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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【レッズ】ブルーズとの頂上決戦は極上のゲーム。

 

 

Liverpool vs Chelsea 

9月29日 25:00 K.O. StanfordBridge

 

①スタメン

何より両チームベストメンバーで挑めたことも

このゲームが極上なゲームになったスタートライン。

結構、両チームで2,3人は欠けるものですので。

 

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②試合展開

最初からお互いに調子の良さそのままに入ります。

Awayだろうとガンガンプレスに行くレッズのメンバー。

かといって、ブルーズもポゼッションを諦めない。

印象的なシーンがケパがボールを持っている時に

ブルーズの最終ラインの間に並ぶレッズの3TOP。

この睨み合いのシーンが何度も繰り返されるのですが、

プレスのレッズとポゼッションのブルーズを象徴するシーンでした。

レッズは明らかにジョルジーニョへのパスコースを消す作戦。

3TOPは攻撃以外にも重要な役割を担っています。

 

4分 そのプレスから相手が不用意にサイドに逃げたところを

  アーノルドがパスカット、マネが競り合ったボールは

  フリーのサラーに。サラーのシュートは。。。調子が悪い。。。

 

10分 アーノルドから中央のサラーへスルーパス

   サラーがフリーでシュートも枠外。

   正面から2本も絶好機を外すなんて。。。。調子悪い。。。

   ただ、この時のボビーのラン。最高すぎる!!!!

   これぞボビーと言う極上のランですね。

   普通、中央で危険なサラーがフリーになりません。

   ボビーは絶対に替えの利かない今のレッズ最高の選手です。   

   

14分 今度はファンダイクが中央で奪ってそのままマネにパス。

   マネはボビーに預けて、もらい直すとそのままシュートも

   体が回り切らずシュートは流れます。

   

17分 ジニのカットからミリーが中央のサラーにロングパス。

   サラーがつないで最後はボビーのシュートもブロックされる。

   サラーがなぜ中央でフリーになるのか?

   すべてボビーのせいです。ボビーのランは世界一!

 

そうなるとブルーズも少し長めのパスも使い出します。

 

21分にはダビド・ルイスのロングパスにウィリアンに完全に

裏を取られるも、さすがアリソン!見事な飛び出しでブロック。

この前に飛び出す反応なんですよね。ミニョレとカリウスとの違い。

 

レッズもプレスで優位に立つもサラーがことごとくチャンスを

潰していて得点が奪えない苦しい展開が。

次第にブルーズも元から長いパスで活路を見出して来ます。

そして25分アザールに先制点を喰らいます。

あえて、レッズが得意とする中盤で縫うようなパスをつなぎ、

最後は活路を見出していた裏への飛び出しへロングパス。

自分達の強みを生かしつつ、試合展開に上手く対応して、

最後は絶好調男アザールの個の力。

敵ながら「さすが」と言うしかない先制点でした。

サッリも凄いがブルーズの選手達はプレミアを制している選手達。

経験も技術も高いんですよね。

 

31分 ダイクがブロックしたボールが中央でハイボール

   マネがちょんと足を出してボビーへ。

   ボビーはダイレクトで中央のサラーへ。

   3度目の正直、サラーはDFとGKを交わして、

   後はゴールへ流し込むだけ。。。リュディガーのブロック。

   サラーが完全にゴールから嫌われてしまいました。

 

前半はリードされたまま終了。

後半は更に前のめりに行きますが、

逆にカウンターでウィリアン、アザールと立て続けにピンチを迎えます。

特に絶好調男アザールが抜け出してアリソンと1:1は

アリソンが見事な飛び出しでコースをブロック。

まさに100億の価値。

ここで2点目を取らせないところにレッズの進化が。

 

69分 ロボがアスピリクエタがスリップしたところを一気に運んで、

   プレゼントクロス!にシャキリもシュートは枠外。。。

71分 アーノルドのクロスが左へ抜けたところにミリー。

   ミリーの狙いすましたクロスにボビーのヘッドも

   ダビドルイスがかろうじてブロックします。

 

さすがに、万策尽きた感じがした89分。

 

89分 バイタル付近でボールを受けたスタリッジ

   相手の寄せが緩いとみるやミドルシュート

   左で放たれたボールはキレイな弧を描いてサイドネットへ

ゴーーーーール!!!!!!

 

今シーズンはやはり違うレッズ。

散々、シュートを外したものの、

DF陣が追加点を必死に与えず、

最後はベンチスタートのスタリッジが決める。

PSG戦もベンチスタートのボビーでしたしね。

 

この後は、やや大雑把なゲームとなりましたが、

1-1のまま試合終了。

 お互いの健闘をピッチ上で讃え合う選手達。

そしてベンチでもクロップとサッリがハグ。

お互いに笑顔で言葉が尽きない。

そら指揮官がこれだけ楽しかったのやから、

見ている私たちが魅了されない訳がない。

ほんまに90分がアッと言う間に感じる超極上のゲームでした。

(この後、Jはキツかったので台風中止でちょうど良かったです)

 

③試合雑感

いやー、ほんまに面白いゲームでしたね。

バスストップ作戦とかうんざりです。

そして面白いゲームだと指揮官も楽しんじゃうんですよね。

まあ、バスストップ&楽しめない指揮官はもうすぐプレミアを

去りそうなので、これからは楽しいゲームが多く観れそうです(笑)

  

ブルーズも絶好調なアザール以外に中盤の3枚が効果的。

圧倒的な運動量と連携を誇るレッズの中盤3枚にガチンコで来ます。

カンテはさすがにボールを奪う時の扱いが上手い。

レッズのプレスでボールを奪えたと思ったら、

またボールを奪い返して前線へボールを送ります。

コバチッチvsジニも迫力ありました。

どちらも調子の良さそのままでのガチンコ。

 ほんまに息が付けないような展開でした。

 ジョルジーニョは徹底的にパスコースを塞がれても

いくつか仕事をする辺りはさすが。

そしてアザールの決定力はもう脱帽するしかありません。

 

それを迎え撃つレッズは中盤の3枚の運動量が尋常ではない。

ケイタ、ファビーニョが出れません。

特に一皮むけたジニがこの試合は躍動していました。

ファンダイクはろっ骨を痛めながらもさすがのDF。

 

そして、何よりブルーズの強力なアタッカー陣と

対峙しても決して負けていなかったゴメス。

昨シーズン1流どころと対峙すると厳しかったのは過去のこと。

後半のウィリアンのカウンターをファンダイクと挟んで止めた

プレーなんかは成長が見られるシーンでした。

 

そして、アリソンを取った価値ここにあり。

先制を奪われるとどうしても前掛かりになって、

カウンターで追加点を奪われてジ・エンドとなるゲームが

良くありましたが、ここを粘って耐えることが出来るから、

追い付くことが出来ました。

 

そしてベンチも豊富。

サラーが不調でもシャキリスタリッジが次々出てきます。

スタリッジはシステムに合わないけど生粋の点取り屋。

途中出場やとスーパーな切り札です。

先発するとバランスが良くないんですけどね。

 

本当に楽しい試合。そして強くなったレッズ。

ますます先が楽しみになって来ました。

でも、ライバルも強いですね。

次はその最大のライバルであるシチズンズ。

ペップがそう何度もやられる訳ありません。

次はかなり対策を練ってくるはずです。

しかし、レッズもレベルが上がっています。

うーん、面白い試合が期待できそうです。

もう、1週間待ちきれません。

といいながら、途中にはナポリとのCLもあります。

寝不足が続きそうです。

 

Y.N.W.A.