Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第11節】vs名古屋グランパス ~プランが崩れた右サイド。

セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス 5/2(水)

19:00 K.O. at パロマ瑞穂スタジアム

 

①スタメン

連戦続きで苦労しながらのローテーションです。

メンバーのケガ、疲労も多く苦しい台所事情。

オスマルの復帰は助かります。

 

f:id:roslin:20180503094117j:plain

 ②試合結果

 セレッソ大阪 0-0名古屋グランパス

 

③試合経過

雨中の決戦となりました。

相手は8連敗中と苦しんでいる名古屋。

ここは勝ち点3を何とか取りたいところ。

最初は名古屋のシャビエルとジョーの高さに苦しみ、

ある程度ボールを保持される展開。

しかし、ジョーをヨニッチ、オスマル、達也と

体の大きな選手で対応し、シャビエルには

常に2,3人マークをつけることで対応。

この2人を押さえれば後ろでのボール回しは

それほど怖くない。そんな感じで、

15分ほど経つと、なんとか攻勢を戻します。

セレッソの攻撃は右サイド中心。

明らかにキヨを中心に組み立てようという意思が見えます。

キヨと福満が何度もポジションチェンジを繰り返し、

相手のスキをうかがう展開。

 そして、やはりチャンスは右サイドから。

 

17分 キヨの上手いファーの高木を狙った

   ドンピシャの浮き球クロスを高木がヘッドで落として

   ドンヒョンのシュートも枠外。

 

ようやく右サイドで形が作れた始めた矢先、アクシデント。

キヨがまさかの負傷交代。特に接触もなく交代。

うーん、これで負傷ってスぺ体質にもほどがあります。

完全に計算できない選手になってしまいましたね。

体も大事な要素であり才能。

レッズのガラスのエース、スタリッジなんて、

もう忘れられた存在になっています。

それに比べて、どんな激しいタックルをくらおうが、

何事もなかったようにプレーするミルナー

ミリーの体の丈夫さは尋常ではありませんが、

だけど、いつでも計算出来る選手であることに違いありません。

 

そして、代わりに山村が入ってツインタワーになります。

しかし、元々、右サイドを基点に考えていたセレッソにとって、

混乱しているには違いありません。

その証拠に、キヨがピッチを去った後も右サイドを基点に

しようとプレーを続けていました。

 

33分 オスマルのプレスから高い位置でボールを奪って

   最後はドンヒョンのヘッドまで行くのですが、

   この時のカウンターの精度の悪さ。。。。

   これが今シーズンの厳しさですね。

   高木のパス、山村のパス、ドンヒョンの動き、

   すべて微妙に精度が悪い。

   だから一度、戻さざるを得なくなり、

   陸のクロスでフィニッシュとなる訳ですが、

   最初の4:4の場面でフィニッシュまで行けないとこが、

   今の現状を物語っています。

   この辺りが昨シーズンなら確実に1点です。

 

前半はスコアレスで折り返します。

後半は修正を当然掛けます。

右サイドはキヨがいなくなり、ツインタワーとなっているので、

サイドで基点を作るより、長いボールで基点を作りに行きます。

 

46分 蛍のロングパスに山村が抜け出してシュートもGK。

57分 ジンヒョンのFKからドンヒョンが抜け出してシュートも枠外。

   ドンヒョンは無理な体制で無駄に打つシュートが目立つなー。

64分 丸の狙いすましたFKもGKが弾く。

 

その後、アーリアが退場になるも最後まで名古屋から得点を奪えず

スコアレスドロー。守備は安定して来ているものの、

攻撃は何故か泥沼にはまりつつあるGWです。

早く休養を取らせてあげたいです。

 

④雑感

繰り返しになりますが、得点の形が見つからないGWですね。

唯一の希望である、キヨにユン監督も託す形で試合に入ったにも関わらず、

キヨの負傷でユン監督のプランが崩れ落ちました。

すぐに修正を加えたものの、しょせんは付け焼刃。

守備が崩壊気味の名古屋からも大きなチャンスを作れないほど重症です。

ドンヒョンが入ると前線の連携が悪くなると感じているのは

私だけでしょか?なんかリズムが悪いんですよね。

セレッソのリズムじゃない。昔の健勇を見ているようで。

健勇も変われたことを考えれば、我慢していれば順応できるんでしょうか?

ここは後半戦のカギになりそうです。

なんか淡々と90分が過ぎて、印象に残るシーンも少ない試合でした。

 

それにしても名古屋はなんで田口を出したのやら。

前節で生き生きとジュビロの中盤でプレーする田口を見て、

名古屋に足りないのは間違いなく田口だと思いました。

ジョーを補強するより、田口でしょ。

田口不在が中盤のコントロール不全に陥っているように見えました。

中盤が全く効いていません。

まあ、それでも得点のニオイがそれほどしないセレッソ

攻撃陣の方が重症ではありますが。。。。