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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第33節】 vsヴィッセル神戸~30分ボランチの修正が勝利を呼び込む。

セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸 11/26(日)

  13:00 K.O. at ヤンマースタジアム長居

①スタメン

    曜  健勇

        

 キヨ      宏太

   ソウザ  山村

丸橋 木本  ヨニッチ 陸

    ジンヒョン

一番のトピックは蛍が負傷により、連続試合が途切れました。

その代役は山村です。FW、CB、ボランチとマルチすぎます。

②結果

  セレッソ大阪 3 - 1 ヴィッセル神戸

   11分 渡辺(神戸)

   41分 杉本(C大阪

   67分 ヨニッチ(C大阪) 

   87分 杉本(C大阪

③雑感

スタメンでも書いた通り、蛍の不在が中盤でしっくり来ません。

ソウザがボールを奪いに行って微妙に触れなかったり、

攻め込むと簡単にプレスに合ってボールをロストしたりと、

改めてセレッソの生命線はソウザだと思わされる展開に。

ソウザでノッキングを起こしていると見るや、神戸が

ハイプレスを仕掛けてきます。

そんなハイプレスからボールを奪ってスローインに。

11分 ロングスローからニアで逸らされて渡辺に決められます。

先の中盤がしっくり来なかったので失点は時間の問題でした。

相手が先制したことで、神戸はリトリートになり、

セレッソがボールを保持する展開が続きますが、

それでもやっぱりしっくりと行きません。

すると30分頃、ユン監督が通訳を通して山村へ細かい指示を送る。

そこからソウザが後ろに回り、ボールを散らす仕事に回ります。

代わりに山村が前目に入り、時折、トップまで走ります。

これによって、30分までが嘘のようにボールが回り出します。

ボールが回り始めた40分

後ろに下がったソウザから陸へパス、

陸からの狙いすましたクロスに健勇のヘッドで

ゴーーーーール!!!!!

で、健勇の前にニアに走ってDF2人引き連れて健勇を

フリーにしている選手こそ『山村』なのです。

見事なユン采配。

ソウザ・蛍のコンビだとソウザが前目で蛍が後ろ。

ソウザ・山村のコンビだと30分までは横並び。

30分以降は山村が前目でソウザが後ろ。

うーん、素人の私には難しいですが、ユン監督には見えてるんですね。

これはホンマに難しいですが、これがわかるようになると、

フットボールはもっともっと面白く楽しめるんでしょうね。

この前半45分、非常に奥が深いフットボールが楽しめますので、

メンタル的な話で片づけないで時間があればじっくりと見てください。

ユン監督の理論に裏付けされた戦術変更。

30分前後でのボランチの違いはホンマに奥が深いです。

私も難しいのでもっと詳しくわかる方は是非教えてください。

つまり、同点弾はユン監督が狙い通りに戦術を変えて取った得点。

そしてそれに応える選手たちも凄いです。

1年間を通じてチームとして強くなっている証ですね。

で、中盤が補正されて自分達のフットボールを取り戻した

セレッソにとって、勝ち越し点はそれほど難しいものではありません。

67分 CKからヨニッチのヘッドで勝ち越し。

最近の丸のプレスキックは相変わらず神がかってます。

その前にフリーキックでゴールを狙ったシーンもあと少しでした。

なんか凄く曲がって落ちるんですよね。凄いです。

87分 丸が切り込んで仕上げは健勇。

勝利を決定づけます。

健勇は得点をかなり近づける2得点。

でも健勇はこの2点後にGKやCBに何度もプレスを掛けている

シーンがあり最後まで集中してプレーする姿が成長ですね。

チームもACLをかなり手中に収める勝ち点3。

しかも30分以降は強いフットボールを展開。

そして試合中にそんな修正が出来る監督。

先制されても余裕があるチーム状況。

さてチーム一丸となって最終戦でのACL!

天皇杯での2冠を目指してラストスパートです。

今日はユン監督に感嘆しきりの管理人でした。

追記:ACLは決まってましたね(苦笑)

スイマセン。

ACLも決まって、後は天皇杯ですね。