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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第13節】 vs名古屋グランパス~”気持ち”がもたらした勝ち点3

セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス 5/25(金) 19:30 K.O.

  at 豊田スタジアム

①試合前

今日は現地観戦を目指しましたが断念せざるをえない状況になりました。

従って、残念ながらTV観戦です。

そして、苦手苦手の名古屋ですが、今日は様相が少し違うようで。

Jリーグは他チームの情報に乏しい管理人ですが(プレミアはチェックしてるんですが)、

名古屋だけは愛知に住んでいるので知りたくなくても情報が入って来ます(苦笑)

で、その名古屋はボランチ4人負傷で出場出来ないという非常事態。

なので、攻撃的な選手を5名入れて超攻撃的布陣なんて新聞では取り上げていました。

そんなもん攻撃な選手を増やして攻撃的に簡単になるなんて、最近じゃ

ゲームでもありませんよね(笑)ファミコン時代のゲームならありえるかも(笑×2)

普通に考えれば攻守のバランスを取るのが非常に難しく、ゲームメイクに苦労する。

しかも、「堅守」こそ名古屋の武器であり、それを支える最大の要素が層の厚いボランチ陣。

それを失えばセレッソにとって苦手に勝てる絶好のチャンス!

②スタメン

      ケンペス   播戸

  キヨ              ボギョン

       黒木     螢

 

 高橋   康太    茂庭  シャケ

   

          ジンヒョン

タカの代わりは黒木。そして左SBには高橋。

そして板に付いてきた4-4-2。

ただ、今日は4-4-2にしなくても良かったんですよねー。

それは私も始まってから気付いたので偉そうな事は言えませんが。

そして黒木はかなり買われていますよね。

でも、私も最近この選手には”風”を感じています。

決して上手くなくミスも多いんだけど、今までにない”風”を。

③試合展開

案の定、名古屋の「堅守の中盤」のバランスがめちゃくちゃおかしい。

藤本、小川がブロックを作るのか?ボールを取りに行くのか?

とってもあいまいで、酷い時なんか2人で飛び出しちゃうなんてことも。

そして、ボギョン、キヨを2列目に持つセレッソにとって、

一人くらいのDFを剥がすことは個の能力でやっちゃう訳なので、

そのスペースを田口1人で埋めるなんて到底無理なはなし。

おかげで名古屋戦とは思えないくらい中盤にオイシイスペースが一杯あり、

今、攻撃パターンがキヨとボギョンの個頼りのセレッソにとって、

今日の試合は攻撃できているスタートを切れました。

ただ、CBは相変わらず強力、中盤はつなげるという状況化においては、

2TOPは全くと言って機能しなかった。1TOPでここにブランキーニョor曜が

いてくれればというシーンが何度も訪れます。

4分 キヨからボギョンでミドルシュート!楢崎正面。

   いつもの名古屋ならこんなに楽々シュートは打てません。こっちが驚いた。

15分 シャケのロングシュートもGK正面。

    小川と藤本の間のキヨへチェック甘々。この2人の慣れていない感じがよくわかる。

17分 黒木がこぼれ球をミドルで狙うも枠外。

23分 キヨからボギョンへのラストパスからシュートも枠外。

    

24分 ケンペスの酷いパスにキヨ怒る!

    後でも取り上げますが、表題にもある”気持ち”。キヨが全面に出していました。

    ちなみに後で播戸にも怒ります。

    前回ダメ出ししたキヨがしっかりと気持ちを入れ替えて挑んでくれたことを

    正直に嬉しかった。フットボールはテクニックや戦術よりまずは”気持ち”です。

    それを大事にしていてくれたことに安心しました。

25分 CKのサインプレーからケンペスがヘッドもGK正面。

ただ、さすがに30分攻めて点が取れないと流れが変わるのフットボール

バランスは悪くとも選手の質はJ1トップクラスの名古屋ですから。

37分 小川のパスに抜け出した金崎に狙われるもジンヒョンのファインセーブ!

この後も名古屋の最大の武器、セットプレーに何度かビビりながら前半終了です。

中盤にチャンスはあれど最終ライン+楢崎の壁はそう簡単じゃない。

やはり、ボギョンにもうひと頑張りしてもらうしかないなー。

そんな矢先の

48分 ジンヒョンのロングボールをケンペスがボギョンの前に落とす。

    ボギョンのさすがのドリブルからDFを交わして中央の黒木へ

    ところが黒木に合わずと思ったら、ケンペスの前に転がり

ゴーーーーーール!!!!!

さて、今日はどうするのかと思って観ていたら、59分に播戸が2枚目の黄紙で退場。

2枚目は1発赤紙くらいのプレーなので仕方ありませんが、

1枚目はいわゆる合わせ技の1枚。気持ちが前に出るタイプなのはわかるが、

やっぱりこんな風に迷惑が掛かるので1枚目は防げた気がします。

で、ここからはやることは明確。「守る」です。

ここからはピンチの連続で清水戦の悪夢もよぎりますが守り切っての

本当に久しぶりの

WIN!!!!!

最後少しサボりました(^_^;

④感想

最後は一気に終わりましたが、終了間際のキヨのプレー観ました?

あの時間であのプレーが出来るのは技術でもテクニックでもありません。

”気持ち”以外にありません。そしてその”気持ち”がなければ

また追い付かれてドロー、時間帯によっては逆転負けだったと思います。

だって、正直言ってセレッソとしての内容はそんなに良くないし、

2TOP、左SBは全くと言っていいほど機能していませんでした。

相変わらずキヨ&ボギョンの個に頼る状況に変化なしでした。

それでも勝ち点3を取れたのは勝ちたい”気持ち”のおかげだと思います。

モニーも全治10日の怪我をおして出てくれました。康太もヘロヘロでした。

でも、”気持ち”だけは強く持っていたので取れた勝ち点3。

選手達にはとても大事な勝ち点3です。

そして、もう一度黒木を取り上げると、何度か中央のバイタルに入って来てくれてるんですよね。

得点シーンでもそうです。本当にいい所に入って来てくれました。

最近、タカに対して非常に不満に感じていたプレー。

黒木は今のセレッソに足りない部分を教えてくれた気がします。

そんな中、不満は一つ。

2TOPが機能していない、播戸が1枚黄紙がある。でも代えない。

播戸の退場で選手達の足が止まりかけている。(特にSB)でも、代えない。

最後のシーンは少しでも1秒でも時間を稼ぎたい。なのに交代枠を2枚も残す。

もちろん、ベンチの陣容や途中から入りにくい展開等もあり代えることが正しいと言いません。

でも、最後の数秒を稼ぐくらいしてやってもいいんじゃないでしょうか?

清水戦はその数秒で地獄へ落ちたんですよ。

皆さんはどうお感じでしょうか?私はソアレスーって叫んでました。