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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第25節】 vsFC東京~山村の存在感が大きすぎる。(再更新)

セレッソ大阪 vs FC東京 9/9(土)

 19:00 K.O. at 味の素スタジアム

①スタメン

    健勇 

       山村 

       

 曜        宏太

   ソウザ  蛍

丸橋 木本  ヨニッチ 陸

   ジンヒョン

予定より早く山村の復帰。嬉しいです。

②試合結果

 セレッソ大阪 4 - 1 FC東京

 11分 松田(C大阪

 44分 柿谷(C大阪

 71分 ウタカ(東京)

 78分 杉本(C大阪

 80分 杉本(C大阪

③試合展開

開始1分経たない間に健勇がドリブルでバイタルへ侵入。

マイナスのパスに宏太のシュートも枠外。ややマイナスやったか。

カットは山村。そして蛍の健勇に併走のランで宏太をフリーに。

開始早々、みんな調子は良さそう。

1分 宏太のロングパスに山村が走りボレーもミートせず。

  この時、健勇と曜が中央でフリー。東京さんの守備大丈夫???

5分 相手のパスミスからソウザ経由で山村へ。

  難しいパスも山村が見事なコントロールから中央の健勇へ、

  と思ったら右から曜のシュート!もGKがストップ。

中央でボールを奪い放題。

相手はパスミスだらけに蛍&ソウザのプレスで簡単にボールを奪える。

これは4点以上取って勝たねばならぬ試合と言ってました。

でも、早く1点目を取れないと嫌な空気になる可能性もある。

なんせ、フリーで2本もシュートを外してます。やや不安。

そんな、やや嫌な空気から

10分 宏太のスペースへのパスが大きくGKかな?と

   思ったら最後まで諦めず追い掛けた陸がそのまま奪って

ゴーーーール!!!!!

元東京だけに喜びを控えめな陸。

なんか陸は東京キラーになりつつありますね。

これで気が楽になりました。

なんせ、中盤で圧倒的な支配を見せている試合です。

心配なのは時折、奪い放題で前のめりになりすぎて、

ボールを奪えずに喰らうカウンターくらいかな?

気持はわかります。プレス掛けたら奪えているので。

点を奪うとプレスは少し緩めて、ボールをゆっくりと回しながら。

17分 曜の見事な飛び出し、相手DFを2回フェイントに掛けて

   交わしてのクロスが相手に当たり、フワッとゴール前に。

   高萩がもたつくボールを健勇がシュートも枠外。

20分 丸と曜の長くて厳しいボールのワンツーから

   丸のクロスに宏太もGK正面。

30分 右サイドを崩しに掛かった相手のクリアボールが

   健勇の前に転がり、そのままドリブルシュート!もGK正面。

   多分、これをどれくらいの確率で決めるか決めないかです。

   一気に試合は飛びますが、試合終了間際も外しています。

   結局、足は全部外しています。(PK除く)

   少なくとも1試合にあれだけチャンスがあれば、

   もうちょい決めないと。代表や海外やと、2,3回くらいしか

   あんなチャンスがありません。そこで活躍したいなら

   やっぱり決めないとなかなかレギュラーは掴めません。

   セレッソみたいに1試合に何度もチャンスありません。

   ただ、今日のレギュラー落ちの東京さんのDF相手だと

   ボールの収まりに関しては100点満点でした。

   なのでチームへの貢献度としては絶賛すべき活躍です。

   あくまでも、得点は上のステージでの話です。

40分 丸のクロスに健勇が中央で受ける、ヒールで流した先には

   蛍が!蛍のクロスに宏太が飛び込むもゴールならず。

44分 念願の追加点。

   開いた陸からフリーでパスを受けた宏太がクロスに

   ファーで曜が飛び込んでの

ゴーーーール!!!!!

久々のゴールはなんて難しいボレーで決めるのやら。

曜らしいと言えば曜らしい。

それより、38分のトラップ見ました?覚えてます?

鳥肌立ちました!!!さぶいぼ全開のプレーです。

自陣からの宏太のロングボール。どちらか言えばロビング

猛ダッシュでスペースに走る曜。

その走るスピードのまま右のアウトサイドで勢いを完全に殺し、

相手を交わしたスペースへ蹴りやすいボールを転がす。

世界中探してもあんなプレー出来る選手はそういないですよ。

私もジズー(ジダン)くらいしか記憶にありません。

こんなワールドクラスのスーパープレーに気付かず、

点が取れないからダメとか言ってる人達が可哀想です。

後、さりげなく元東京コンビの宏太も東京戦は大活躍です。

大量点の雰囲気もありながらも2-0。

決定力に課題を残す展開になりつつあります。

後半開始。

55分から東京が選手交代を使って一気に攻勢を強めて来ます。

ならばと、セレッソは山村を下げて5バックへ移行。

山村がいると本当に戦術に幅を与えます。

66分 相手DFのバタバタに乗じて曜が奪ってシュートもGK。

   そのこぼれ球をソウザ、蛍とつないで陸へパス。

   陸のクロスを相手がクリアするも曜の真正面へ。

   曜は宏太へ完璧なパス。宏太の見事なシュートもポスト。

   決定力が。。。。。

そんな感じで圧倒しながらも得点を奪えないでいると痛い目に。

70分 ウタカに決められます。

そこからは引いて守るセレッソ。カウンター狙いの構図へ。

でも、今日は宏太と曜が元気やったのでカウンターが良かった。

78分 3点目はそんなカウンターから。

   曜のロングパスに健勇がドリブルで走る走る。

   中央へは宏太、後ろから蛍とフォローもバッチリ。

   そこで仕掛けた健勇がファールをもらいPK獲得。

   PKは曜ではなく、なんと健勇。やや心配も。

ゴーーーール!!!!!

これで今日の東京さんならほぼ試合は終了しました。

それにしても曜のパス見ました?覚えてます?(2回目)

アウトであのレンジであの正確なパス。

これも私が知る限り、私の溺愛するジェラ様くらいしか

すぐに思い出せません。ジェラ様は更にスピードがありますけどね。

そこは私のNo.1プレイヤーなので譲れません(笑)

うーん、曜の悪口言うてる人はフットボールの楽しみを

9割くらい損してますね。得点しかわからないのだから。

84分 CKから健勇がニアに飛び込みヘッドで

ゴーーーール!!!!!

いや、すっかりこのゴールは自分の必勝パターンにしました。

ヨニッチに教えてもらったのかな?なんて思ってます。

高さを使った得点は確実に成長しています。

次の課題は終了間際のシュートですね。

それが決まればハットトリックも簡単に出来ますし、

本物のストライカーになれますね。ハードルは高いですが。

何はともあれ、最近の鬱憤を晴らす快勝です。

涼しくなって来ましたし、山村も戻りましたし、

ここからが再スタートです!!!!

初タイトル目指して頑張りましょう!

④雑感

いやー、やっぱり山村の存在感はデカい。

今日はそれを実感したゲームでした。

フットボールにたらればは禁句ですが、

山村不在の3試合で逃した勝ち点が7。

もし山村がいたら。。。

勝ち点3,4は取り返せていた気がします。

とにかくまず前線からの守備が秀逸。

そして攻撃の場面では、ボールがないところで

相手守備陣を混乱に陥れるランの技術。ほんま秀逸です。

リカルド、澤上は特にボールがないとこの動きが凡庸。

特に澤上はボールがない時にどこに走れば良いのか不明。

というかボールばかり見過ぎ。

学生時代だとボールが来てから勝負出来たから、

ボールをずっと見るクセが付いたんでしょう。

ほんで、リードした時にさりげなく最終ラインに入って、

選手交代なしに守備へとシフトできるユーティリティ。

選手交代やとタイミングが難しい時もあるのですが、

ピッチ内だけなら思い切って変更出来ますからね。

健勇との相性も最高。

健勇のポストの強さとそれを生かすために走り回る山村。

相手守備陣へかなりの混乱を与えます。

今日は東京側のCBがレギュラー落ちやったこともあり、

健勇は楽勝で勝てる環境も後押ししましたね。

あのクラスやと健勇のポストは無双です。

それと涼しくなって宏太が90分走れるようになったのも

最後までカウンターが脅威を示したポイントですね。

真夏は60分過ぎに宏太がガス欠でカウンターを発動できずに、

完全に押し込まれるシーンが多くありました。

ガンバ、清水、磐田戦で落とした7ポイントは

宏太のガス欠が一つの要素やったと思います。

勝ち続けている時は後半の守備固め後に、

宏太の恐ろしいダッシュによるカウンター発動からの追加点が

試合をかなり楽に終わらせることに貢献してました。

点を取れなくても、相手は宏太のケアを怠ることが出来ずに、

攻撃の迫力を下げる要因にもなっていますからね。

あの長い距離を走るカウンターは脅威です。はい。

そうそう、東京さんにこんな良い選手を頂いて感謝です。

最後に東京さんの混乱にも助けられましたね。

恐らく監督の戦術ありきに選手が混乱している雰囲気が。

開始5分で、今日は4-0で勝たないとと思いました。

それくらい東京の中盤が簡単なパスミス連発に加えて

ソウザ、蛍が簡単にボールを奪い放題。

選手達はどうすりゃいいの?って感じでプレーしてるような気が。

そして一番の脅威は永井のはずなのに・・・・。

そう、うちの弱点である木本のスピード不足を上手く突かれて、

非常に危なかった。

なのに、危険な中盤でボールをつなごうとするのを見て、

うーん、違うよな?って敵ながら観ていました。

確かに永井はシュートが微妙ですが、戦術として上手く使えば、

もっと違う展開になっていたと思います。

永井vs木本やと100%永井が勝てると思いますよ(苦笑)

なんせ木本は遅いんです(笑)強いんですけどね。

まあ相手にも助けられましたが、山村の復帰でチームとしての

バランスが非常に良くなりました。

さあ、これで後半戦も戦えそうですね。

山村さん、お願いです。最後までケガ無きように。

ユン・セレッソにおいて欠かせぬピースであることが

確認出来た8月と今日の試合でした。