Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第15節】vsコンサドーレ札幌~苦手ハイプレスに奥埜のラン。

セレッソ大阪 vs コンサドーレ札幌

9月9日(水) 19:30K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

①スタメン

2TOPには都倉と奥埜。

ボランチは2試合続けて藤田と木本。デサバトもベンチに。

そして丸が左SBに復活。コンディション戻ってるかな?

 

②結果

 セレッソ大阪 2 - 0 コンサドーレ札幌

  6分  奥埜(セレッソ大阪

  59分 奥埜(セレッソ大阪

 

③試合展開

試合開始から札幌のハイプレスに苦しむ展開です。

過去にもありましたが、後ろでゆっくりボールを

回せないと苦しいのがロティーナ戦術。

苦しい試合が予想されましたが、

いきなり相手からビックプレゼント。

 

5分 相手のパスミスを藤田がダイレクトで奥埜へ

  奥埜はそのまま持ち込んでシュートで

 

ゴーーーーーール!!!!!

 

いきなりまさかの先制点。

先制するとやることが明確で強さを発揮するセレッソにとって、

この先制で一気に楽な展開か?

と思いきや、とにかく札幌のハイプレスに苦しむ展開に。

 

17分 中央で坂元が強さを見せたドリブルで突破し左のキヨへ。

   キヨは追い越す丸へパス。丸のクロスに坂元のヘッドも

   上手くミートできませんでした。

 

丸が左SBに入るとこのパターンがあるんですよね。

キヨと丸の鉄板の攻撃パターンです。

 

この後も札幌のハイプレスは続き、

何度もボールロストで苦しい展開でしたが、

札幌さんの単調さに助けられました。

札幌さんは中央にジェイとオリヴェイラが突っ立って、

そこへのクロスを放り込むだけ。

2人はさすがの強さを見せますが、

あれだけワンパターン攻撃だと何とか守れます。

 

36分 ハイプレスが苦しいのでジンヒョンがロングキック

   このボールを都倉が上手く奥埜につないで

   GKと1:1もゴールマウスを捉えず。。。。。

   1点目と違って正面だったので難しいんですよねー。

   角度がないとコースが狭くなってしまいます。

 

39分には大ピンチ。

先述の通り、ワンパターン攻撃なのでヤマを張って

守っていたところを裏を取られてしまいます。

ここはジンヒョンのファインセーブで事なきを得ます。

このシーンを見ても、ここまで札幌さんがワンパターンだった

ことを物語っています。セレッソ守備陣全員が

裏を掛かれて冷や汗のシーンでした。

 

前半は1-0で終えます。

 

後半に入ると、札幌が戦術を明らかに変えてきます。

ジェイとオリヴェイラが中央に突っ立っているだけではなく

右に左に、前に後ろにと動きを見せます。

この攻撃にセレッソの守備陣が翻弄されて、

いよいよ苦しい時間帯へ。。。。。

そんないつ失点しても不思議ではない状況から

 

53分 丸のパスを中央で受けた奥埜が右の坂元へ

   坂元は軽いフェイクを入れて追い越す陸へパス。

   陸のクロスにフリーにキヨのボレーもミートせず

   当たり損ねのボールに奥埜が押し込んで

 

ゴーーーーーール!!!!!

   

苦しい苦しい時間帯での追加点。本当に楽になりました。

 

その後にジェイの強さでポストを叩くヘッドを喰らうも

2-0で最近勝てていない札幌さんに気持ちが切れた

選手も見えたのでハイプレスも影を潜め、

逆に西川や藤尾が決定機を迎えるも決めきれず、

2-0のまま試合終了です。

 

④雑感

やっぱりハイプレスの相手は厳しいですね。

セレッソが最も苦手とする相手です。

ただ、相手のワンパターン攻撃とプレゼントパスに

助けられての4連勝です。

苦しみながらも勝てる強さは本物です。

川崎がいなければ、通常のシーズンならば余裕で首位ですから。

 

MOMでもある奥埜ですが、2得点ももちろん凄いですが、

前半終了後のスタッツが驚異的です。

走行距離が6.7km!!!!!!!!

ゲーゲンプレス、ヘヴィメタフットボールと言われる

クロップ・レッズで圧倒的な走力を記録する

ミリーやヘンドでも頑張って6.5kmくらいです。

恐らく対戦相手にしたら、奥埜が二人いる錯覚を起こすレベルです。

とんでもない走行距離です。

こんな選手がいると本当に相手からすると嫌でしょうね。

ただゴールパフォーマンスはダメですね。

0001はちょっと意味がわかりません(笑)

いや、都倉の指示が悪い????

 

後はやっぱりハイプレス対策をしっかりとしないと。

36分のシーンのように都倉がいるなら、ロングボールでも

勝負出来る力はある訳ですから、もっとハイプレス対策を

しっかりとやってもらいたいです。

 

丸はまだコンディションは戻っていないと思いますが、

休養前よりは顔色は良くなりましたね。

休養前の時はほんまに心配になるレベルでしたから。

涼しくなって来たのでこのままコンディションを

取り戻していってもらいたです。

そして、最後にデサバトの試運転が出来たのも良かったです。

さりげなく球際の強さも見せていたので、

やっぱり、デサバトが戻ると安心感が違います。

 

そして藤尾はあと少しで2試合連続ゴールになるとこでした。

なんか持ってますよねー。

ちょっと将来が楽しみになってきました。

なんか無我夢中感が好感持てますね。

いや別に誰とも比較してないですよ。勘ぐりすぎですよ(笑)

 

とにかく苦しみながらの4連勝。

ここから横浜、神戸、赤鹿との中2日の3連戦。

文字通り、地獄の3連戦。

理屈では勝ちきれません。

ここを乗り越えるには今日のように

内容で負けても勝つという勝負強さが必要です。

10月の川崎との直接対決まで勝ち続けましょう!

 

【第14節】vs浦和レッズ~右サイド制圧で勝負あり!

セレッソ大阪 VS 浦和レッズ

9月5日(土)19:30 K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

①スタメン

連戦による離脱は増える一方です。

メンデスも消えて、デサバトは間に合わず。

TOPは都倉、柿谷のペアをセレクト。

ボランチは藤田と木本。

左は引き続き片山です。

 

②結果

 セレッソ大阪 3 ー 0 浦和レッズ

  48分 都倉 (セレッソ大阪

  74分 坂本 (セレッソ大阪

  93分 藤尾 (セレッソ大阪

 

③試合展開

さすがに鬼の連戦はメンバーが揃いません。

かなりギリギリの状態で挑みます。

とは言え、負けてくれない川崎を追い掛けるためには

勝ち点を1つも落とせません。

 

この試合開始早々、右サイドからチャンスを演出。

早い時間の先制点が今のセレッソのカギです。

5分 中央をドリブルで進んだ柿谷の上手いテクニックの

   アウトでのパスに都倉のリターンは合わず。

 

7分 藤田のサイドチェンジに陸がアーリーで隙間を縫うパス

   これにフリーでキヨが合わすが上手く捉えれず。

   その前にも陸からチャンスを作れていました。 

 

14分 キヨの上手く裏を狙ったボールに都倉もGK。

 

ここまで右サイドは陸を中心に柿谷の技ありプレーもあり、

ある程度試合を支配して、いつもなら先制が欲しいところ

でしたが、今日はメンバーも違って精度がやや足りない。

すると、流れは次第に浦和に。

攻撃に偏重していた右サイドをファジーな位置に配する

関根に何度か狙われてピンチに。

何度かCKへ逃げて耐える時間帯が続きます。

 

27分のFKのこぼれ球に坂元のシュートもDFブロック。

   残念ながら右足でした。。。。

 

セレッソも次第に右サイドの守備を修正して落ち着くと

意外にも次の攻撃の一手はドリブラー片山。

浦和ペースをやや引き戻して前半を0-0で折り返します。

 

後半開始早々柿谷outで奥埜in。

最初から柿谷はケガの様子を見ながらの時間限定でしょうね。

 

47分 キヨの見とれるほど美しいサイドチェンジに坂元。

   坂元がカットイン気味に入ると、早いタイミングでクロス。

   逆サイドには都倉が難しい体制でヘッドでの

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

今日はちょっと遅れた待望の先制点です。

右サイドは守備の修正後は攻め手は失っていましたが、

逆に浦和がそこを突いて攻撃的に来てたのでスペースは生まれていました。

そしてスペースが生まれると坂元という武器が生きてきます。

セレッソの攻撃の手が増えてきている証拠です。

 

1-0とリードしたのでこれでやや落ち着けます。

浦和も選手交代を図り、活性化を図りますが、

いつもの通り、堅い守りで跳ね返します。

それほどピンチもなかったかなと思います。

そんな感じで上手く時間を使いながら試合を進めると

 

73分 次は藤田がまたまた美しいサイドチェンジのボールを坂元へ。

   坂元は再び先制と同じ状況に次はクロスを上げるフェイクから

   切り返して中へ切り込んできます。山中を転ばせた

   キレのある切り返しに拍手も大きくなり、

   そこから深く切り込んでクロスは相手DFへ当たって

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

1点目のクロスのイメージがあったのでキレのある切り返しが

見事に嵌っての2点目。前半、一進一退の右サイドを

坂元のキレが完全に制圧して勝負ありです。

 

と思っていたら、85分から投入されたデビュー戦の藤尾。

GKが出てきたところを果敢にアタックし、ボールを奪い、

そのまま冷静にゴールへ流し込んで

 

ゴーーーーーール!!!!!!

 

何とも嬉しいデビュー戦での初ゴール。

最高のオマケまでgetして、苦しい状況での快勝です!

 

④雑感

前節、キレキレの姿を見せたキヨ。

そこに浦和はある程度人数を掛けて守ってきました。

その流れから勝負のカギは右サイドへ。

お互いに攻撃の起点をここに置いての主導権争い。

ただ片山の強引なドリブルには驚きでしたが(苦笑)

時折、そんな驚きも挟みつつ、そんな試合のカギになった

右サイドを坂元が完全制圧して勝負あり。

右も左も相手に脅威を与えるようになってきました。

そして2点目とも起点になったのはサイドチェンジ。

3節前くらいからこの効果的なサイドチェンジが生きてます。

どちらも美しい軌道を描いていましたが、

これ、キヨと藤田はめっちゃ練習してるんでしょうね。

(あとデサバトも得意ですね)

サイドバックが絡まなくてもサイドチェンジで同数を作れば、

坂元とキヨなら何とかチャンスを創出できる。

ここは間違いなく良い形が出来てきました。

 

柿谷はケガを騙し騙しなんでしょうね。

ある程度、戦術に順応しつつ、

さすがの技を見せていましたが、

90分出場は厳しいコンディションだと予想されます。

とは言え、後から出てきたのは水を運ぶ奥埜。

セレッソの流れを作る重要な選手です。

1点目も2点目もポジショニングは絶妙。

かつ、前でのボールの流れはこの人がいると圧倒的に違います。

なので、奥埜と誰かという組み合わせで色々なバリエーションを

持つことが基本でしょうね。

そこに藤尾が加わってくれると、これまた面白いですけどね。

ひとつ楽しみが増えました。

 

次回くらいにはデサバトが戻って来れそうとも。

サバト不在で藤田の負荷が非常に大きいので、

早く藤田を休ませてあげないと非常に心配です。

今、藤田を失うとさすがに苦しいです。

 

今週もミッドウィークに試合がある過密状態が続きますが、

上手くチーム力で乗り越えていきましょう!

それに活力を与える快勝です!!!

しかもクリーンシートは久しぶりです。

まだまだ強敵川崎へ食らいついて行きましょう。

 

 

【雑談 】タキの初ゴールとルヴァン杯敗退。

ちょっと遅れてしまったので雑談扱いです。

 

タキが20-21シーズンに入っていきなりの初ゴールです。

まあメディアの騒ぎ方も凄かったですね。

散々、ゴールがないと騒いでいたフリークの皆様の

手のひら返しもさすが。

W杯の時と変わらぬ安定の手のひら返しです(笑)

まあ、そんなフリークの方々はほっといて、

私はレッズサポなので、もっと気になることに夢中でして、

正直、タキの初ゴールを堪能しそこないました(苦笑)

そしてPKでのコミュニティシールド敗退。

確か昨シーズンも。。。。これは連覇のフラグか!!!

 

 

基本的にクロップは4-3-3を崩しません。

選手交代は同じポジションの選手を変えることで活性化は

図りますがフォーメーションを変えるようなことは滅多にしません。

よほど終了前の5分くらいで攻守を徹底したい時くらいです。

それが、ネコちゃんとミリーを下げて、タキとケイタ投入。

誰誰?どこどこ?と私の頭は完全に混乱状態。

どうもファビーニョがCBの位置に。

右にゴメス?でフォメは変えてない?

でもロボ3バック並みの高さにいるよなーとか、

でもボランチ2枚いるよなーとか、

なんて考えている間にタキの初ゴール生まれちゃいました!

でもでも、この私混乱のフォメはタキにとって

動きやすかったように思えました。

そら、マネ、ボビー、サラーの代わりをしろと言われても

無理な話です。

それよりタキが生きやすいフォメが生まれたのなら、

そちらの方が喜ばしいのではないでしょうか?

ちょっと昨シーズン、オリギの魔法が落ちて来てたので、

新たな戦術としてこのフォメが、

そこに元セレッソのタキが加われば

楽しみなシーズンです。

クロップのことやから1月加入からの試運転で

策を巡らせていたのだと思うので楽しみです。

 

そしてルヴァン敗退。

私は出来れば主力を出さずに戦ってもらいたかったのですが、

余り如実にやりすぎると、ACLの時みたいに

うるさくて面倒な人が多いので仕方ありません。

でもキヨは出さなくても・・・・・。

そもそも、今の過密日程でさえアップアップである

セレッソの選手層の厚さでは2足の草鞋は無理です。

やっぱりリーグ最優先なので、やむえないと思います。

今のセレッソは非常に組織された戦術なので控えとの差が

ハッキリと出るところも苦しいところです。

ユンさんくらいに戦術が単純なら、多少入れ替えても

何とかなりそうですが、これだけ組織化されてしまうと、

少しの違いで大きく戦力ダウンしてしまうことは避けられません。

1軍でも都倉や高木が苦しむほどの組織なので、

そりゃ、普段出ていないメンバーでは難しいですわな。

でも、そう考えると坂元って凄いですね!

1年目でロティーナ戦術に完全に順応してしまうとは。

ライバルと目されていた方は海外移籍の話ばかりで

全く戦力にならなかったので、正直、うれしい誤算です。

坂元は攻撃で目立つことが多いですが、

その前提はしっかりとした運動量があることですね。

リスク最優先のロティーナなので攻撃だけでは使ってもらえませんので。

 

ともあれ、最強川崎と争うには勝ち点を1つだって落とせません。

ルヴァンでの川崎を見てもわかる通り、選手層が圧倒的に厚いです。

喰らいついていけるように粘り強く戦っていきましょう。

そのためにはルヴァン敗退。仕方ありません。

糧にしてリーグ優勝へ全力を尽くしましょう!

 

オマケ

念願のレッズの優勝記念ユニフォームを昨日get!

なんかニヤニヤしちゃうなー。やっぱ優勝はいいなー。

 

【第13節】vs横浜FC~丸不在でキヨが能力全開!

セレッソ大阪 vs 横浜FC

8月30日(日)18:00K.O. at ニッパツ三ツ沢球戯場

 

①スタメン

サバトが負傷によりボランチへは奥埜が入ります。

代わりにTOPに高木。川崎戦で苦しんだ布陣です。

とは言え、ボランチ2人がフル出場はシーズンを考えると厳しいので、

ミネイロが使えないとわかった限り、オプションは必要です。

また、丸はとうとうスタメンから外れました。

ここ数試合は見ているのが辛かったほど疲労困憊でした。

代わりは片山。まずは強固な守備からお願いします。

 

②結果

 セレッソ大阪 2 - 1 横浜FC

  14分 清武(セレッソ大阪

  58分 ブルーノ・メンデス(セレッソ大阪

  86分 松尾(横浜)

 

③試合展開

この試合もしっかりとペースを握って試合に入ります。

ペースとは完全なるスローペース。

そうやってペースを握ると、早い時間に先取点。

この辺も最近、安定して早い時間に先制出来ていますね。

 

藤田の見事な縦パスに高木がヒールでフリック。

そのボールを受けたキヨがキックフェイントで相手DFを

転ばせておいて、GKを上手く外したシュートで

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

ここ3人の位置関係。

メンデスが右サイドに流れて、そのスペースに高木。

そして高木がズレたスペースにキヨ。

3人の連携が見事、藤田のパスも秀逸。

そして仕上げはキヨの至極の技。

 

これでますますペースを握った試合展開。

でも、川崎戦の教訓も忘れずに。

 

37分には片山のサイドチェンジから陸の落としに

坂元のシュートも相手DFのブロック。

 

43分には藤田のサイドチェンジから片山がシュートも

GKのブロックで決めきれず。

 

スローペースから一気のサイドチェンジ。

これで一気に主導権を握っていました。

 

1-0リードのまま後半に入ります。

後半から高木outで木本IN。

奥埜はTOPへ入ります。

ボランチのオプション構築。

今のセレッソの課題です。

 

後半早々から奥埜がTOPに入ったので、

効果的なハイプレスで何度かチャンスを奪いつつ

迎えた56分。

ハーフライン先の左サイドでボールを受けたキヨが

ゴール前までドリブルで運びます。

ゴール前で潰されるもそのこぼれ球を奥埜が

冷静にフリーのメンデスへ。メンデスは狙いすまして

ゴーーーーーール!!!!!!!

 

狙い通りの2点目です。

展開、内容含めて完璧な展開です。

楽勝かと思いきや、75分頃のセレッソ、横浜の選手交代で

一気に形勢逆転されます。

怒涛の攻撃を受け続け、85分についに壁を破られます。

その後も猛反撃を受け続けましたが、何とか耐えて、

楽勝ムードから一転、薄氷の勝利となりました。

5人交代は怖いですね。

 

ただセレッソ側から言うと、都倉と孝司の同時起用は

勘弁してもらいたいです。

せめて一人は気の利く選手がいないとダメです。

FWなので1人くらい我の強い選手も良いですが、

さすがに2人も並ぶと戦術が台無しです。

ほんでそこに西川はもっと最悪です。

そこはセレッソ側にも責任ありです。

 

④雑感

この試合は言うまでもなくMOMはキヨです。

そのキヨの本来の能力全開のキッカケは丸不在かと。

普段は攻撃力を有する丸と連携して左サイドを崩す意識が

強いですが、この試合は不在となりました。

キヨは元々カットインの傾向は強かったのですが、

丸の不在で迷いなくバイタルへ切り込んでいました。

1点目のポジションを取れたのは、そんな迷いが

なかったからではないでしょうか?

2点目も迷いなく一直線で入ってきました。

試合後のインタビューでキヨは

「他に選択肢がなかったので・・・」と

謙遜の意味で発言していましたが、

ある意味、的を得ています。

丸がいないことで直線的にゴールへ向かう

意識が芽生えていたのだと思います。

実際に片山がキヨと絡んでというパターンは少なく、

やはりリスク回避を優先していました。

そんなキヨに他の選択肢を与えなかったこと。

これが結果としてキヨの能力を十分に生かせたのではと

思います。

これこそ”8”を纏っていた頃のキヨです。

なんか復帰以来、ケガに悩まされている影響で、

本来の力を100%発揮出来ていなくて、

なんかモヤモヤしていましたが、キヨが完全復活です。

これからのキヨは楽しみです。

とにかくケガ無くシーズンを終えて欲しいところです。

 

後、余談ですが横浜の観戦者はどうなんだろ。

ジンヒョンは少なくともルール通りで問題ないですし、

百歩譲って起こった瞬間はブーイングもわかりますが、

試合後の行動は最悪です。観戦する価値がない人達です。

あえて観戦者と呼んでいるのは、時間が必要な時に

余計な時間を費やしてクラブに迷惑を掛けていたので、

少なくともサポータではありません。

サポータはチームの力になる人達のことを指します。

故に彼らはただの迷惑な観戦者です。

横浜としてのクラブの対応を考えてもらいたいものです。

 

さて、ルヴァンはどうするのかな?

なんせ9連戦。

これを固定メンバーで行くのはちょっとキツイでしょ。

リーグ戦を狙うなら、レッズみたくカップ戦は捨てるのもありです。

その代わりに絶対にリーグ戦を取らないといけませんが。

川崎も少し足踏みしましたが、さすがの回復力。

完全に足踏みを払拭しました。

そうなると追い掛ける身としては、1つも落とせません。

ちょっと失点が続いているので、まずは堅守を取り戻して

もらいたいところです。

 

【第12節】vsベガルタ仙台~川崎戦で学んだことと必殺ダブルカットイン!

セレッソ大阪 vs ベガルタ仙台

8月23日(日) 19:00K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

①スタメン

ボランチにデサバトが戻ります。

奥埜もTOPへ戻ります。

相手の仙台からすれば逆ですが(苦笑)

 

②結果

 セレッソ大阪 2 - 1 ベガルタ仙台

   19分 清武 (C大阪

   47分 蜂須賀 (仙台)

   60分 坂元 (C大阪

 

③雑感

ブログが滞るギリギリになってきてます(^_^;

私が酷暑で一番、落ちてきています(苦笑)

 

この試合は前節の惨敗から立て直す大事なゲームでした。

しかし、あの結果で学んだことをしっかりと出せたゲームでした。

この試合もキヨの技ありゴールで早い時間に

先制することに成功しました。

しかし、ここからの大きな違いは、先制後に余裕を持って

”どん”と構えてしまった前節と違い、

先制してもやることを変えなかったことだと思います。

故に、セットプレーから同点に追いつかれますが、

やることを変えていないので、同じことをやるだけ。

後半に入っても同じようにやることを続けて、

勝ち越し点をしっかりと取ることが出来ました。

変に自信過剰の守備へ移行しなかったこと。

これが川崎戦で学んだことではないでしょうか?

川崎戦では明らかに自信過剰の守備モードを

突かれて崩れていきました。

確かに堅守に対して自信を得ているのは

私も含めて感じていると思いますが、

少し慢心みたいなものが生まれて来ていたと思います。

周りから散々、堅守、鉄壁、最強の盾等々

言われていましたからね。そこで川崎戦の惨敗。

目を覚ます良いきっかけになったのではないでしょうか?

歩みは止めたらそこまで、上を目指し続けねばなりません。

川崎戦はなかなか良い教訓になったと思います。

 

ただこの試合を見て川崎戦はデサバトの不在が悔やまれます。

やっぱり存在感が頭一つ抜け出ています。

川崎戦でやられていた局面を一人で解決してしまいます。

なんやかんや言うとるけど、デサバトの不在が

一番大きかったんちゃうん!と言う考え方もありですね。

それくらい相手のカウンターチャンスでのデサバト

対応レベルが高すぎて恐れ入りました。

中盤で君臨するセレッソの門番です。

 

さて攻撃の方では表題の「ダブルカットイン」が

完全に武器として確立しつつありますね。

坂元も最初は周りとどうやれば上手く攻撃できるのか

手探り状態でした。前任の水沼とは全くタイプが違うので、

周りの選手も手探りでした。

最初はどちらか言うとサイドを抉る意識が高かったように思います。

多分、都倉が中央にいた影響もあったと思います。

しかも逆サイドのキヨもじゃんじゃんカットインする。

そんな中で坂元が本来得意とするカットインが減っていたのかな?と

勝手に予想しています。

中央に高さもなくなり、自分も得意の形から得点していたことから、

何となく中央へ入ってくる形が確立してきたのかもしれません。

 

「そのために左右のSHは利き足逆なんじゃ!」とは

ティーナは言わないですよね(笑)

とにかくSHのダブルカットインとFW2人が加わって、

4人でBOXに侵入して、好きなように連携して誰でも得点が取れる。

こうやって中央でごちゃごちゃした場合、仮に弾かれてもデサバト

かなりの確率で回収して2次攻撃、3次攻撃へとつながります。

これは今後、楽しみな形になってきました。

キヨと坂元が得点できる状態が今の良いチーム状態ですね。

東京さんや柏さんみたいに個で得点できる強烈なTOPを

擁している訳ではなく、奥埜に代表されるように組織で

得点するチームカラーですので、こういった

一つの得点パターンの確立はとても嬉しい限りです。

宏太の必殺クロスなきあとは、必殺ダブルカットインです。

とせっかく名付けたので御機嫌に多用してみました(笑)

 

他、丸は今日も疲労がピークに達していましたね。

見ていると少し可哀想でした。

せめてルヴァンは休ませてあげて欲しいです。

以前に丸がセレッソの調子のバロメータと言ったことが

あるくらい、影響のある選手だけに心配です。