Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第17節】vs 浦和レッズ ~山村のハイプレスと真夏の連戦における悩み。

セレッソ大阪 vs 浦和レッズ 7/22(日)

19:00 K.O. at ヤンマースタジアム長居

 

①試合結果

セレッソ大阪 1 - 1 浦和レッズ

   8分 高木(C大阪

   78分 興梠(浦和)

 ②スタメン

真夏の連戦対策として前線から中盤は基本的に入れ替わりです。

蛍と健勇だけは連戦で登場です。

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 ③試合展開

さすがに前節の惨敗からの立て直しを図るべく、

今一度、原点に返り前からプレスを掛けます。

開始直後からのプレスはゆっくりとボールを後ろで

回したい浦和のペースを乱します。

特にこのハイプレスによってバタバタしていた西川は

結果論になりますが、この試合の自作自演ショーですね(笑)

失点に絡むミス以外にもパスミスだらけの前半から、

ファインセーブでチーム救った同点劇の立役者に変化して、

高低差ありすぎで耳がキーンとなりそうです(笑)

 

おっと、話が逸れてしまいましたが、そのハイプレスの立役者こそ

『山村』です。一人だけ気温を感じていないかのようなランでした。

 

0分 右サイドの細かいパス回しから陸→福満→蛍とつないで、

  蛍のクロスに健勇のヘッドも枠外。

  どうも健勇はゴールに嫌われていますね。今シーズンは。

 

3分 左から高木がマイナスで出したパスを受けたソウザが

  あいさつ代わりのミドルシュートもGKキャッチ。

  ソウザが戻るとこれがありますよね!

  スペースを作った健勇のランもgood!

 

6分 ソウザらしい持ち上がりからパスを受けた健勇の

  シュートもGKの守備範囲でCKへ。

 

8分 そのCKから西川が微妙なパンチングが味方に当たり、

  そのこぼれ球を高木が古巣のゴールへ叩き込んで

 

ゴーーーール!!!!!

 

ここまで清水戦の悪夢を振り払うべく、ハイプレスを続けて、

浦和のバタバタを誘ってそのままの先制点。

完璧な立ち上がりです。

でも真夏の連戦はここからが勝負です。

 

得点を取ったので体力の消耗を考えて、少しペースダウン。

それでも山村だけは走り続けていました。

大きいんですよねこの山村のプレス。

浦和は柏木が落ちてきてボールをもらい、前線を走らせたいので、

そこにプレスが掛かると思い通りの展開になりません。

その他は、戻ってブロックを築いておけば良いので、

山村のプレスに感謝の守備の時間です。

 

15分 そんな山村に得点チャンス。

   丸のロングフィードをバイタルで軽く胸トラップで

   相手を交わしてエリア内に侵入して放ったシュートは

   わずかに枠を捉えません。あれ?ご褒美は?まだ15分か。

 

ここからは相手の攻撃を受ける時間が続きますが、

そこまで決定的なシーンは迎えていません。

しっかりとブロックを作って守れています。

ただ、お互いに真夏の連戦はセットプレーは怖いです。

 

後半、開始早々、再びハイプレスで得点を奪いに来ます。

ある程度立てていたプラン通りなのでしょう。

 

46分 高木が左を持ちあがって大きなサイドチェンジで福満へ

   福満は陸へ戻して、陸が狙いすましたクロス。

   健勇が見事に合わせるも西川ファインセーブ。

   前半のバタバタから一転、ヒーローへ変化を遂げます。

 

 この後、結局、78分にCKから興梠に決められて追い付かれます。

ここは雑感でまたやります。

 

 93分 CKからヨニッチのヘッドはバーに嫌われ、

   そのこぼれ球を健勇がシュートしますが、

   西川の超ファインセーブに防がれます。

   前半と後半で別人の西川君です。

 

で、真夏の2戦目はドローで痛み分けになりました。

 

④雑感

60分くらいまでプラン通りに進んでいたと思います。

出来れば後半早々で追加点が欲しかったのが本音だと思います。

この「出来れば」が結局、ドローに追いつかれた結果です。

浦和は当然、ビハインドなので60分過ぎに次々に選手交代をします。

それに対して動けないセレッソベンチ。

真夏で前の選手が90分走ることは厳しいです。

当然、交代してリフレッシュを図りたいのですが、

次の試合を考えるとベンチのメンバーは休めたい。

1-0なら何とか守り切ってもらえば、

攻撃的な選手を敢えて投入しなくても良い。

山村をDFに入れて5バックにしたいが、

前線から唯一プレスを掛けれる山村を外せない。

等々の思惑が駆け巡り、交代のタイミングを逃した結果、

フレッシュな選手がどんどん投入されて活性化された浦和に

完全に主導権を奪われて追い付かれてしまったという構図ですね。

単純に「ベンチワークで負けた」ドローです。

前節は見ていないので何とも言えませんが

選手のプレーが一歩遅れていたと聞きます。

この試合はベンチワークが一歩遅れた感じですね。

難しいですね。

まあ、「はよ替えろや!」というのは簡単です。

でも替えたからと言って、必ず上手く行く訳でもなく、

とても難しいんですよね。

セットプレー以外はボールは保持されていましたが、

ある程度、的は絞って守備は出来ていました。

だから何とか耐えて欲しいという気持ちもありました。

でも、甘くはありませんでした。

選手の体力の差はチームの差となって現れました。

動くのも嫌になるほどの猛暑の中の連戦です。

色々と判断が難しくなるのは仕方ありません。

どちらにしてもこの辺りの選手起用が

ユン監督を悩ませている真夏の連戦の悩みです。

ここはサポが信じて支えて行きましょう!

 

それより、ゴールに嫌われている健勇にゴールが戻って

もらわないと、やっぱり厳しい戦いになりますよね。

今日も何度か仕留めるチャンスはありました。

でも、今シーズンは何故か嫌われてるんですよね。

46分の入り方なんてめっちゃええ動きなんですよ。

中央で山村が2人引き連れて空いたスペースに後ろから

飛び込んで来る動きなんて最高の動きです。

でも、西川君が急に覚醒したりと運がありません。

前半の西川君なら確実に1点です。

動きは悪くない。だから健勇、己を信じてゴールを狙い続けろ!

 

後、蛍の疲れが気になります。

W杯で苦戦していましたが、別に世界との差があるとかじゃなく、

単純に蛍の疲れがピークに達しているような気がします。

はっきり言って体がキレていません。

Jに戻っても判断もプレーも遅いです。

調子の良い時の蛍に比べると2,3割引きくらいです。

それでも走り続けている蛍には頭が下がる思いですが、

少し思い切って休息を与えてあげることも

必要なんじゃないでしょうか?

だって、蛍、休みなしで走り続けていませんか?

ちょっと疲れている蛍が心配な管理人です。

 

この猛暑の中、中2日で赤鹿さんとの試合がやって来ます。

ほんまこの猛暑をどうやって切り抜けていくのでしょうね。

悩みながら進んでいくしかありません。

やっぱ、健勇のゴールが欲しいです。