Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【W杯】ベルギー戦~想像より高い壁と乾の涙。

2点では足りないのか。。。。。

 

試合前、「2回のチャンスを2回とも仕留めることが

出来ればアップセットのチャンスあり」と書きました。

その2つを仕留めた日本代表。

世界の壁を超えるにはもう一つ必要だったとは。。。。

私も読みの甘さを痛感しました。

展開的には押し込まれるも、今までと同じように

守ってカウンターを続けるだけ。

別に押し込まれても何ら問題ありません。

ひたすら耐えて、相手が焦って出来たスキのカウンターを

決めることが出来るかどうかがこの試合のカギ。

そしてそれを仕留めた日本代表。

アップセットには思い描いた通りのシナリオ。

ただ、壁は想像より高かったです。

 

2-0は危険なスコアとよく言われますが、

今回は日本は弱者であることから2点のリードでも

戦い方は変えていません。

2-0とは攻撃と守備のアンバランスから危険なのであり、

日本はそういった意味では日本はバランスを崩していませんでした。

しかし、ベルギーが地上戦が上手いこと行かないと見ると、

空中戦&肉弾戦に切り替えた点、そこが決め手になりました。

正直、あそこでフェライニとシャドリはキツイわ。

地上がダメなら空中、技がダメなら力へと変化が可能な

層の厚さが強豪国の強さだと実感しました。

日本は一つの戦い方を極めることで世界へ挑んでいる訳ですから、

そこの差が大きな壁となって立ちはだかりました。

勉強になりました。

 

そして選手選考時に言いましたが、今回の選手選考は

短期間で結果が出やすいベテランで挑んでいます。

選手選考の時は散々批判しておきながら、すっかり手の平を

返して西野監督継続で次回はベスト8と浮かれている方に

言っておきますが、このメンバー選考の代償は次の大会で

支払うことになります。

4年後に厳しい現実が待っています。

きっとまた同じ位置に戻るには8年、12年掛るかもしれません。

そんな失敗をオランダもやっていますよね。

今大会のドイツも結果論ですが同じかもしれません。

優勝メンバーの呪縛を解けなかった。

明らかに劣化しているエジルケディラミュラー

重宝した結果だったのかもしれません。

でも、そうやってチームであったりクラブであったり、

フットボールとはサイクルを繰り返すものであり、

大会だけにわかに盛り上がったり、批判ばかりしている方々は

そんな長いスパンを楽しめる文化になって欲しいと願います。

そうすればハリルの色眼鏡を掛けての批判や本田への批判集中

のように、瞬間だけを切り取った低レベルの批判にならないはずです。

代表もクラブも日々生きています。

その歩みはゆっくりと長いものです。

ただ昨今は想像を絶する札束によって、

少し潮目が変わっていることは寂しさを感じています。

日本も次の挑戦は4年後と思わずに8年後12年後まで

見据えるとまた違った世界が広がります。

4年間、種まきして芽が出たころに絶対に踏みつけられます。

そこから成長できた姿が日本代表の将来です。

そこまで応援を続けてもらいたいです。

今回はそんな思いからもW杯も多く発信してみました。

 

そしてセレサポなら最後の乾の涙にはもらい泣きですよね(´;ω;`)

相変わらず喜怒哀楽が前面に出る姿に懐かしさも。

あのキンチョウでふてくされた姿も昨日のように思い出します。

今、元セレッソと言う枠を飛び越えて

更に手が届かない所に行ってしまった気さえしますが、

乾のことやから、セレッソにフラッと戻って来てくれますよね。

待ってますよ!キンチョウでまた勇姿を見れる日を。