Power & The Glory~You'll Never Walk Alone.

セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第22節】 vs浦和レッズ~マネージメント力の高さ。

セレッソ大阪 vs 浦和レッズ 7/22(土)

 19:00 K.O. at ヤンマースタジアム長居

①スタメン

    健勇 

       山村

 曜        宏太

   ソウザ  蛍

丸橋 達也 ヨニッチ 陸

   ジンヒョン

②試合結果

 セレッソ大阪 4 - 2 浦和レッズ

 6分   杉本(セレッソ大阪

 8分   杉本(セレッソ大阪

 18分  ズラタン浦和レッズ

 27分  山口(セレッソ大阪

 35分  丸橋(セレッソ大阪

 46分  R.シウバ(浦和レッズ

③試合展開

5分 CKのこぼれ球を蛍からソウザにつないで、

   ソウザのクロスがDFに当たってこぼれた所を

   宏太が拾ってクロス、どフリーの健勇が決めて

ゴーーーーール!!!!!!!

7分 再開後、ハイプレスを掛けると、西川が不用意な縦パス。

  このボールを奪って、一気にカウンター炸裂。

  最後はソウザのフェイントからスルーパスに曜が反応してクロス

  またもやどフリーになっていた健勇のヘッドで

ゴーーーーール!!!!!!!

9分にも山村が自陣で浮き球を拾って、そのままカウンターへ

曜に展開された後に、中央のなぜかどフリーな健勇にパス。

ハットトリックを狙ったシュートはわずかにポストに弾かれます。

さりげなくそのボールに詰めていたの山村って気付いてました?

ボールを奪った位置を考えると、浦和の選手を5人くらい抜き去っている訳です。

山村って相変わらずボランチの位置からFWまで一人で何でもこなします。

今回は報われなかったですが、さすがの運動量です。

11分にはカウンターから宏太のミドルもありました。

なんかいくらでも点が取れそうな雰囲気にありがちな守備に緩みが。

17分にズラタンに決められます。

この前から陸vsR.シウバで苦しんでいましたが、

それがそのまま失点に直結する結果に。

陸がその前に足を痛めていて、少しスピードが遅くなっていた点も

災いしてしまいました。

でも、今日の浦和からなら得点出来そうな空気はあります。

槇野、森脇、西川のトリオの怪しさ満開の守備ならば。

25分 相手からボールを奪った蛍がそのままミドルシュート

ゴーーーーール!!!!!!!

34分 波状攻撃から最後はお家芸になりつつある宏太のクロスに

   丸橋が胸トラップから流し込んで

ゴーーーーール!!!!!!!

健勇でもフリーになるくらいやから後ろから来る選手は楽々フリーです。

こうなると何点入るのだろうかというイケイケ状態になりますが、

前半終了間際に重大なミスが。

R.シウバに決められて4-2となるのですが、これは雑感でたっぷりと。

後半は2点をしっかり守り切ってのホーム無敗でリーグ戦4連勝です!

首位をガッチリとキープです。

④雑感

今日も強さを見せての連勝!

しかもユン監督のマネージメント力がまたもや発動!

この監督は引き出しも豊富で毎試合、感嘆させられます。

46分のR.シウバに決められて4-2。

この失点は大きな大きな問題です。

3点差リードで前半のアディショナルタイム

自陣で細かいパスをつないでいたらボールを奪われて失点。

試合を考えたら絶対にやっていはいけないミスからの失点です。

あの状況で自陣で中途半端にボールをつなぐなんて、

まず絶対にやってはいけないプレーです。

赤鹿さんなら絶対にやらないプレーです。

あの時間帯、点差、試合展開を考えたら、シンプルにクリア。

恐らく、高校生くらいで学ぶレベルの話です。

いわゆる、勝負弱いセレッソならではのプレーです。

でも!そこは我らのユン・ジョンファン監督。

当然、ハーフタイムでは怒号が響いたことかと思います。

そして、後半は1転して全員でディフェンスに集中。

点差が開くと起きがちな、攻撃はもっと点を取りたい。

守備は守りに集中したいというフットボールにおける

最も危険な状況を一切排除します。

良く2-0は危険な点差と言われる所以です。

山村を早々に下げての3バック。

後半の出だしに少々様子を見たのは浦和の選手交代を

見極めたかったからだと思います。

今日の浦和だと間違いなく追加点は取れそうです。

攻撃陣にとっては格好の餌食。

行きたくなる気持ちをすべて封じ込めて守備に集中。

この割り切り凄くないですか?

先制された時の割り切りも凄かったけど、

リードした時の割り切りも見事。

45分守るんだと決めたら揺るがない一体感。

結果だけみると大味な試合でしたが、

ユン監督のマネージメントが存分に発揮された試合です。

45分浦和を封じ込めた意味合いはとても大きい。

守備はかなり問題ありの浦和ですが攻撃陣は力があります。

これから1点を守らねばならないゲームが必ずあります。

その時にこのゲームは本当に意味を持つゲームになります。

きっと46分のゴールはこれから更に上に行くためには

貴重な勉強代なのかもしれません。

特に優勝を争う赤鹿さんこそ90分それが出来るチームです。

今後のためにも本当に良い勉強をしたなと思います。

そして、そんな割り切りには真夏を乗り切る大事な

「省エネ」というキーワードも浮かびます。

30℃近いピッチで90分のハイプレスはかなり厳しいです。

そんな時にリトリートでも試合を作れるのか?

これは夏を乗り切る大事な戦術です。

本当はハイプレスが効かない時にこそキヨなのですが、

不在を嘆いても仕方ありません。

ハイプレス&キヨなしでも勝てる方策を見付けねばなりません。

今回は徹底して健勇狙いと宏太のランを試していましたね。

恐らく、そこを軸に作り上げて行くのだと思います。

でもセレサポの皆さんは何も心配していないですよね。

それを一番わかっていて、最善の策を授けてくれる監督が

ベンチにいる訳ですから。それに選手が応えれば問題なし。

私達はただ応援して待っているだけです。

相手チームのことは余り取り上げない当ブログですが、

必死に突破を図る駒井を見殺しは可哀想すぎます。

あれを周りでフォローされると正直、脅威でした。

でもフォローなく一人で気を吐いている状況に

敵ながら、なんとかしたれよと思いました。

1:3で対等にやってるのだからもう一人加われば。。。

セレッソにとっては、そこさえ押さえると

後は正直、手詰まり感が見えて、守る方としては

そこまで苦労しませんでした。

ほんでついでに森脇、槇野の守備も驚きですね。

健勇ってオフザボールの動きが上手な選手じゃないのに、

あれだけフリーになるなんて。初めて見ました。

5分の先制の場面も槇野と森脇の間で健勇がフリーでした。

最終ラインの選手があの距離感は有り得ないですよね。

健勇が成長しているのか?浦和の守備が悪いのか?

直近の結果を見ると後者のような気がしますが。

浦和さんの試合はいつも観ている訳ではないので、

私が結論を付けるのは早計かと思います。

とにかく7月の厳しい上位決戦を連勝で進んでいます。

強い、本当に強い。

課題は出るけど、必ずユン監督は修正する。

だから課題があるほど強くなる。

とにかく強いです。

7月の締めくくりは大阪ダービー

いつもダービーはチャレンジャーの気持ちで挑んでいましたが、

次は違います!

勝つためのダービーです!

勝たねばならぬダービーです!

更なる高みを目指すためのダービーです!

暑い1日になりそうですね。1週間待ち切れません。

1つの都市伝説(HJMさん使わせてもらってます)を

ここで潰してやりましょう!