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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第24節】 vs鹿島アントラーズ~今の最高でも届かぬ王者の壁。

セレッソ大阪 vs 鹿島アントラーズ 8/26(土)

 19:00 K.O. at ヤマハスタジアム

①スタメン

    健勇 澤上 

       

 曜        宏太

   ソウザ  蛍

丸橋 達也  ヨニッチ 陸

   ジンヒョン

リカルドに代えて澤上。

②試合結果

 セレッソ大阪 0 - 1 鹿島アントラーズ

 88分 レアンドロ(鹿島)

③雑感

真夏の首位攻防戦。

じっくりやりたいのですが、体調不良と時間不足により

短縮バージョンです。ごめんなさい。

今日は今の戦力で出来る精一杯やったと思います。

でも、そこを最後にうっちゃる赤鹿さん。

さすがの一言に尽きます。

いや、完璧すぎて言葉がありません。

勝ち点差4。

勝ちが絶対必要なセレッソと最低ドローでもOKな赤鹿さん。

想定通りの60分過ぎ。

前掛かりになったセレッソとある程度受ける赤鹿さん。

しかしセレッソの攻撃を受けつつ、

その間にしっかりとスキを探して、

最後にそのスキを狙いすまして蜂の一刺し。

とにかく90分の使い方、置かれている立場、

全員すべて頭に入れた中でフットボールをやってますよね。

ほんまに恐れ入ります。

でもこれが常勝軍団。これが赤鹿さんの力です。

この試合展開、浦和や川崎戦でも何回も見覚えあります。

いや古くは東京V全盛期の頃にも見覚えがあります。

そういやクルピ時代のベストゲーム!も最後は負けたんですよね。

いくらメンバーが代わってもいつでもこれが出来るクラブなんですよね。

つまり偶然でも何でもなくこれが近いようで遠い大きな差です。

試合の入りはかなり意識して来た赤鹿さんが前からプレスを

仕掛けて来たので少し押されるものの、

今日もポストに徹する健勇がボールを収めることで陣地を回復。

ある程度、主導権を持った戦いが出来ました。

あのポストはチームの状況を変えるほどの効果です。

40分の曜のシュートが最大のチャンス。

曜、あれは決めてよー。

後半になると赤鹿さんがもう一度気持ちを入れ直して

前に出て来ます。

でも、やっぱり健勇が中盤で強い。

ファールでしか止められないので、すぐに陣地を取り戻す。

そこをソウザのフィジカルと今日はデュアルで勝った丸が

ボールを奪うことで何度もカウンター発動。

60分過ぎから中盤を飛ばして何度もカウンターで襲い掛かります。

でも、決まらない。

CKからの健勇のバックヘッドを止められた時には、

嫌な感じになりましたよね。気持ち悪っ!って。

案の定、最後はカウンター一発。87分に決められて終了。

その後の赤鹿さんの時間の使い方は伝統的に超一流。

時間だけが過ぎて、試合終了。

健勇は代表に選ばれるもブレずにポストで強さを発揮。

代表コンビのCB相手に強さを見せつけていました。

あのポストプレーはもう完全に一つ抜けてます。

だって、ハイプレスを掛けられて苦しい時は、

早く健勇に預ければ何とかなりますからね。

その後が若干精度悪いものも、ソウザがいるから大丈夫。

というかソウザはむしろ精度の悪さを逆手に取って、

相手を詰めさせて交わすのが、秘かに好きな瞬間です(笑)

それと今日は健勇をあえてダミーに徹しているように感じました。

健勇にDFが必然と集まるので、そこを外しての曜、澤上。

なんですけど、健勇に頼ってきたゴールを他が決められない。

それだけに山村をずーっと恋しがっていた管理人でした。

健勇をダミーにするならゴールを取れる相棒が欲しかったです。

これで少し優勝から遠ざかってしまいましたが、

元々、残留が目標のチームです。上出来です。

大事なことはしっかりとチームの基礎を作ること。

ユン監督に揺らぎはありません。

しっかりと次節の準備をまたするだけ。

そう考えると代表戦、邪魔やなー。

今日は現有のメンバーでのベストゲームを出来たと思います。

今日の赤鹿さんを破るには20年分の歴史を打ち破らねばなりません。

さすがに6ヶ月ではそれは厳しかったです。

今日のメンバーは称えて上げてください。