Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第31節】  vsヴァンフォーレ甲府~現実的な戦いも”心”伴わず。

セレッソ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府 11/2(日)

13:00 K.O. at ヤンマースタジアム長居

今日はいわゆる6Pointゲーム。

残留へ向けて勝たなければならない試合第1弾。

前節のエントリーで”残留したいなら現実的な戦い”を

もしくは”自分達のスタイルを貫いて降格”の

2つの選択肢を上げました。

(個人的にはどちらもありかと思ったので、

あえてどちらが良いと言わずに問いかけて終わっていました)

そして、大熊監督の出した答えは”自分達のスタイルを捨てて

現実的な戦い”でした。みんなで守るが基本ベース。

ボールを奪えばつながずにとにかくロングボールを蹴る。

健勇&カカウにロングボールを蹴ってボールが

おさまればラッキー、おさまなければまた守る。

前回の甲府の対戦からは信じられない構図。

甲府がボールを保持して、セレッソはロングボールを蹴る。

大熊監督の割り切りは恐れ入りました。

前節の横浜戦で成功したのである程度、残留にはこれしかないと

思ったのかもしれません。

私は残留するならこれしかないと思ってましたから。

(出来れば鳥栖戦からやるべきだと思っていましたが)

この戦術だとそんなに簡単にシュートには行けない。

なのに、25分にカカウが相手のバックパスを奪って

そのままシュート!ボールは左隅に突き刺さりまさかの

先制ゴール!!!後は守るだけ。。。。。

そこに落とし穴がありました。

62分わずかなスキを突かれて盛田に同点ゴールを許します。

まだ同点やから切り替えて行くしかないと思っていたら、

選手達が完全に浮き足立ちます。

浮足立つセレッソと一気に攻勢を掛ける甲府

こうなると差は歴然。立て続けに2ゴールを喰らって試合終了。

もう見ているのが辛い状況でした。

同点ゴールであそこまで自信をすべて奪い去られるとは。。。

戦術的には守備ではバタバタしていた丸にクリスティアーノ

ぶつける辺りはさすが城福さんです。

あそこで丸に代えて新井場を使えなかった時点で負けかな?

まあ残留争いの6pointゲームは戦術より”心”で決まりますから、

あくまでも要因の1つにすぎませんが。

要するに”心”が伴わないセレッソに勝ち目はなかったんでしょうね。

出ればすべての試合で黄紙のソンジュン。判断、切り替え遅すぎる。

フリーでロングボールを受けても必ずCBまで戻す健勇。

最近は個人プレーしかできない拓実。

この3人は際立ってマイナス評価です。

最後まで応援し続けますが今日の敗戦はサポより

選手達の心の傷の方が大きいでしょう。

あの同点ゴールだけでもあれだけ動揺していたイレブン。

この敗戦から立て直すのはかなりしんどい作業です。

セレッソはやっぱりメンタルの強化が必要ですね。

温室育ちやとこういった厳しい戦いに”心”が伴わない。

それを痛感させれた大きな敗戦です。

まあ調子に乗りすぎたこのクラブにはもう一度、

一からフットボールを見直す良い機会でしょうね。

前に書いた通り、海外に選手を一杯送り出すことが

クラブの目標ではありません。代表に一杯選手を送り出すことが

クラブの目標ではありません。

まず”勝利”、そしてその積み重ねが”タイトル”。

それがクラブの目標です。

よく考えてクラブの運営を行ってもらいたいです。

全くフットボールに興味のない嫁をもってして、

”調子に乗った罰”と言われているようでは、

強いクラブにはなれませんよ。