セレッソを旅立ってから初めて南野をフルに観ました。
(管理人が日本代表を見ないのは常連さんには周知の事実なのでスルー下さい)
まさかレッズの前に立ちはだかるとは思いませんでした。
でも、レッズの前では100%敵です(笑)
さてレッズの方は初戦のナポリ戦を落としたので、
ここは絶対に落とせないゲーム。
ここ最近の不動メンバーで挑みます。
そうなると強さを発揮してあれあれよと3得点。
特に2点目のTAAアシストのロボのゴールは凄かったですね!
ロボのカットインから右サイドのTAAにサイドチェンジ。
パスの後そのまま走りこんだロボへTAAからグラウンダーのクロス。
両サイドバックだけでやり切りました。そんなゴールある?
というくらい素晴らしいゴールでした。
しかし、3点取ると中2日で戦う上位対決である
フォックスズ戦が脳裏によぎったのか、
戦闘モードをOFFしてしまいます。
すると急激に球際の激しさが落ちてしまい、ことごとくボールを
奪われてピンチを迎える展開へ。
そこに4-4-2から南野をトップ下に移しての4-2-3-1の
フォメ変更が功を奏してまさかの3点差を追いつかれてしまいます。
ザルツブルクは最低でも勝ち点1、あわよくば勝ち点3のゲーム。
ただ、場所が悪かった。
ここはAnfield。
とんでもない魔力があるスタジアム。
最後は力でサラーが勝ち越し点を奪い、その後、南野に好き放題
やられていたファビーニョの横にミリーをいれて2ボランチにして
試合を落ち着かせて、勝ち切ることが出来ました。
この辺がAnfieldの魔力です。
南野は良くも悪くもセレッソ時代の長所でもあり、
短所でもある強引な仕掛けがそのままでした。
もちろん、長所のレベルは格段に上がっていますし、
ゴールもアシストも素晴らしいものでした。
最初は4-4-2の右に入っていたのですが、
何度も強引に行ってマネ、ロボ、ジニのトリオにボールを
奪われてしまって、実際に失点の基点になってしまいました。
レッズの1点目、2点目共に南野が剥がされたとこが基点です。
それがフォメ変更でトップ下に入り、守備が軽減されて
更に、ファビーニョの両サイドという
レッズの弱点であるポジションに入ると急に躍動し始めます。
思い切りの良い仕掛けがチームを前に進めることが出来ました。
まあ日本の記事は後半の良かった話しかしませんが、
前半の剥がされまくった悪いとこも含めて南野の特徴であり、
セレッソ時代から特徴そのままに成長している感じがしました。
そろそろ次のステップに行く頃ですよね。
その時に長所を伸ばすか短所を補うのか?
どちらで成長するのか楽しみですね。
といっても、レッズの前に現れる限りは100%敵ですけどね(笑)