Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【セレッソ大阪】当ブログも20年シーズンスタート。

最近はレッズばかりだったので久しぶりのセレッソの話題です。

移籍情報もひと段落したので、まずは振り返ってみましょう。

 

まずは退団という点では大きな2人の退団がありました。

ソウザと水沼宏太

間違いなくセレッソ初タイトルの立役者。

ユンさんのフットボールの中心であった2人。

ソウザの言葉ではありませんが、これもフットボールです。

この2人には素直にありがとうの感謝の気持ちでいっぱいです。

新天地での活躍を応援します。

もちろんセレッソ戦では敵ですので、活躍しないことを祈ります。

ソウザと言えばユンさん時代には戦術ソウザという言葉を

当ブログで何度か使わせてもらった通り、中央で王様として

君臨しました。強烈なミドルとそのフェイントから突破と

圧倒的な存在感を示しました。そしてセットプレー。

ユンさんは攻撃に関しては多くの戦術を持たない監督さんでしたので、

その分、セットプレーはかなり重視していました。

ニアの健勇とファーのヨニッチ。この2人で得点を重ねました。

この堅守+ソウザがセレッソ初タイトルの原動力であったことは

間違いありません。

そして宏太と言えば恐ろしい運動量を誇るアップダウンからの必殺クロス。

健勇が得点を量産出来たのも宏太のクロスはかなりあったと思います。

そして宏太と言えば、女子高と揶揄されていたセレッソユースに対して

常に厳しい言葉を投げかけ、プロとして戦う意識の高さを

教えてくれたことも感謝します。

ユンさんはこの辺も期待しての宏太獲得だったと思います。

今のセレッソに昔のセレッソ姿は見えなくなりました。

そんな多大な貢献をして来た2人ですが、ロティーナの中では

正直、少し合っていない感じは受けていました。

特に守備時には当ブログでも何度も使った”美しい”という守備ライン。

そこから外れるのは決まってこの2人だったのも事実です。

そう、美しすぎるゆえに少しの乱れが目立つんです。

この2人はついついボールホルダーにプレスを掛けてしまう。

別に他のチームなら普通のことですが、ロティーナになると、

目立つんですよね。もちろん、プレスを掛けるシーンはあるのですが、

藤田やデサバトのそれとは明らかに違和感がある。

どうしてもタイプが違うので仕方ありません。

故に、それもフットボールであり、選手の個性とチームの戦術が

どうやって融合するのか?いくらスター選手を集めても

そう簡単には勝てない奥の深さがありますよね。

故に、今回の移籍はある程度やむ得なかったと思っています。

ただ二人がセレッソに残してくれた貢献は偉大であり、

今後も語り継がれる二人だったと思います。

 

で、新加入についてですが、その前に今年からヒゲカジさんが

強化部長の職に就いており、早速、手腕が問われます。

セレッソの黄金期ともいわれるクルピとのコンビは

セレッソの歴史の中でも一つの輝かしい時代として残っています。

しかし、個を重要視するクルピとは正反対で組織を重要視する

ティーナなので、獲得する選手の方向性は180°違います。

今の中心選手が奥埜&藤田であることがその典型ですね。

このチームをクルピが指揮しても結果は期待出来ません。

逆にクルピ時代に次々に出て来た個で光る選手達も

ティーナだと出場することが出来たか微妙な選手もいます。

それくらい全く違う色の選手をヒゲカジさんが獲得できるのか?

これが今シーズンのポイントです。

なので、正直、獲得した選手を過去の映像とか見ても

セレッソで活躍できるのか全くわからないんですよね。

クルピなら”個”を見て判断できるけど、ロティーナは

ロテーナの中で見てみないと何とも言えません。

 

そんな中で様子を見ていきましょう。

まずFWから。

何を言ってもブルーノ・メンデスの残留が最大の成果です。

やっぱり、このFWの存在感は嫌というほど思い知りました。

その相棒候補として豊川の獲得。

都倉もケガから復帰。

後、柿谷もここに絡まないと行けません。

もちろん奥埜もいますが、本職でない選手に負けていては

いけません。

ウイングは右が宏太の移籍でポジション争いが熾烈です。

西川&坂元で争うのが今のところ既定路線か。

困った時は奥埜で。奥埜ならどこでもできそうやし。

左はキヨがレギュラーだと思いますが、1年ケガ無しは

逆立ちしても想像出来ないので、ここの代役が薄いかな。

柿谷という選択肢もあるけど、柿谷にウイングは厳しい。

やっぱりFWが適任だと思います。

そうなると一気にサイドバックに話題を移すと、

小池の獲得はとても大きいです。

代えのきかない丸の代わりも当然の期待として、

どちらかを1列あげる選択肢もありかと。

小池の加入はそういった意味でも非常に大きいです。

中央は藤田、デサバトのコンビに加え、

FWの層が厚くなったので奥埜も本来のポジションで

使えそうです。この3人で回せることが出来れば、

大崩れはないのかと思います。

DFに行くとCBはヨニッチの契約更新で一安心。

もうひと枠を木本&瀬古の争いで。

唯一、不安なのが右サイドバック

舩木がひと皮むけずにレンタルへ武者修行です。

陸がケガすると一気に厳しくなりそうですね。

GKはもうベテランのジンヒョンが今年も守ります。

ティーナのフットボールはGKも攻撃に参加するので、

ジンヒョンの牙城を日本人GKが崩すのは厳しいですね。

日本人のGKってシュートストップは優れたGKいるけど、

ビルドアップが出来るGK少ないからなー。

マジメな日本人はマジメにシュートストップの

練習ばかいりこなすからなのかと勝手に思っています。

 

まあ、どちらにしても新戦力がロティーナの

ポジショナルフットボールを理解して実践できるのかが

カギになると思います。

その認識がヒゲカジさんと合っているのか?

そういった意味でも興味深いシーズンになりそうです。

 

さて最後に西川君。

バルサに行くならとっとと出て行ってください。

ハッキリ言って非常に迷惑です。

 まだセレッソで何も残していない選手に掻き回されるのは

迷惑でしかありません。せめてソウザや宏太みたいに

貢献してくれた選手なら将来の心配もするが。

出ていくなら出ていく。はよ、決めてくれ。

クラブより偉大な選手はいません。

ん?そもそも活躍もしていないのに偉大でもありません。

森島社長の掲げる「優勝」に対して、障害でしかありません。

個人的にはバルサのことを考えてプレーするなら

1秒でも早くセレッソから出て行ってもらいと思います。

 

さ、今晩はナショナルダービー。気持ちはレッズに戻して。

シチズンズがまた引き分けたので、気持ちが緩みそうですが、

そこはクロップがしっかりと締めて、苦手の悪魔さんを

粉砕してもらいたいものです。

それにしてもレッズキラーのマタが調子あげているのが嫌だ。