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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【第14節】 vsアルビレックス新潟~守護神が作る逆襲の流れ。

セレッソ大阪 vs アルビレックス新潟 6/4(日)

 15:00 K.O. at キンチョウスタジアム

①スタメン

    健勇 

       山村

 曜       水沼

   ソウザ  蛍

丸橋 達也 ヨニッチ 祐介

   ジンヒョン

大きなポイントは右サイド。

キヨ&陸のコンビが水沼&祐介のコンビに。

②試合結果

 セレッソ大阪 4 - 0 アルビレックス新潟

 68分 柿谷(セレッソ大阪

 73分 山下(セレッソ大阪

 80分 山村(セレッソ大阪

 86分 ソウザ(セレッソ大阪

③試合展開

開始早々、一気に前進します。

5分 蛍の素晴らしいスルーに山村がヒールで落としてソウザのミドルも枠外。

6分 水沼のスルーに”また”山村が落として、曜がシュートもGKのセーブ。

7分 CKを山村のヘッドも枠外。

11分 ショートCKからソウザのクロスに山村のヘッドでゴール!と

   思ったらオフサイドショートコーナーあるあるで無念。

ってか山村活躍し過ぎ!チャンスはすべて山村。シュートも山村。

今やセレッソの核。この人がケガしたらヤバいっす。

16分 ソウザのロングフィードに曜が受けて中央の蛍へ

    狙いすましたシュートもGKのセーブ。

18分 健勇のシュートも枠外。あ!健勇いるの忘れてた!

   FWの仕事、すっかり山村に奪われてます。

この辺りから新潟がセレッソの攻撃に慣れて来て

本来の堅守速攻の形がハマり出します。

流れの良い時に得点が取れないと苦しくなる典型です。

20分 左SBの堀米がスルスル中央にカットイン。

   急造右サイドがマークを外したとこをシュート!

   ヨニッチに当たってリフレクションしたボールは

   右サイドのロニーにどんピシャもジンヒョンのファインセーブ。

33分 カウンターからガリャルドが抜け出してシュート、

   祐介に当たってわずかにコースが変わるもジンヒョンが脅威の反応。

 

36分 何故かバイタルでフリーの健勇にスローインでパス。

   コントロールしてシュートも枠外。DFに当たったかな。

良い流れで得点できず、カウンターにさらされると言う

新潟さんとやった時の典型的な負け試合をジンヒョンが救います。

何とかスコアレスで前半終了。ジンヒョンのおかげで0-0です。   

64分 健勇OUT、澤上IN

   相変わらずユン監督と意見がバッチリ!

   60分くらいからこの交代を待っていました。

その後、

66分 CKからヨニッチが倒されてPK獲得

   そのPKを曜が冷静に沈めて

  ゴーーーーール!!!!

欲しかった先制点を奪います。

ゴールに見放されてもPKは決める辺りはさすが。

70分 ガリャルドの目の覚める一発もジンヒョンのファインセーブ!

   先制でホッとしたところにあった落とし穴をフタしてくれました。

   さりげなく価値がめっちゃ高いセーブ!

これで再び目を覚ましたセレッソイレブン。

71分 FKのこぼれ球を最後は水沼がフワッとあげて仕上げは達也で

  ゴーーーーール!!!!

これで新潟さんの気持ちが少し切れて、後は余裕の戦い。

79分 FKをTVも追い付かないリスタートで

   セレッソの核である山村の

  ゴーーーーール!!!!

でも、このFKを獲得したのはしつこいくらいに粘った澤上。

健勇さん、このプレーが出来ないとレギュラー取られてしまいまっせ。

ユン監督が求めるのはゴールより前にこのプレーです。

ゴールはその上のプラスα。チームとして求められるプレーが出来ないと。。。

だって、ゴールなら山村が決めてくれますから(笑)

健勇がこのプレーを見て重要さを理解できるのかどうか?とても大事なことです。

で、

85分 ソウザが自らのドリブルで得たFKを直接決めて

   ゴーーーーール!!!!

終わってみれば4-0の快勝です。

でも、1点取るまでは本当に苦しい苦しい試合でした。

④雑感

本当に今日は苦しい試合をモノにしました。

その立役者は間違いなくセレッソの守護神であるジンヒョン!

完全に新潟の試合になってしまい、厳しい流れを

素晴らしいファインセーブ連発で耐えます。

新潟さんとはJ2の頃から気持ちで負けてしまって、

なんか「やりにくい」相手だっただけに、

耐えて耐えて粘って粘って勝ち切れたことは

本当に今のチームの”強さ”を物語っています。

そしてその粘りの最後の砦として立ちはだかったジンヒョン。

試合経過でも書きましたが1-0後のファインセーブも

チームとして気が抜けた瞬間やっただけに価値が高いです。

このゲームのMOMはジンヒョンで異論なしかと。

キヨがまたもやケガで離脱しましたが、

これって私的にはユン監督のフットボール

キャンプから走れる体を作らないとついて行けないと思ってます。

キヨってオフザボールの動きが悪い選手じゃありません。

でも、今のセレッソに入ると物足りない。

それは周りがそれ以上に動いているからです。

そしてその動きこそユン監督がキャンプからじっくりと作り上げた運動量。

キヨクラスの選手でも途中からパッと入ったらついて行けなくなります。

本人は真面目なので必死に付いて行こうとする。

すると体が悲鳴を上げてしまう。そんな繰り返しかと。

そしてもう一人ついて行けなくなっているのが健勇。

最近、めっきり運動量が落ちてます。

DAZNでは試合中に走行距離TOP5が良く表示されるのですが、

少し前までならそのTOP5に健勇は常連でした。

それなのに最近ではTOP5ですっかり見掛けなくなりました。

山村が相変わらずTOP5に必ず顔を出しているのとは

明らかに雲泥の差があります。

で、実際にボールに絡むのはほとんど山村。

故に65分の交代も納得です。とにかく動けていません。

じゃあ、健勇が悪いという短絡的な空気は私は嫌いです。

ユン監督のフットボールはそれくらい運動量が多いんです。

健勇にとって、かって経験したことがない疲労が襲っています。

それなのにゴールを取っても走れないと使ってもらえない。

これも健勇にとってフットボールを勉強する良い機会なんじゃ

ないかと思っています。ユン監督がいればきっと大丈夫!

愛のムチでまだまだ成長させて上げないと!

次節は中盤のキーマンであるソウザが出場停止。

最後の選手交代を見る限り、木本が代役を務めそうですね。

ソウザの穴は大きいですが、そこを皆で埋めるのもチーム力。

蛍が代表で留守するため、練習時間も少ないかと思います。

でも、ラッキーボーイ的存在である木本の活躍に期待しましょう。

柏の勝利で首位は逃しましたが、一瞬、首位に立ったことで、

2週間幸せに過ごせそうです。ってか代表戦いらない!!!