Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【PL_24節】vs ウォルバーハンプトン~タキのプレミアデビュー戦。

Liverpool vs Wolverhampton

 

この試合の勝利はかなりヤバいです!

正直、悪魔さんよりウルヴスの方が実力的には上です。

ブレイク中のA.トラオレを筆頭に、プレミアの水に慣れて

ゴール量産中のヒメネスが前にいて、モウチーニョ

中盤でタクトを振るいます。

戦術面も悪魔さんのオーレに比べてはるかに洗練されていて、

速攻、遅攻のどちらでもしっかりとした戦術を持っており、

チームがオートマチックに連動します。

伊達にシチズンズからダブルを達成していません。

90分間全く気が抜けないチームです。

 

そんな緊張した試合の入りも最近の得点パターンである

TAAのCKから先制です。

8分 TAAのCKにヘンドのヘッドで

ゴーーーール!!!!!!

 

いきなり先制します。

それにしてもTAAの蹴るボールは本当に素晴らしい。

高さがないところでもドンピシャです。

 

これでやや試合を落ち着けて試合を運べます。

ウルヴスは徹底的にトラオレを使って左を攻略にかかります。

あのロボが何度も完全に振り切られるシーンは

私の記憶に一切ありません。

それでもダイク&ゴメスのコンビで中央は何とか死守します。

 

17分にはマネのパスからサラーが狙うもDFにブロックされます。

 

そんなレッズに最大のハプニングが!

なんとマネが座り込みます。。。。

レッズで欠かせないピースです。

 

マネに変わって出場はタキ(クロップがそう呼ぶので)

ハプニングでのプレミアデビューです。

日本では大騒ぎでしょうが、KOPはマネの方が心配です。

マネの不在の影響は余りにも大きいので。。。。

 

で、マネのポジションにそのまま入るのかと思いきや、

まさかの4-4-2に。

右SHにポジションを移します。

左にはチェンボが移動して、ジニ、ヘンドの2センターです。

なるほど、クロップはトラオレ警戒ですね。

確かにそれだけの存在感を見せていました。

何本エグられてクロスを入れられたやら?

左WGの1番手オリギは攻撃のジョーかとしては有効ですが

守備に難がある選手。ロボのカバーが出来ません。

かつ、プレミア初出場のタキにトラオレは大仕事。

そこで頭を回した結果の4-4-2ですね。

タキの立ち位置は3TOPの控え。

オリギは終盤のジョーカー。

控えも役割分担されているなんて。。。。強いはずです。

 

と言っても先に述べた通り、誰もマネの代役は無理です。

これで更に活性化した左のトラオレからヒメネス

頭で合わせて追い付かれます。

これで一気にホームが活性化して押せ押せのウルヴス。

恐らく今までのレッズなら一気に飲まれそうな勢いです。

しかし!

この飲み込まれそうな勢いを止めたのはアリソン!

さすがに世界最高のGKです。

2本ほど決定機に立ちはだかることで相手の勢いをシャットアウト!

当時、GK最高額も今やバーゲンセールです。

この記録を更新したケパさんは苦しんでいるようですが。。。。

 

アリソンのおかげで五分に引き戻したレッズ。

ファビーニョも投入して更にディフェンスを安定させます。

正しく、フットボールは守備から。

守備を安定させれば、今のレッズは決めきる力があります。

 

そんな中、

84分 スローインをボビーがスルーしてサラーが収めます。

   今日は利己的なサラーがこねくり回しているボールが

   転がったところをヘンド拾って、素早くボビーへ。

   ボビーは中央へ切り込みながらのシュートで

 

ゴーーーール!!!!!

 

ボビーはその前に決定機を外していただけに喜び爆発!

でも、ユニ脱ぐのは耐えた(笑)

ボビー唯一の弱点はユニ脱いでの黄紙です。

それ以外は完璧な選手です!

ん?ファッションもなかなか凡人には理解できないものがありますが。

 

アディショナルタイムにまたもやトラオレのクロスから

あわやのシーンを作られますが、相手のシュートはミートせず。

またもやギリギリでの勝利。

止まらぬ連勝!勢い!

この完全に負け試合。良くてドローのゲームを勝ち切る強さ。

本気で今のレッズは最強です!!!!

 

さてさて所感に戻りますが、

今日はマネの負傷でリズムを崩してしまいましたが、

最近、献身的だったサラーが利己的で困りました。

恐らく、本人的にはマネの負傷で俺が何とかしないと!

という意識が強まってのプレーなのだと思いますが、

ボールをこねくり回すプレーはレッズのフットボールではありません。

4回くらいそんなプレーがありましたよね。

タキがシュート打った時に嬉しそうにタキの

肩を叩いている様子を見ると、ある意味、天然やと思うのですが、

こねくり回すプレーはちょっと注意してもらいたいものです。

本人は天然でも周りには悪影響を及ぼす場合があるので。

そういった意味でもマネの負傷が心配です。

マネはレッズにおいてスーパーな選手だけに。

CLが始まるまでには治してもらいたいです。

 

タキの方は初シュートも打てて一つづつ歩を進めています。

何度もサラーと動きが被ったりファーストDFが遅れたシーンが

ありましたが、何度も言うように世界最高レベルの

スピードとトランジッションを誇るチームです。

すべて出来るとは思っていません。

ここからの積み上げです。

その中でも時に良いスペースを見つけて走るシーンもあり、

その辺りはタキの良さが十分に出ていました。

実際にファビーニョとヘンドから長いボール来ていましたよね。

私はここが重要だと思ってます。

タキも、後ろからでもこんなにええボールが来るのか!と

実感できたのではないでしょうか?

そしてタキはここへ走りこむ技術が優れています。

レッズには他にもファンダイク、ゴメス、マティプ

後ろからどんどん良いボールが来ます。

何やったらGKのアリソンからも来ます。

このパスを上手くキープ出来てゴールへつながれば、

一気にタキがレッズで生きる道が出来るかもしれません。

私的にはこのヘンドとファビーニョから受けた2本のパス。

未来へつながる2本だったと思います。

まあプレミアのフィジカルゴリゴリDFを越えねばなりませんが!

 

でも動きはシャキリが入るよりずっと順応しています。

もちろん、シャキリの方がドリブル、パススキルは上だと

思いますが、それだけだとクロップは満足しないので、

この動きに順応していることの方が重要です。

クロップがメルウッドに初めて来たとき、

「このチームで1番走れるのは誰だ?」

アダム・ララーナです」

「そうしたら、今日から全員アダムになろう」

とは有名な話です。

スキルより運動量を重視するクロップらしい話です。

あくまでも運動量がある上での技術です。

もちろん技術ないとこのレベルでは通用しません。

あくまでもベースの話です。

そんな意味でもこの動きの中でプレーできているタキは

突然のデビュー戦にしては上々ですね。

 

さてさて、レッズの方は色々な記録を更新中です。

プレミア14連勝。

プレミア40戦無敗。

念願のプレミア制覇に向けて進んでいます。

週末はFA杯なので、またタキも出れそうですね。

 

Y.N.W.A