒドイ態度の悪さ。
あー、上手いとチヤホヤされてるんだろうなーって思ってました。
（曜の話は良く美談として語られてますが、その悪い状態の曜に
近いようなセレッソユースの若い子は山ほどいます）
だから、残留争いと言う厳しい戦いで意地を見せられない。
その典型は１０月の清水戦。
６ｐｏｉｎｔゲームは戦術でも技術でもない。
そこにあるのは”勝ちたい”という”意地”だけ。
最後は１０人が足が止まるまで走り切った清水イレブン。
その勢いに茫然としているだけのセレッソイレブン。
この問題は来季に非常に大きな影を落とすと思います。
ハッキリ言います。
このメンタルでＪ２に挑めば１００％昇格は無理です。
Ｊ２では技術が少し劣る部分を気持ちでカバーしてきます。
体をぶつける。ファールで止める。人より走る。
セレッソユースが最も苦手とするタイプ。
典型は健勇。多分、ファールまがいで体をぶつけられると
イライラしてほとんどプレー出来ないんじゃないですか。
でも、それがフットボールの基本であり特に世界で
戦うために必要な部分。そしてセレッソユースに不足するとこ。
もちろん、個人的にそれを超える選手はいます。
最後は個人の問題でもあるので。
しかし、セレッソユースの多数は残念ながら前者です。
さて、社長さんは来年はＪ１に昇格すると言ってましたが、
先に書いたように無理だと思っています。
Ｊ２の厳しい戦いを戦い抜けるだけの精神力が見当たりません。
シーズン中にそんな選手が生まれると良いのですが。
今、セレッソに必要な選手はそんな”魂”を伝えれる選手です。
モニー辺りが帰って来てくれると助かりますが。
最後におまけでＪ２やねんからファンクラブの価格を
元に戻せ！ボケっ！何、値上げしとんねん！
最終節はお休みします。
今期は途中止めそうになったブログを支えて頂きありがとうございます。
来季も出来る限り更新したいと思っておりますので、
今後ともよろしくお願いします。
私的にはＪ２も３回目やし、関係なく更新して行きたいと思ってます。
特に代表戦に興味のない私はＪ２の方が試合が観れるのは、
悲しいながらの小さな喜びです。
