１４：００ Ｋ．Ｏ． ａｔ ヤンマースタジアム長居
①スタメン
健勇
山村
曜 関口
ソウザ 蛍
丸橋 達也 ヨニッチ 陸
ジンヒョン
達也がスタメン復帰です。
キヨがベンチに戻るもクニが先発のまま。絶好調ですからね。
57分 藤春
71分 健勇
86分 健勇
93分 倉田
③試合展開
④雑感
書きたいことが多すぎて整理が付かない程、楽しすぎた90分。
もっと言えば、横浜戦からの270分から語らないと、
この試合、大事なことが抜け落ちてしまいます。
それを考えれば、横浜、赤鹿、ガンバと3部作です。
まず、いきなり最後に追い付かれたシーン。
これは横浜戦から頭を悩ませている試合のクローズの仕方。
横浜戦、赤鹿戦と試したのは３バックにして
中央に人数を掛けて守り切る作戦。
ところが３バックにした途端相手のサイドにプレスが掛からず、
バタバタな２試合となってしまいました。
今日もリードして終盤を迎えたので、どうするのか見てたら
４バックのまま挑みました。
陸を祐介に代えて守備の強化を図って、フォメはそのまま。
いわゆる終盤のパワープレーに備えて高さを加えました。
で、結局、セットプレーで追いつかれてしまいます。
個人的には悪くなかったと思っています。
運動量が落ちていた曜を代えても良かったとは思いますが。。。。
この10分は明らかにここ2試合の悪いイメージと
ダービーの雰囲気もあって浮き足立ってしまいました。
これは単純に締めの形が確立出来ていないからです。
こういった雰囲気の試合で確実に締めるためには、
自信を持って締める形が必要です。
ま、まだ7節、これくらいの課題があって当たり前です。
でも、先に書いた通り、４バックのままメンバーを代えるのは
可能性がありそうです。その代償は痛かったですが、
安い勉強代となるかどうかは次節以降でわかると思います。
個人的には楽しみすぎて来週が待てません。
で、健勇。実直に与えられた仕事を腐らずやり続けたお駄賃ですですね。
1点目はどうでも良いです。たまには素晴らしい個人技も良いでしょう。
でも、大事なことは1点目は忘れること。
もっと大事なのは2点目。ユン監督が健勇に求める形はこれです。
この試合で言うと『４度目の正直』でしたね（苦笑）
苦労しましたが４度目でモノにしました。
勝てれば最高の得点でしたけどね。
ユン監督が健勇に求めるのはポストと中央での高さです。
ポストではパス精度の悪さ、遅さが目に付きますが、
恐らく、ユン監督は健勇はアバウトでＯＫなんでしょう。
その代わりに、アバウトなボールをソウザと蛍が必ずモノにする。
これが決まり事なんだと思います。
チームとして決まり事がハッキリしているのでアバウトな
パスでも問題がないんです。
そして健勇も適当でもいいからポストをやると言う作業が単純化することで、
高さを生かしてボールの収まりが良くなって来ます。
変な話、収まった後のパスの悪さ、遅さがチームとして戦術のうち。
代わりに蛍の読み、反応の速さ、ソウザフィジカルでカバーする。
正しくチームでお互いの長所を生かし、短所をカバーしている訳です。
そして健勇はボールを適当に落とした後の仕事は中央で高さを生かす。
今日も仕留めるまで４回掛かりましたが、高さで敵を圧倒していました。
どれも頭一つ抜けていましたよね。
あのボンバーにも勝っていた高さがここで生きて来る訳です。
横浜戦でも触れましたが、ボンバーに勝てたことが、
１つ自信になったんじゃないかと思います。
ユン監督の長所を生かす戦術は素晴らしいです。
健勇にパスワークやドリブル突破を求めてはいけません。
ガナーズのジルーや古いがレッズのキャロル等々、
合わないものは合わないんです。
Ｊ２ならなんとかなってもＪ１では通用しない。
でも、健勇の高さは通用すると前にも書いたと思います。
今日、４度掛かった２点目。これを一発で仕留めれるようになった時、
健勇の第２章が始まるのではないでしょうか？
ユン監督に与えられた任務を実直にこなすこと。
これが前節に書いた私の健勇への評価です。
ただ、しつこいようですが１点目を忘れるように。
そこが彼の精神面における不安ですが、ユン監督なら大丈夫ですよね。
後、ここ２試合、セレッソの象徴でもあった右サイド。
今日はいきなり藤春に無効化させられてしまいました。
しかし、修正が早いのがユン監督の特徴でもあります。
すぐに陸のポジションを藤春が走り込むスペースを消す作戦に。
そして右が無効化されれば、左を使います。
守備の不安から、とにかくまず守備からを徹底されていた丸橋。
右が藤春のケアに入ったことで、本来の攻撃能力を解禁させます。
丸橋の攻撃参加で活性化したのが曜。
なかなかサイドで本来のプレーが影を潜めていましたが、
自分なりに答えを見付けつつありますね。
答えは「どうせ俺はウインガーなんて出来ないんやから、
2列目から飛び出していつものＴＯＰへ行けばいいんや。」
ってな感じですかね。幸いにも山村というＦＷとは
思えないほど気の利くＦＷがいる（笑）おかげで、
サイドに張り付いたウインガーをやらなくても大丈夫なんです。
曜が中央に来ればさりげなくサイドに回ってくれますからね。
それともこれもユン監督の戦術？
だとすれば、なんてスゴイ監督なのだろう。
まあ大熊にボロボロにされたチームを見違えるようなチームに
たった数ヶ月で変えた訳ですから、スゴイ監督には違いないのですが。
素晴らしいサイドの変更でしたが、
背反は１失点目でしたね。。。。（苦笑）
まあ、57分までは見事な展開を見せていたから満足です。
丸橋を攻撃的にするとどうしても左から失点することは、
セレッソあるあるなので仕方ありません。
攻撃に転じるとなんかポッカリと緩くなるんですよね。
それとここ2試合とリードする展開ばかりだったので、
見てみたいと言っていたリードを許す展開も見れました。
攻撃的になると本来のセレッソの攻撃が垣間見れました。
元々、攻撃的な両サイドバックを持っているので、
単純にそこのバランスを変えることで対応しました。
クニからキヨの交代もありましたが、
キヨはまだコンディション不十分で、
流れを変える程、効果的ではありませんでした。
シュート数は14-6。
内容も藤春の修正をしてからは完全に勝っていました。
最後の締めの形はここ3試合の課題。
でも模索して答えを探している。少しづつ見えて来た。
攻撃の形も忠実に守り事を続けることで、
お互いを信じてプレー出来るようになって来た。
確かにガンバみたいな上位のクラブは内容が悪くとも
試合を作ることが出来る訳ですが、
まあ、それはＪ２のＰＯ上がりのセレッソとは
歴史の差が違い過ぎます。
それを勝るためには課題を克服して、
もっと強くなるしかありません。
チーム力＋α（歴史）をも上回る必要があるのです。
でも、このブログでも書いている通り、毎試合毎試合、
成長し続けています。課題も一つ一つ解決して来ています。
今日の試合は残念でも次の試合が見たくてたまらなくなる。
やっぱり、幸せですよね。
ユン監督ならガンバとの差も埋めてくれそうな気がします。
横浜、赤鹿、ガンバと対等に戦えた事は自信になります。
今のチーム作りは間違いない。
後は信じて成長するだけ。
秋頃にはどんなチームになっているのか今から楽しみ。
ちょっと夏にはバテそうな戦術ですけどね（苦笑）
ＡＣＬで疲れ気味のガンバ。
チームが成長過程のセレッソ。
そう楽しみなのは吹田での試合です。
Awayのダービーこそ、最高のダービーが観れそうですね。
試合展開もやるとまだまだ書けそうですが、
まだまだ試合は続くのでこの辺にしときます。
いやー、楽しい、楽しい。
ユン監督がすでに名将の予感。
レヴィー退任後、埋まらなかった監督がようやく埋まりそうです。
最後に先制された直後辺りにまたもやDAZNがフリーズ。
で、再開されるといきなり１－１のスコア。
ほんまDAZN、ええ加減にせーよ。
スタートから調子が良くなかったので嫌な予感はしてました。
きっと、注目の大阪ダービー。
アクセスが多かったんでしょうね。
DAZN以外は大満足の一日。
DAZNだけはめちゃくちゃ腹が立つ一日なりました。
追伸
自分の記事を書いた後で色々記事を読んでいたら
「大ブーイングの幕切れ」って書いてありました。マジ？？？
セレサポとしてマジで情けないです。
はるかに格上であるガンバさん相手にあれだけのフットボールを見せた
選手達にやること？
恥ずかしいし情けない。
ほんまにそいつらはサポ？
フットボールを知らなさすぎる。
ＴＶゲームと勘違いしてるんじゃないの？
チームを作る難しさ。何も理解していない。
もっと言えば、結果しか興味がないなら速報見とけばいい。
そんな視点で90分楽しい？
横浜戦や赤鹿戦は見た？
いや、サポとしてマジで信じられない。
ここはＡｗａｙでの第２戦に向けて力を送るのがサポの役目。
それをブーイングですか。
一部の無知な人達だけと信じたいです。
