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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第30節】 vs FC東京~”ゼロ”トップとユンイズム。

セレッソ大阪 vs FC東京

10月20日 19:00 K.O. 味の素スタジアム

 

①スタメン

4-4-2へ戻して来ました。

でも、4-4でしたけどね。後ほど。

 

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②結果

 セレッソ大阪 1 - 0 FC東京

   83分 清武(C大阪

 

③雑感

”ゼロ”トップとは動けない2TOPを揶揄してます。

まあ、見事なくらい動けなかったですね。

2人を見てると練習試合かと思くらい時間が違いました。

ましてや危険な位置で不用意なドリブルやショートパス。

ボールを奪われて何度もピンチを迎える姿に

全員守備的な選手でもええんちゃうん!って思いました。

まあ2トップが機能不全に陥っていたので守備の時間が

多くなるのは仕方ありません。

しかし!これこそユンイズムが得意とするゲーム。

きっと、セレサポの多くは攻撃的なフットボール

慣れているので、攻められっぱなしで、

偶然勝てただけと思う方が多いと思います。

本当にそうですか?

ホームの東京戦も同じでしたよね?

2回連続で同じような展開に同じ結果。

それは『偶然』と呼びません。

『必然』なのです。『必然』の勝利。

なかなかセレサポには理解しがたいと思いますが。

ルヴァンFinalも同じようなゲームをモノにしていますよね。

何度もこんなゲームをモノにしています。

それは『偶然』ではありません。

何度も起こる=それは『必然』です。

そしてこれこそユンイズム。

ユン監督が最も得意とするゲームであり、

攻撃慣れしているセレサポからすると、

内容に負けて、結果に勝ったと思われがちですが、

ユン監督が狙い通りに勝利したゲームです。

来シーズンはこんなゲームを勝てないと思うと悲しいです。

きっと来シーズン、こういうゲームを落とした時に

ユン監督の偉大さを感じるでしょう。

ユン監督でなければ、こういったゲームをことごとく

落としてきているのがセレッソの伝統でもあります。

 

もちろん、ユン監督も苦手な試合もあります。

それはこれと全く逆パターン。

相手に引かれた場合。

遅攻で崩すのは余り得意ではありません。

攻撃のバリエーションはそないに多くありません。

これが伝統的なセレッソフットボールとの違いなので、

セレサポの方には違和感があるかと思います。

(イライラされている方はこの類の方。)

まあ監督の特徴と言えば特徴です。

どちらも出来るほどJリーグで恵まれたチームはありません。

どうしても一つの形を極めるのが精一杯です。

しかし遅攻で崩せないからと言って黙ってはいません。

代わりに今シーズンはセットプレーを極めてきました。

それがユン監督の一つの答え。

最近はかなり研究されてきちゃいましたけどね。

でも、自分の得意な形は確実に勝ち点を稼ぎ、

苦手なゲームをセットプレーで勝ち点を拾う。

そんな積み重ねが今の勝ち点です。

それが来シーズンはメンバーが揃って華麗なプレーが

続かないと勝てなくなりますよね。

今日みたいな全く動けない2TOPでは

絶対に勝てなくなりますよね。

 ユン監督がいなくなる。そういうことです。

うん、よほど次の監督がフィットしないと降格ですね。

 

試合に戻ると久しぶりに達也と祐介が入りましたが、

しっかりと準備をして来てくれたなと感じました。

祐介は攻撃面では期待は薄いですが、守備面では

やっぱり陸より上です。ディエゴ・オリベイラとの

競り合いは迫力ありました。フィジカル的にも

ガチでやり合いながら見事に押さえてくれた姿を見ると、

陸のケガが「タナぼた」に見えました。

陸やとディエゴ・オリベイラはキツかったでしょ。

そして何度も気合の入ったスライディングでブロックを

見せてくれた達也。厳しいシーズンが続いていますが、

しっかりと準備していてくれたことに感謝です。

相手の決定機を何度阻止したことか。

ヨニッチの方が怪しいシーンがあったくらいです。

達也の気合の入ったプレーに拍手です。

そして、久しぶりに宏太のランも良かったです。

動けない2TOPを何度も追い越す姿に

ようやく昨シーズンの疲れが抜けて来たのかなと思いました。

でも、せっかく飛びだしてクロスのタイミングに

2TOPは中央に間に合っていなかったので可哀想でした。

キヨはケガをしないように大事にプレーしている感じがします。

昔ほどの思い切りはありませんが、ここぞという時の

パスはアクセントになります。そして難しいボレーで仕上げ。

恐る恐るプレーしながらも技術はさすがの一言です。

そんな感じで良い所もいっぱい観れて良かったです。

ソウザがさすがに疲れて来ているのだけが気になりました。

つまり動けない2TOP以外は意外に良かったゲームでした。

 さてさて、次節は2TOPは良くなるのか?

違う選択をしようにも山村のケガで選択肢がありませんしね。

健勇と曜の1枚を外す選択肢はありそうですけど、

そこには。。。。。やめときましょ。