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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第20節】 vs川崎フロンターレ~満身創痍の中で貴重な勝ち点3!

セレッソ大阪 vs 川崎フロンターレ 8/6(土) 19:00 K.O.

  at 等々力陸上競技場

今回は予告通り1日遅れの更新です。

1日置いたので趣向を変えたエントリーにしてみようかと思います。

しかも、ポイントが多すぎてまとまりがなくなりそうですが、お付き合い願えたらと思います。

         【スタメン】

        

          小松

   清武   ボギョン   倉田

      マルティネス  中後

 丸橋  上本   茂庭  酒本

         ジンヒョン

①対戦相手

言わずと知れたセレッソに負けず劣らず攻撃的なチームです。

守りを固めるチームは大の苦手のセレッソも攻撃的なチームは

十分互角な戦いが出来るので本当に楽しみな相手です。

もちろん私が大好きなチームの1つです。

現にホームの戦いは前半は川崎、後半はセレッソと存分に攻撃力を発揮し、

3-3とかなりスリリングな試合が展開されました。

でも昔はと言うとジュニーニョにはゴリがぶっちぎられ江添がぶっちぎられ、

セレッソDFは全く歯が立ちませんでした。

そんなセレッソが川崎相手に楽しめるようになったのは、ジュニーニョに対応できる

茂庭のおかげかもしれません。

②試合経過

開始早々は相変わらずピリッとせず 柴崎が見事に抜けてシュートもジンヒョンが弾き出す。

7分 カウンターから2:2の状況。ジュニーニョのパスからどフリーの小林のシュート。

   も、またもやジンヒョンのファインセーブ。

10分 CKからキヨがニアで合わせて先制の

ゴーーーーール!!!!!

前半通じて、川崎が主導権を握りながらセレッソがカウンターで応酬する展開。

いつものように主導権は握れない。これについては後ほど。

13分 山瀬のミドルも枠を捉えず。

16分 登里のドリブルからジュニーニョがフリーもトラップ乱れてクロスかシュートか中途半端に。

厳しい展開も守備の時間が長いと集中力は上がる。

逆に攻撃の主導権を握っていると守備の集中は下がる。

なんかいつもと逆の展開を感じていたら案の定。

35分 キヨの見事なスルーパスに倉田が抜け出し

ゴーーーール!!!!

なんかシュート数とゴール数が近いという効率的な得点です。

それにしても倉田は体制が難しい方がシュートが決まると実感。

簡単なやつは入らない不思議さに少し笑えた(笑)

38分 ニアの小林の飛び込みでヒヤッとするんですが、

    キヨと丸橋の連携はどないなっとるんや?と疑うシーンです。

    これもまた後ほど。

後半は6月頃とは正反対に一方的に攻めまくられます。

63分 登里に決められて2-1です。

しかし、後半のシュートの雨あられを防いでくれたのがジンヒョン。

間違いなくこの試合の私のMVPです。

おかげさまでなんとか2-1で勝ち点3をゲット出来ました。

③試合評

タイトルにも書きましたがかなりセレッソは満身創痍状態です。

まず、シャケ。全く走れていません。

前節、足がつって交代していましたが、まだ完治していない感じがする。

ここが川崎のスピードに全く付いて行けていないのでピンチの連続。

しかし、途中からあまり上がらないようにしてバランスを取ってました。

それが、攻撃の主導権を握れないまず1つの理由。

次にマルティネス。

ここも前節のケガの影響は見ていても明らか。

ここをカバーするように2列目が下がるためポゼッションよりカウンターへ。

と言ってもそこからキヨを中心に良いカウンターを繰り出していました。

次に小松。ここは酷かった。

TOPの仕事、ターゲットの仕事は苦手なのはわかっている。今更、私は驚きません。

しかし、得意な仕事ではそれなりにこなすし、最近はスタメンで使われない

うっぷんを運動量で見せてくれていました。そこは私も褒めていました。

しかし、今日(鹿島戦も)は何が悪いって「体に全くキレがない」。

キレが無ければ運動量も当然無い。

また助っ人を呼ばれてモチベが下がったのか、単純に体の疲れからなのか?

苦手な仕事だけならわかるんだけど得意な仕事まで出来ないって言うのは、

体か心かどちらかにトラブルを抱えているのでは?と思いました。

あとキヨはかなり疲れていますね。

疲れていながら結果を残す辺りはさすがと言いたいですが、

調子の良い時では豊富な運動量を生かした守備面もキヨの魅力です。

が、今日は守備に遅れるシーンが何度と目に付きました。

先述の38分のプレーはその典型。丸橋とマルティネスの位置から

キヨが外をケアするのは基本なはず。

そこをボンヤリして出遅れるなんて、好調時のキヨにはないプレーです。

と、乾、ピンパォンが抜けて高橋が長期離脱と厳しい時期に4人も状態が良くありません。

仮に乾がいればマルティネスは休ませたかもしれません。

高橋がいれば無理にシャケを使う必要もありません。

ピンパォンが良いか悪いかは別として調子の悪い小松よりはずーっと上です。

従って、それなりにこの試合は苦しい苦しい状況での試合でした。

故に、川崎の攻撃力をもってすれば主導権を握れないのは仕方ないかもしれません。

そこを粘って粘ってセットプレーから点を取って勝ち点3を取るなんて、

前節と打って変わってプロフェッショナルな試合をしました。

苦しい時に勝ち点を取れる。これは本当に大事なことです。

そして、ここ最近の選手流出を考えると、こういったチームに修正が必要なのかもしれません。

なんせ、昨シーズンの5月頃の前4人共いないんですから!

攻撃の魅力を持ちつつそんなバランスが取れるチームになれるといいですね。

で、そんな試合だけにジンヒョンの復活は助かりました。

いつも一度乱れると数試合安定しない姿を見ていただけに、今回も心配していましたが、

今回はすぐに復活してくれました。

タイトルは「ジンヒョン借りを返す」という案もあったくらいです。

それにしても、ボールを持った時にいっつも後ろをチラッと見るシーンが少し可愛かった(笑)

逆に相手のGK相澤はセレッソに在籍していたので良く知っている選手です。

一言で言うと守備範囲が狭い&セットプレーで前に出れない!

なのでセットプレーは絶好のチャンスと思っていたので、そのセットプレーから点が取れてよかったです。

守備範囲が狭い=GKとしてダメと言うわけではもちろんありません。

ノイアーだって守備範囲狭いけど超一流のGKに間違いありません。

それは各GKの特徴ですので批判ではないことを付け加えておきます。

ただ、ノイアーは反応だけじゃなくスローインと言うスーパーな武器がもう一つありますけどね。

その証拠に68分の倉田のシュートのセーブはGood Job!

でも、倉田は良い体制でシュートを打つとやっぱり決まらない。

ゴールを決めたシーンの方がはるかに難しいんだけど(笑)

この時も素晴らしいフェイントで抜け出してフリーで打ったんですが、

むしろDFがいる厳しい状況の方が決まったんじゃないかと思う

不思議な不思議な倉田でした(笑)

最後にいい試合に西村主審の素晴らしいレフリングがあったことも付け加えておきます。