１９：００ Ｋ．Ｏ． ａｔ 市立吹田サッカースタジアム
①スタメン
健勇
山村
曜 宏太
ソウザ 蛍
丸橋 木本 ヨニッチ 陸
ジンヒョン
②試合結果
51分 杉本（Ｃ大阪）
65分 ファン・ウィジョ（Ｇ大阪）
77分 三浦（Ｇ大阪）
86分 アデミウソン（Ｇ大阪）
③試合展開
今日はお休みです。時間があれば夜に追加します！
④雑感
65分のゴールがすべてかと思います。
このゴールの前に宏太が完全なるガス欠を起こしてしまいました。
慌ててクニを準備して、いざ投入と言う瞬間の同点劇。
ボールホルダーである倉田に全く行けなかった宏太。
その前から歩きながらうつむき加減でふらふら。
正直、倒れるんじゃないかという状態でした。
フリーとなれば倉田から楽々なスルーパスが藤春に。
藤春のクロスからの同点ゴールとなりました。
陸は宏太を見て倉田のドリブルと藤春がいるので、
どちらも対応出来ず。中央も陸の周りの広大なスペースが
あるので、ヨニッチと木本の位置が微妙にズレる。
どうしようもない状態になりました。
なんせ、いつも尋常じゃない走力で広域を
カバーしてくれる宏太が走れない状態な訳ですから、
周りは混乱状態です。
そしてその一瞬を仕留めるガンバの力はさすが。
恐らく、あそこを逃してクニが投入されれば、
５バックの鉄壁状態に入っていたと思われます。
そうなるとさすがにガンバも厳しかったと思います。
でもその一瞬のスキを逃さなかったガンバ。
このダービーの勝者にふさわしい試合巧者でした。
で、タッチの差で選手交代が遅れて同点とされたセレッソ。
他の選手もガス欠気味で苦しい状態でした。
そう、相手はサマーブレイクでリフレッシュしてます。
それに比べて毎週、試合を同じメンバーでこなしてきたセレッソ。
試合展開、選手の状態、何をとっても勝てる要素はなし。
ドローで御の字かと思っていましたが、
前半から怪しかったセットプレーで決められました。
その辺もガンバさんの方が1枚上でした。
だからこそクニと投入して5バック＆リトリートで
完全なる逃げ切りを図りたかったのですが、
わずか1分の交代遅れが命取りとなりました。
やはりダービーという雰囲気がユン監督の想定以上に
選手達の体力を奪っていたのかもしれません。
さて、１日経ってスッキリしました。
真夏のハイプレスの背反。
ほぼ同じメンバーで戦っている代償。
首位に立ったことで相手側の研究。
前からわかってはいましたが、この３つの課題に
立ち向って行かないといけません。
何度も言うように、その解決に最適解がキヨなのですが、
いないものは仕方ありません。
今のメンバーでクリアしていかないといけません。
特に今日の試合はヨニッチまでもが限界を迎えていました。
走力がユン・セレッソの最大の武器でしたが、
真夏の連戦を乗り切るのは非常に困難です。
今日も時折、リトリートを交えながら
効率的に戦っていたにも関わらず、60分で息切れしました。
相手とのコンディションの差はあったにしろ、
やはり課題には違いありません。
この結果を受けて、ユン監督も考えないといけないでしょう。
というか考えていたんですよね。コメント聞いていると。
それが最近試している時折交えるリトリートなんだと思います。
でも、生き物であるフットボールにおいて、
上手く90分の中で使い分ける作業はほんまに難しいんですね。
今日もあと1分耐えてくれたら違った結果だった訳ですから。
ただ今日の健勇のボールキープ力は群を引いていました。
井手口、今野というＪでも屈指のボランチ２人に囲まれても
ボールを奪われないシーンには驚愕しました。
私はゴールなんかより、あのワンシーンが忘れられません。
この試合で見せた「強さ」。これは今日の最大の収穫です。
当ブログをいつも読んで頂いている方はもう言いたいこと
わかりますよね？そう、ゴールなんて、その御褒美です。
あの中央での楔となるプレー。あれこそ健勇がＴＯＰだと
私が言い続けているプレーなのです。
Ｊ２の時、サイドでちょっと活躍したくらいではダメ。
健勇が１流となるには絶対にＴＯＰで楔となるプレー。
Ｊ２の時から一切揺らいでおりません。
Ｊ２で活躍したプレーではＪ２の王様レベルです。
そして、あれだけ健勇がボールを確実に収めてくれれば、
若干、疲れ気味の山村を休ませるのも手かな？
山村が7月に入ってから疲れているのは明白です。
後、60分で意識が飛びそうになっていた宏太も
クニと上手く共用してもらいたいですね。
ボランチだけは代えが効かない点が苦しいですが。。。。
でも山村を加えて回せばボランチも何とかなるかな？
走力が武器であるセレッソ。真夏を乗り切る策が必要です。
