Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【C大阪】 ルヴァン杯Final~決勝に掛ける思い。

いよいよ明日ですね。

応援バスの長時間移動中の暇つぶしに読んで頂ければと思います。

目の前で4度も涙して(クラブとして5度)届かなかった頂へあと一つ。

相手である川崎さんも7度も涙を流しているそうで、

埼玉スタジアム決勝になって初めての満員は

そんな両サポータの気持ちの表れですね。

思い起こせばセレッソのあと1歩で優勝できない負の歴史は

そう、あの川崎戦からですよね。

忘れもしない’00年1stステージ最終戦

前節に首位であるマリノスを劇的に下して首位で迎えた最終節。

対戦相手は降格が決まっている川崎さん。

優勝を楽しみに長居へ足を運びましたが、

那覇のVゴールに沈みました。

その時はすぐにまたチャンスがあるさと帰路につくものの

翌年にはJ2降格。

しかし、天皇杯では2度の決勝進出。

応援ツアーで国立にも行きました。

余談ですがどちらかのツアーは2,000円でチケット付きでした。

今は少し割高ですね。

曙のK1初参戦(当時はブーム)を応援ツアーのバスで

観たのも懐かしい思い出です。

しかし2度の天皇杯は静岡の2チームの名門に粉砕され、

この辺りから優勝への難しさを実感しはじめます。

そして迎えた2005年。あの東京戦を迎えます。

数分前まで優勝に手が届いていた、セレサポ史上最悪な出来事。

今野の同点ゴールの前にまたもや夢と消えてしまいます。

そして翌年にまたもやJ2降格。

”ジェットコースタークラブ”がセレッソの代名詞として定着しました。

あれから12年。

優勝どころか王手すら辿り着けない日々が続きます。

その間にはもう一度J2降格も経験しました。

ジェットコースターぶりだけは健在です。

もうこのクラブは生きている間には優勝できないのか?

そう思えるような日々を過ごしてきました。

しかし!

ユン監督という最高の監督に今、出会えています。

いつも指導が遅い微妙なキャンプを鬼のキャンプへと変え、

勝負に走り続けることが出来るメンタルを植え付け、

9月に低迷するも、しっかりと立て直してきました。

この立て直しは重要です。

20年間これができなかったクラブですから。

一度転げ落ちると歯止めが効かない悪しき伝統。

その根底には「技術は高いが勝負弱く、メンタルが弱い」

セレッソの伝統があります。

そんな伝統を覆して”勝負強い”チームに生まれ変えてくれました。

そしてその効果は目に見える結果として、

セレッソの悪いジンクスのあるゲームをことごとく勝ってきました。

○○初勝利、○○年降りの勝利と言う文字を何度見たでしょう?

そう考えると今までの優勝の王手は”勢いだけのチーム”でした。

今は生まれ変わった”勝負強いチーム”なのです。

昔のセレッソの姿はここにありません。

だからこそ優勝への期待が高まります。

もちろん相手も同じような境遇なので簡単ではありません。

実力も恐らく上だと思います。

でも、ユン監督なら導いてくれると信じています。

そしてそんな歴史的ゲームのカギは曜だと思っています。

セレッソの申し子である柿谷曜一朗

間違いなくセレッソ初優勝のキーマンです。

今シーズンは慣れない左SHでのプレーを続けていましたが、

最近になって山村のケガもありTOPに入るようになりました。

でも最近のTOPのプレーを見て左SHをやって良かったと思えました。

それは当ブログでも申し上げた通り、

曜は曜のためのチーム、戦術しか輝けないプレイヤーでした。

裏へのロングボールを華麗なトラップで相手を交わしてゴール。

曜の代名詞のようなプレーです。

しかし、外乱となるフォルラン加入や環境の違うバーゼルでは

持ち味をほとんど発揮できませんでした。

それは今のコンビである健勇との2TOPも同じです。

健勇がいるとポストである健勇にまずは預ける戦術になります。

そうすると消えてしまう曜。加えて当時の健勇は

ポストが苦手と来たもんでこの2TOPで良かった記憶がありません。

つまり環境が変わると活躍できないプレーの幅でした。

しかし左SHを経験した曜は健勇を生かす術が身に付いています。

パートナーの健勇もポストの技術が格段に向上しています。

これによって以前とは全く違う関係性を築いています。

かと言って元の技術が錆びつくわけではありません。

時折みせるジンヒョンからのフィードに抜ける曜も健在です。

この両方を持ち合わせることで、長身FWと組んでも

昔のように試合から消えることがなくなりました。

キヨが中に入ってくると、スッと左サイドに張ることもあります。

これも左SHをやる前には見られなかったプレーです。

FWだとどうしてもゴールの近くでプレーしたいですからね。

要するにプレーの幅が格段に広がっています。

これに加えて潜在能力である得点力が目覚めれば。。。。

そのきっかけがセレッソの初タイトルである得点なら。。。。

セレサポとしては苦しかった20年をすべて忘れることが出来ますね。

もうすぐバスツアーに向けて出発するサポの方も多いかと思います。

連続のバス移動は本当に大変ですのでご自愛ください。

他に明日、色々なシーンで応援する予定のセレサポの皆さんも

多くいるかと思います。シーンは違えど気持ちは1つです。

そんな皆さんの思い出を載せていざ出陣です!

取りましょう初タイトル!!!!!!!!

優勝するぞー!!!!!!

最後に管理人はすでに祝宴の準備は整っておりますので、

当日の更新は難しいかもしれません。

更新が遅いようでしたら、

是非、本エントリーで一緒に喜び合えたらと思います。

ここで出会えた皆さんと共に喜び合えますように!!!!!