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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第20節】  vs北海道コンサドーレ札幌~敗戦、ケガ人、苦手もユン監督がいれば。

セレッソ大阪 vs コンサドーレ札幌 8/5(土)

 19:00 K.O. at キンチョウスタジアム

①スタメン

    健勇 リカルド

       

 曜        宏太

   ソウザ  蛍

丸橋 木本 ヨニッチ 田中祐

   ジンヒョン

山村がケガ。代役はリカルド。

言うまでもなく一つの大きな変化点です。

加えて達也、陸も外れて木本&祐介。

不動のレギュラーから3人も代わります。

②試合結果

 セレッソ大阪 3 - 1 コンサドーレ札幌

 1分 杉本(C大阪

 26分 ソウザ(C大阪

 28分 杉本(C大阪

 83分 菅(札幌)

③試合展開

何も確認する前にいきなりの先制点です。

蛍のバウンドさせたフィードに

リカルド、健勇、リカルドとつないでゴール前に迫ります。

リカルドは止められるもこぼれ球を健勇が蹴り込んで、

ゴーーーール!!!!!!

前節の敗戦を忘れることが出来る気持ち良い先制点です。

相手GKもソンユンがいなかったことが助かります。

何度も壁となって立ちはだかって来ましたからね。

でも、ダービー敗戦後のセレッソにとって、

相手の弱みに付け込むことも必要であり、強いチームなら当然。

13分 ソウザの見事なパスに宏太がクロスへ

   リカルドが叩きつけるヘッドも叩きつけすぎ。

21分 スローインから健勇が受けてリカルドとワンツーで

   そのままゴールに迫ってシュートも枠外。

23分 このシーンも好きです。ソウザが粘って曜へつなぐ。

   曜は一気にエリア内にカットイン。

   マイナス目にグラウンダーを中央へ。

   中央でそのボールを受けたのが宏太。と思いきやスルーで。

   その外の祐介へ。祐介のシュートもDFにブロックされる。

   ソウザの粘り。曜のドリブルからの視野の広さ。

   中央には右の宏太が突然現れる。

   スルーしたらそのシュートは右SBの祐介。

   うん、なんて分厚い、運動量がある攻撃なんだろう。

25分 その流れから得たFKをソウザが美しい弧を描いて

ゴーーーール!!!!!!

27分 23分なみに美しいゴールが決まります。

   ソウザがボール奪取して左の曜へ。

   曜はドリブルで持ち上がりつつ、想像を絶するタイミングのパスを

   ソウザへ。中央で受けたソウザは曜を飛ばして更に左の丸橋へ。

   丸橋のクロスを絶好調男の健勇が決めて、

ゴーーーール!!!!!!

非常に美しい流れからのゴールでしたね。

曜の超絶なパスをお忘れなく。さりげなくワールドクラスのパスですよ。

あのスピードの中であのタイミングで相手のスキを見てあの精度。

やれと言われても出来ないですよ。あれ。

前半で試合を決定づけます。

後半はお休みでいいですよね(苦笑)

失点してしまい、苦言を呈す方もいらっしゃると思いますが、

チャナティップ、凄くなかったですか?敵ながら面白かったです。

セレッソが悪いと言うより、チャナティップが良かったと称えたいです。

ヘイスが下がって時間を作ることで、自由度が増したチャナティップ

止めるのは容易ではなかったです。そう、簡単には止めれんでしょう。

アシストのパスも拍手モノのプレーでした。

セレッソとしても山村がいない時の締め方は勉強になりました。

でも、何度も言っているようにユン監督がいれば、

課題は強くなるためには必要なこと。

そう、ユン監督がいれば課題は前向きになりますよね!

④雑感

ダービーでの敗戦。久しぶりの敗戦。

今シーズンの躍進のキーマンである山村のケガ。

J2時代から苦手中の苦手である札幌戦。

普通に考えれば、今までのセレッソなら『連敗』?

誰もが不安になる状況だと思います。

でも、私は安心していました。

それは試合後のユン監督のコメントが、

完璧に的を得ていたこと。

私のブログとも意見が一緒やし!(笑)

改めて、この監督なら何も心配ないわと。

昨シーズンまでの監督やと、どこ見てんだ?と

疑いたくなるようなコメントばかりでしたから。

冷静に試合を分析出来ているので、

また次の試合に向けていつも通りの準備をするだけ。

そして反省点を生かしてベンチワークには

最善に気を使って挑むだけです。

ユン監督にとっては何も違わない1週間です。

山村のケガも休ませてあげたいと私は思っていたので、

これもある意味ケガの巧妙かもしれません。

で、リカルド。

最初に得意のファールアピールしてる時は、

相変わらずダメやなと思いましたが、

運動量が昨シーズンとは全く違います。

中央で手を挙げて突っ立っているだけの様子を見て、

”木偶の坊”と当ブログでは酷評していましたが、

驚くことに前半終了後の走行距離ランキングに名前が。

そう、走ってるんです。

ギコチなさはあるけど、ボールを何度も受けていましたよね?

つまり動いてるんですよね。

昨シーズンは中央で突っ立って手を挙げているだけで、

全くボールを受けることすらなかったリカルド。

動くことでボールを受けることが出来るんですよね。

まあ、ボールの扱いはしばらくトップチームで出ていないので、

そこは御愛嬌ということで(苦笑)

でも、シュートチャンスがある。動いてるからあるんです。

昨シーズンみたいに動かないとそれすらないんです。

ボールの競り合いも、最初に競らずにファールアピールしてましたが、

多分、そこでユン監督はリカルドにめっちゃ怒ってたんですよね。

その後はファールアピールも自重気味やったかと思います。

まあ、ユン監督の魔法に掛かればどんな選手も輝きますから。

曜も完全に左SHを自分のものにしつつあります。

何をすべきかチームでの役割を完璧に理解してこなしています。

数シーズン前の得点を取りまくっていたイメージとの

ジレンマがあったので、最初は物足りなさを感じていましたが、

今は左の曜なしではセレッソの攻撃は始まらないほど重要な選手です。

昔のイメージを完全に払しょくして左のアクセントとなっています。

ソウザのロングレンジをピタッと止める技術。

そこから近くの丸橋、中央の健勇、逆サイドの宏太と

すべてにパスを出せる技術の高さと視野の広さ。

今までは曜中心の戦術でしか輝けなった選手を

チーム役割を果たすことでチームとして長所を生かせるプレイヤーへ。

完全に大きな成長を遂げています。

セレッソの流れからの得点シーンにはほぼ曜が絡んでします。

ほんで3点目のように超絶なプレーをさりげなく入れてます。

今までモヤモヤしていた1つ大きな皮を脱皮しつつあります。

ほんまに曜もええ監督に出会えましたよね。

でも、ヤフコメなんかで曜に対してなんか辛辣なコメント多いですが、

曜の大きな成長をわからない人達って、ほんまに

ゴールシーンしかフットボールを楽しめないんですね。

可哀想。。。。まあ、しょせんヤフコメ住人ですが。

多分、3点目のパスがどんだけ凄いのか、きっとわからないでしょうね。

ソウザのスイッチと曜のアクセントと宏太の運動量。

最後は健勇の仕上げ。

みんな、自分の役割に徹する強さ。ユン監督の魔法です。

あ、でもこの試合の一番の見方は雨やったかな?

汗のかきかたが前節の半分くらいやったです。

今週はミッドウィークの試合もあるので、

ハードワークvs夏の暑さという戦いはまだ続きます。

ベースであるハードワークと共に進んで行きましょう。