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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【CL GLS第5節】 PSGの気迫とレッズのお約束。

この試合は何を言ってもPSGの気迫が凄かった。

特に守備陣の気迫は鬼気迫るものがありました。

いつもなら抜けたと思ったマネの突破も

チアゴ・シウバマルキーニョスと2人飛んでくる。

レッズのキーマンであるボビーには、

これでもかとヴェラッティが付きまとう。

そしてボビーの空けたスペースもすぐに埋める戦術は

トゥヘルが決めたレッズ対策の約束事。

敵ながらPSGを称賛せざるをえない内容でした。

チアゴ・シウバマルキーニョスがマネのクロスをブロックした後、

二人で胸を合わせてお互いに奮い立たせるシーンには

このメンツがここまで気合いを入れられたら、

さすがに手も足も出ないなと思わされるほど脱帽しました。

そりゃ、PSGはこの試合負けるとCL敗退。

リーグ戦がすでに消化試合?とも思える差がある状態では、

CL敗退はシーズン終了?と言っても差し支えない状況。

この試合に今シーズンのすべてを懸けて来た感じがします。

現に試合終了後、まるで優勝でもしたかのような空気でした。

ちょっと、分が悪かったなというのが率直な感想です。

今日は本気のPSGが素晴らしすぎました。

 

でも、私はもちろん、多くのレッズサポはこの結果を

心のどこかで予想していたと思います。

そう今まで楽に勝ち抜けた記憶などありません。

常に苦境に立たされた時に真価を発揮するクラブ。

それがレッズです。

そして、PSGに負けると最終節に強豪ナポリに勝つしかない状況。

いや、1点奪われると3点取らないと勝ち抜けることが出来ない状況。

そんな苦境に要塞アンフィールド

うんうん、レッズが最も燃えるシチュエーション。

なんとなくそうなる気がしていました。

私も何かウズウズして来ます。

きっと他のレッズサポの大半がそうだと思います。

 

ほんで、あっさりと1点奪われて3点必要なシチュエーションに

簡単に追い込まれると予想する最終節。

なんせ強豪ナポリ相手ですから。

それこそレッズクオリティ。

もっと苦境に立たされてこそのレッズなのです。

しかし!その状況下で1点入った瞬間に異様な空気になる。

それこそ「This is Anfield」。

レッズサポならあと2点あることなど忘れて、

この空気に完全に呑まれてアドレナリン全開になります。

もう、これ麻薬です。

レッズサポはこの麻薬に冒された変人が多数と勝手に推測。

ほんま病みつきです。

このAnfieldの空気。異常です。

 

なんか最終節のためにここまで来た感もあるので、

Anfieldでまたドラマを見せてもらいましょう。

Anfieldの魔力、空気が楽しみです。

又、麻薬に冒されたい。そんな気持ちです。

 

ちなみにCL&ELの決勝は中立一発勝負というのも

Anfieldを持つレッズにとってはイマイチですよね。

イスタンブールはハーフタイムのユルネバの合唱で

Anfield化しちゃいましたが、他は微妙な結果に。

出来れば、ホーム&アウェイで2戦目にAnfieldなら

もう少し確実に優勝出来るのにと思ったりしました。