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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第21節】vs北海道コンサドーレ札幌~打てども打てども。

セレッソ大阪 vs 北海道コンサドーレ札幌 

8月11日 13:00 K.O. 札幌ドーム

 

①スタメン

何より3バックです。

スルガ銀行チャンピオンシップで初採用というかお試し。

今日が3バックで挑む最初のゲームです。

ユン監督の流れを変えたい意図が強く感じられました。

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②結果

  セレッソ大阪 1 - 1 北海道コンサドーレ札幌

    

    ヨニッチ 6分 (C大阪

    チャナティップ 7分 (札幌)

 

③試合経過

この試合は何といっても3バック。

試合の締めに5バックはありましたが、基本はずっと4バックで

戦ってきたユン・セレッソ

この嫌な流れをどうしても断ち切りたい思いから

フォーメーションを変えてきました。

 

試合は早々に動きます。

調子が悪い中で、唯一と言っても過言ではない、

セレッソの得点パターンから。

 

5分 丸のCKからニアでヨニッチが合わせて

 

ゴーーーール!!!!!

 

いきなりの先制点です。

と思っていたら、

ロングボールをヘッドでバイタルに落とされたとこに

チャナティップがミドルでたった1分で追いつかれます。

 

17分 また丸のFKからチャンス。

   GKにパンチングされるもこぼれ球が健勇へ。

   健勇の狙いすましたシュートは枠外。

 

25分 またセレッソ最大の武器である丸のCK。

   ニアで健勇が合わせるもまたも枠外。

   ほんまに健勇はゴールから完全に嫌われています。

    どちらも昨シーズンは決めたいた形です。

 

この後、札幌はニアをジェイにカバーさせることで

修正して来たので、ニアは使えなくなりましたね。

 

34分 丸がカットインから見事なシュートも

   ク・ソンユンのファインセーブ。

   近頃、丸のキックが素晴らしい。

   ただ、右足であんなキックを蹴れるなんて、

   今、一番ノリに乗っている選手。

 

前半を1-1で折り返します。

立ち上がりの点の取り合いを見ると、

最初に戦った時みたいに点の取り合いになるかと思われましたが、

その後は比較的、静かなゲームになりました。

というか、セレッソがシュート外しすぎ。

決めていれば点の取り合いになったかもしれません。

今日はボールをポゼッションするタイプの試合展開でした。

でも、ここ最近の試合との大きな違いは、セカンドボールの回収率。

ポゼッションしても攻めあぐねるのは仕方ありませんが、

セカンドボールの回収が出来るのかどうかが重要です。

このセカンドボールの回収からチャンスを作り出していたことが、

この試合を優位に進めることが出来ていたポイントです。

ただ、シュートが。。。。。

超が付くほどのゴール欠乏症の健勇。

ほんで、セレッソ戦はいつもファインセーブ連発のソンユン。

 

後半早々ビックチャンス。

FK獲得で相手がスキを見せた瞬間にクイックリスタート。

キヨをから高木に決めるだけよの美しいスルーパス

高木がGKを1:1になるも、GKにブロックされてしまいます。

またもやソンユンのファインセーブ。。。。

ビッグセーブ2発。

あー、もうこうなると嫌な予感しかない。

 

82分 木本がオーバーラップからキヨ、祐介とつないで

   最後は木本がシュートも枠外。

   途中交代の田中祐介良かったですよね?

   意外にと言っては失礼かもしれませんが、

   タメとカットインの動きはいつものセレッソにない

   良いアクセントになっていました。

 

 84分 ソウザが粘りに粘って健勇へパス。

   健勇も粘りに粘ってマイナスの蛍へ。

   蛍の見事なミドルシュートもまたもやソンユン。

   最後までビッグセーブで立ちはだかります。

   そうそう、この時の田中祐介のスペースを作る動きが秀逸。

   やっぱり、めっちゃ良いアクセントになってました。

   3バック向き???

 

88分 オスマルがまた持ち上がってキヨ、オスマルと粘って

   最後は健勇。当然のように枠外。

 

久しぶりに見ごたえのある試合も1-1のドローで終わりました。

 

④雑感

それにしても打てども打てども入らない試合でした。

とにかく久しぶりに躍動している選手を観ました。

きっと『気温』ですよね。

途中に書いたようにセカンドボールの回収率が高い。

明らかに出足が良い。

ボールへの反応が良い。

攻守の切り替えが早い。

何か解放されたような動きでした。

ただ、動きが良くてセレッソらしい試合が出来ても、

とにかくシュートが入らない。ゴールが取れない。

これに尽きます。

あれだけ決定的なシュートを打ってあれだけ決まらないなんて、

逆に言うと負けなくて良かったくらいです。

 

3バックについては、木本、オスマルといった

中盤をやっていた選手を配することで、効果的なオーバーラップは

新しいオプションとして機能していました。

ソウザ、蛍も比較的前目に位置取り出来ることも良かったです。

ちょっとこの距離感が原因(空きすぎ)で先取点を取られましたが、

まあその後、すぐに修正出来ていたので良かったんじゃないですか。

又、元々攻撃的なSBも攻撃に厚みを加えることが出来ました。

ただ今日は、3バック最大の欠点であるサイドバック

裏のスペースを狙われることがほとんどなかったので、

欠点を狙われた時の対応を見るまでは何とも言えません。

ちょうど先日の仙台戦みたいなSBのオーバーラップが

来た時への対応がまだ未知数です。

逆に意外にもライン統制は良かったです。

何度か裏を取られましたが、基本的にオフサイド

取れていたと思います。

ヨニッチが中央にいるとそこは安心感あります。

 

さて、今日の試合を続けていれば、勝ちも近いのだと思いますが、

今日はたまたま涼しかっただけです。

次節はまた暑い大阪での試合が待っています。

また暑い環境でどれだけのゲームが出来るのかですね。

3バックの評価もその時にもう少し見たいですね。

清水は伝統的にサイドが強いクラブなので、

3バックの欠点を突いてきそうです。

そんな時にしっかりと対応出来るのか見てみたいです。

その前にシュート。もうちょい決めないと。。。。

 

15日の清水戦は帰省でキンチョウへ行く予定です。

ブログはお休みしますのでよろしくお願いします。