Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第21節】 vsガンバ大阪~真の大阪ダービー!

セレッソ大阪 vs ガンバ大阪 8/13(土) 19:00 K.O.

  at 大阪長居スタジアム

大阪ダービーについて

大阪ダービーと言っても今までセレッソ側の一方的な思いが強く、

ガンバサポにとったら、「セレッソ」=お得意様に近いものがあり、

むしろ少し前の浦和や赤鹿さんの方がライバル心が強かったと思います。

なんせ名実ともガンバの方が上なのは紛れもない事実ですからね。

それが昨シーズン真司、乾が実力的に劣らないところまで近付け、

そして今シーズンいわずとしれたACLでやっと真剣勝負で勝てた。

これは守りを固めてカウンターとか相手のモチベが低い試合ではなく

ガチンコ勝負でようやく勝てた。セレッソにとっては真の1勝でした。

それがガンバサポにとって「倒したい相手」として初めて認識させた気がしています。

故に、この倒したいという感情をお互いに持つのが「ダービー」。

お互いにライバル心を持ってこその「ダービー」。

そんな記念すべき「大阪ダービー」だと思います。

そして言うまでもなくセレサポはずーっとガンバにライバル心を持っていますしね!

そんなダービーにふさわしい雰囲気にまた嬉しかった。

観客は37,000人。本当に最高の雰囲気でした。

その代わり熱気のせいか死ぬほど暑かった(^_^;

今日は望遠レンズ忘れたので広い写真ばかりですいません。

②スタメン

        小松

   キヨ  ボギョン 倉田

    マルティネス  中後

 丸橋  上本  茂庭  シャケ

       ジンヒョン

ウワサのロペスがベンチに入ってます。さすがにスタメンはないか(笑)

③試合経過

試合開始はどうも入りが良くないのが最近のセレッソ

特にシャケがスンヨンに狙われまくります。

簡単に2度ほど裏を取られて、右サイドの主導権はガンバへ。

モニがさすがのカバーを見せてくれますが、そうなると中央には怖い

ラフィーニャやイグノが中央にいるのでバランスが難しい。本当にモニは大忙しでした。

この右サイドを制圧し、中央には前への推進力が素晴らしい2TOP。

その後ろで遠藤の舵取り。さすがにピンチの連続です。

6分 CKから山口のヘッドはどんぴしゃもジンヒョンが見事な反応。

10分 明神のミドルはキレイにコースが開いてヒヤッとしたが枠外。

    遠藤やったらヤバかったー。

14分 明神の見事なインターセプトからラフィーニャもジンヒョンセーブ。

今日もジンヒョンは安定していました。川崎戦に続いての安定感。

赤鹿さんとの試合後、すぐに復活したのは一つ階段を登った気がします。

この人もさりげなく欧州行き候補です。

ちなみにセレッソの攻撃は中央のプレスが強いので、アーリークロス

ルーパスなどで裏を狙ったりと攻撃に人数を掛けずに慎重です。

まあ、時間帯としてガンバが推していたのでリスクを抑えるのは正解ですね。

17分 見事なパスワークで崩されスンヨンのシュートもジンヒョンの素晴らしい対応。

    今日もジンヒョンに助けられての勝負です。素晴らしい反応です。

    これにあのスロー、フィード、守備範囲。安定すれば素晴らしいGKです。

15分くらいまではガンバ、それ以降はある程度主導権争い。

くらいのイメージしていたのですが、ガンバの主導権が一向に終りません。

そんな苦しい展開の打破は意外なところから。

31分 セレッソの右サイドを完全に殺していたスンヨンがケガで交代です。

代わりに平井がTOPに入り、イグノが左SHへ。

これで中央の推進力が落ち、右サイドも徐々にペースをつかめて来ました。

時間的にも主導権を握り続けるには厳しい時間帯に入って来てるので

ここからはセレッソの時間帯に入ります。

何より、30分過ぎに感じた守備のブロック。

スキが全くない守備のブロックが出来上がっていました。

これって、他のチームのサポからしたら、何をそんなことを取り上げるんだ?

と、不思議に思われるかもしれませんが、セレッソではなかなか見れる光景ではありません。

素晴らしい守備のブロックに拍手を送りそうになりました。

これってTVではわからない、現地ならではの発見ですよね。だから現地観戦は面白いんです!

これで失点は大丈夫。後は攻撃へ!

守備のブロックが出来れば相手は攻めあぐねるのでセレッソにもチャンスが来ます。

33分 マルティネスの狙い済ましたミドルもキヨに当る。

    キヨはスルーを欲しそうでしたね。

38分 倉田の素晴らしいミドルも枠を捉えず。

    キレイにインフロントに掛かったシュートでした。

41分 キヨの見事なスルーに小松のシュートも枠を捉えず。

    逆サイドにシャケがフリーでしたが、小松も1本打っておきたいとこですね。

いい時間帯に入って来たんですがこの辺の遠藤の時間の使い方は見事。

最終ラインへ下がってボールを回すことで相手の時間を上手いこと受け流してました。

なので、リズムが出掛けたものの完全なフィニッシュまで行かず前半終了。

最初の入り方が悪かった以外は、さすが白熱のダービー。あっという間の45分でした。

ただ、後半にその流れを手放さなかったセレッソ

後半も主導権を握れました。

逆にガンバはスンヨンの交代で完全に推進力を失った感が。

平井はタイプが違う選手なので、チーム戦術そのものが変わってしまうのが

苦しい所。ここに宇佐美移籍の大きな影を感じました。

50分 まず中後のミドル!キヨの粘りから。

55分 いくら主導権を握ってもカウンターは要注意。

    イグノにカウンターを喰らいますが、自分で打ってくれて助かります。

    ラフィーニャに出されていたら・・・。危ない。

69分 また狙い済ましたマルティネスも入らず。

70分には小松に変わってロペスが入ります。

73分 イグノのミドルをジンヒョンがセーブ。

    これも見事なシュートを見事なセービングでした。

    そしてその後のCKのセーブも見事。

そして歓喜の瞬間は75分

セレッソらしい見事なパスワークから、

キヨ、倉田、ボギョンと絡んで最後はボギョンが見事な

ゴーーーール!!!!!!

振りの速い見事なシュートです。少しでも振りが遅いとDFに当っています。

(私は生で観ていての第一声はハヤっでしたから。)

しかし、すぐに同点に

78分 CKのこぼれ球をどフリーの遠藤へパス。

    さすがにどフリーだと余裕のスーパークロスに中澤のゴール。

せっかく遠藤は疲れていたのでセットプレーさえ気を付ければと思っていましたが残念。

で、1-1で白熱の大阪ダービーは終了です。

真夏のフットボールの祭典は素晴らしい好ゲームでした。

(スンヨンのケガが無ければ、少しヤバかったですけどね。)

③雑感

ボギョンは嫁の言葉をそのまま借ります。

「代表戦のストレスを吹き飛ばした。」

そんなゴールでした。私も同感です。

代表戦では明らかにパッとしない韓国の中で素晴らしい動きをしていましたが、

監督の指示で中央のノッポに合わせてロングボールをどんどん放り込んでました。

おかげで、ボールはせっかくフリーになっているボギョンの頭の上を通るだけ。

ボギョンはかなりストレスを感じていたと思います。

ボギョンに渡れば点を返すチャンスもあったんじゃないかというくらいです。

そして、今のセレッソの中心は「ボギョン」です。

ボギョンがボールを持てるとチャンスが広がるし、ボギョンが持てない時は、

チャンスが生まれません、乾が去った今、セレッソの中心にいます。

キヨは代表の時にも書きましたが、中心になるタイプじゃなく、

周りでチームを回す潤滑的役割が最大の魅力の選手です。

故に、今後もこの二人のバランスを取れた関係がセレッソの浮沈に関わりそうです。

ただ、キヨはスケジュール的に大丈夫なんだろうか?ある程度「抜き」で考えないとダメかも?

そして、今日の30分過ぎに感じた守備のブロック。

2列目が次々に海外へ行く現状では、今後こういった展開が増えると思います。

しっかり現実的なチームに路線変更したクルピは相変わらずさすがです。

私も残り試合を勝ち点拾うためには、こんな試合が必要だと思います。

でも、攻撃にシフトした時のパスワークは健在。

今日の得点シーンもそんなパスワークから。

これからもバランスの良いチーム作りに変更して行きましょう!!!

あと、ロペス君。もう少し時間が掛かりそう。

一言で言うと、「反応が遅い!」これが実力かまだフィットしていないだけかは、

まだ見極めるには時間が掛かります。

あと、大海がてこずっていたラフィーニャをモニーがさすがのフォローで

DFラインを安定させてた点も見逃せません。モニーは本当に凄いCBです。

最後に、こんなダービーが日本で観れることに感謝!!!

暑い熱い真夏のフットボールの祭典でした。

【追記】ブログのお知らせ

管理人は明日より旅に出ます。

家族サービスもたまには必要です(苦笑)

従いまして、コメントへの返信は18日以降となります。

それに伴い、17日の鹿島戦もエントリーが遅れます。

楽しみにして頂いている皆様には申し訳ありませんが、

これからも当ブログをよろしくお願いします。