曜の離脱後の健勇の覚醒は本当に驚かされました。
ボールを持ってゴールへ向かう姿は
今までのボールを止めて攻撃を遅らせる昔の姿が嘘のようでした。
セレッソユースは精神面に難あり。
この人がその最たる選手であることは皆さんも御存知の通り。
しかし曜の離脱を胸に秘めて戦ったのが健勇なのではないでしょうか?
その気構えにモリシ&アキのコンビを重ねた人もいたと思います。
アキは常々「モリシのために戦う」と公言していました。
いつでもモリシのために戦ってくれたアキ。
何度もモリシのために男を見せてくれたアキ。
健勇も曜の離脱によって「曜のために」という思いが、
今回の殻を1つ破るきっかけになったように思います。
健勇って喜怒哀楽が激しいじゃないですか。
”怒”が前面に出ることが多く悪いイメージを与えることが
多い選手なのではありますが、喜怒哀楽が激しいということは
他の感情も激しい訳であり、それが”曜”のためにを
他の選手より思いが強く前面に出たのだと思います。
曜が離脱後のセレッソを支えたのは間違いなく健勇です。
最後は息切れしてしまい体のキレを失ってしまいましたが、
それも初めて限界を超えて戦った証です。
胸を張ってもらいたいです。
今シーズンは左ウイングで活躍しましたが
私はこの人の戦場はTOPだと思っています。
恐らくJ1だと相手の守りは全然違ってきます。
J2と同じように絶対に行きません。
そこでやはり恵まれた体を使わずしてJ1では戦えません。
それはやはりTOPだと思うんです。
昨シーズンは大熊が監督やったのでTOPに行っても
大して活躍出来ませんでしたが、次はユンちゃんです。
もちろん健勇が体を当てられるという苦手分野について
何かの答えを出さないといけないです。
「曜のゴールを演出したい」と思えた時、
次の殻を破るきっかけになるのではと期待しています。
まあ健勇の場合は何度か裏切られながらかもしれませんが(笑)
Vol.4に続く