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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【天皇杯 Semi Final】 vsヴィッセル神戸~粘り強さがユン・セレッソの力。

セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸 12/23(土)

13:00 K.O. at ヤンマースタジアム長居

①スタメン

   山村   福満

 キヨ       宏太

   ソウザ  大地

丸  木本  ヨニッチ 陸

    ジンヒョン

健勇、蛍がケガで使えず、曜もベンチスタート。

苦しい台所事情ですが、それでも勝ち上がって来たのが、

ユン・セレッソ。全く問題ありません。

②結果

 セレッソ大阪 3 - 1 ヴィッセル神戸 

  90分 大森 (ヴィッセル神戸

  91分 水沼 (セレッソ大阪

  98分 柿谷 (セレッソ大阪

  114分 ソウザ (セレッソ大阪

③雑感

今年の最終戦

久しぶりに現地まで行ってきましたよ!!!

しかも大興奮のゲーム。最高でした!!!!

さて会場はセレッソ側と神戸側でまず客の入りが全く違いました。

左半分はギッシリ、右半分はスカスカ。

まるで遠くのクラブとの対戦みたいな客の入り。

今のサポの気持ちが出ている感じでした。

スタメンを見て福満かキヨをトップ下で使うのかと見てたら、

なんと福満はTOPでの起用。まさかの2TOPでした。

メンバー変われど形を変えたくなかったんですかね。

むしろ、ソウザがやりやすい形にこだわったか?

トップ下に人がいると、ソウザが攻めあがる時の

スペースを殺してしまうので、あえての2TOPかな?

しかしながら、健勇と比べると山村にはボールが収まりません。

改めて健勇のポストの強さは凄いんだと実感。

もちろん神戸が割り切って守りを固めてきたこともありますが、

中央でボールが収まらずいつもの攻撃を繰り出せません。

福満もなれないながらも、何度も曜の真似をして

裏へ飛び出すものの、さすがに付け焼刃ですので、

決定機に結びつくような効果的な攻めになりません。

すると神戸は元からこの試合は守りを固めて、

カウンターに徹していたようで、危険な場面を何度か迎えます。

しかしながら、決定機も精度を欠いて、私の願い通りに

スコアレスでハーフタイムへ。

そう、ハーフタイムに入ればユン監督が修正してくれますから。

案の定、後半に入るや否や、前の動きに変化が。

福満が左に流れて、キヨが中央にカットインするスタイルに。

中央でキヨと山村とソウザが絡む攻撃へと変化を遂げます。

距離が近い中でのポストなら山村も生きてきます。

そこからリズムが生まれだし一気に攻勢を掛けます。

サポの応援も”ムーヴメンタル”で盛り上げます。

あとは得点だけというスタジアムの雰囲気の中、

なかなかゴールへとつながりません。

さすがに攻勢をかけながら点が取れないと、

次第にジリ貧になって行きます。

そして、案の定、終了間際に小川のカットインからの

クロスを大森に押し込まれます。

試合はアディショナルタイムに入る中での得点で、

万事休すかと思われたこの試合。

ここからがユン・セレッソの真骨頂。

リスタートのボールからソウザが前に出したボールを

山村が競ってこぼれたボールを宏太の起死回生のボレーで

ゴーーーーール!!!!!!

ルヴァン杯のSemi Finalを思い出すような展開!

スタジアムも興奮は最高潮に!!!!

そして、延長戦へと突入した試合は、

こちらからは見えにくかったハンドでまさかのPK獲得。

キッカーは曜一朗。

勝ち越しかと思われた瞬間、GKに止められてしまいます。

しかし、すかさずダイビングヘッドで押し込んでの

ゴーーーーール!!!!!!

ここからはハーフナーの高さに苦しむも

山村を下げての5バックを使って全員で守り切り、

締めはお約束?のカウンターからソウザのダメ押しの

ゴーーーーール!!!!!!

で勝利を確信!

いやー、久しぶりのスタジアムで絶叫ものでした!

うん、普通に強いですユン・セレッソは。

それとスタジアムに行くと、宏太のランは尋常じゃないですね。

あの延長戦でのランは鳥肌ものでした。

カウンターで何度も何度も駆け上がる姿に驚きです。

そしてソウザのアシストまでしちゃうのですから、

改めて、セレッソに欠けていたものを

すべてやってくれているなと実感しました。

だからあの同点ゴールも飛び出すのだろうな。

最後は絶好機に足がつって外しちゃいましたけど、

あのランを見たら思わず拍手でした。

後ろの方で外したことに文句言うてるヤツがおって

イラっとしましたが(笑)

後、気になった点としてキヨはインスピレーションが

合うメンバーとやると、相手や見ている観客をも

虚を突く超絶プレーが飛び出しますが、

今日のようにインスピレーションが合わない選手と

プレーすると中途半端なパスカットを受けて、

何度も神戸のカウンターの基点になっていました。

そこは周りや敵に合わせてプレーを変えないと、

リーグ優勝を狙うには長所と短所が背中合わせだなと思いました。

そして来シーズンを考えるとソウザは絶対ですね。

良くも悪くもソウザを生かすにはどうするか?

これがセレッソの出来を決める要因になっています。

この人が気持ちよくプレーするとやっぱり強いです。

これで今年の幸せなシーズンは終わりですね。

後は、元旦に決勝を楽しめる幸せ。

なんかそれだけで幸せですね。

相手は横浜さんですが、決勝という試合において、

敵はあまり関係ありませんね。

自分達のフットボールをすれば勝てる。

今のセレッソにはそんな強い気持ちがあります。

さあ、行きましょう!2冠取りましょう!

ここには勝負弱いと言われたセレッソはいません。

土壇場まで戦える最高の戦う集団です。

元旦に再び幸せに浸れることを祈って

今年を締めくくりたいと思います。

皆様、2017年もお付き合いくださいましてありがとうございます。

また、新年、天皇杯決勝でお会いしましょう。よいお年を!