セレッソ大阪 vs 大分トリニータ 10/5(土) 16:00 K.O.
at 大分銀行ドーム
久しぶりの当日更新です!
①スタメン
まずスタメンです。
助っ人がベンチへ。そして4-4-2を使って来ました。
でも、ビルドアップからの攻撃の時には必ず健勇が下りてボールを受ける。
そのスペースを枝村、南野が使う、空いたサイドにはSBコンビが入る。
そんな決まり事をこれでもかと言うくらい徹底してました。
(まるで高校サッカー並みの徹底さでしたね)
で、ビルドアップからの攻撃の基本はこんな感じ。
ここに来て1から作り直すクルピもクルピ。
なんか試合を観ててもまどろこっしい感じもしますが、
この時期にこれをやる監督は個人的には大したもんだと思いました。
②試合展開
こんな感じで徹底した戦術を取ったことでボールを保持できるけどフィニッシュに
なかなかたどり着けない。でも、あきらめずに何度も何度も試す。
でも、シンプリシオみたいに違いを生む選手はいないから決定機はなかなか生み出せない。
そんな開始から30分間だった気がします。
30分間は大分の攻撃にドキッとするもやはり”精度”が今の順位を象徴している。
これならば、この戦術で点を取るしかない!
さすが若いセレッソメンバー。
次第に形になりCKが取れるようになって来ます。
29分 ファーストチャンスはその徹底した形から。
センターサークル付近で健勇に楔が入る。
それをタカ経由で丸がその健勇へパス。
健勇が中央へ入れたボールを曜が中央の枝村へシュートもGK正面。
でも、狙ってた形での決定機。30分掛かりましたが見事!
そしてさりげなく曜のパスのタイミング。微妙に振りを小さくして早いんですよね。
この辺はさりげなく、さすがの一言。
そんな流れの中、スローインから。
32分 シャケが受けたボールが健勇へ。また楔となってシャケへ戻す。
(縦ではなくスクエアへスライドする動きの中での楔です。)
シャケが似合わないおしゃれなアウトのクロス。
そのクロスのバイスク気味に曜がシュートと思いきや中央へ。
中央で待っていた拓実が落ち着いて。
ゴーーーール!!!!!
形にこだわり形で得点出来ました。
曜のスーパープレーは必要ですが(^_^;
曜のプレーは今日のニュース辺りでめっちゃ流れそう(笑)
シュートか?パスか?ま、そんな事は気にせんときましょ(笑)
でも、形として大事なのは楔となった”健勇”です。
今日はこれで得点出来なきゃ収穫なし!ってくらい大事なポイント。
で、まだまだ苦手な縁の深い大分相手なので得点後の失点に気を付けて、
追加点を取らないと。。。。と思ってみていたら大分の方にミスが増えて来て思ったより楽な展開。
縁の深い大分だけになんか少し辛い気持ちになりました。
で、46分にはヘディングを3つもつないでエジノが決めて
ゴーーーール!!!!!
勝ちを確実なものにしました。
③雑感
田坂さんの涙を見るのは辛いですね。
あの5.27の悲劇で一緒に涙した人ですから。
さて、スタメンで触れたこの試合のこだわった”形”。
少なくともこの形のキーマンは”健勇”です。
健勇の形を見つけ、健勇にやりがいのある仕事を与え、
なんとか一人前に育ててやろうと言うクルピの気持ちが私には見えました。
足元でプレーしたがる健勇にとって”ポストプレーヤー”は合っていません。
かといって、曜のような技術がある訳でもありません。
もちろん、スピードも武器になるようなものはありません。
そこで導き出した答えが足元の楔を受ける役目。
足元の楔なら比較的頑張ります。
で、健勇も自分の生きる道を見つけたようで。
コメントに”得点”の話じゃなく”楔”の話が出るようになれば安心なんですが。。。。
健勇は続けることを見せてもらっていないので、今度こそ続けてもらいたいです。
来週はまた代表ウィークです。
セルビア相手でしたっけ。
曜にはヴィディッチ辺りを退場に追い込んでもらいたいものです。
ナショナルダービーで今でも忘れないトーレスによるヴィディッチ退場は
私の気持ちの良い記憶の一つですから(笑)
↑いませんね。イヴァノビッチは噛み付いちゃいそうで怖い(笑)
ま、どちらにしても2週間は勝利の余韻に浸って次に湘南戦に挑みましょう!!!