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セレッソ大阪&Liverpool応援ブログ

【C大阪】 オフシーズン雑談 Vol.1~真の”8”を引き継ぐ男『曜一朗』

私はセレッソとレッズと言う2つのクラブのサポータです。

その両チームには誰からも尊敬されるキャプテンがいました。

モリシとジェラード。

どちらもプレースタイルやカテゴリーは違いますが、

間違いない共通点があります。それは”クラブ愛”です。

セレッソもフロントの迷走に振り回されている感じですが、

レッズも同じく、フロントの迷走に振り回されることが多いです。

それでもどちらも何年かに一度、忘れた頃に優勝争いに

絡む理由はこの2人のキャプテンシーだと勝手に思っています。

キャプテンを優勝させたい。

そんな思いが時に予想外の力を生みます。

しかしモリシ退団後はそんなキャプテンシーがなくなり、

ただフロントの迷走だけが目立つ結果となってしまいました。

歴代のキャプテンが力不足と言っている訳ではありません。

ただモリシとジェラードが纏うキャプテンシーって、

適当な言葉が見当たりませんが”空気”が違うんです。

今のレッズのキャプテンであるヘンドはイングランド代表でも

キャプテンを出来るほどの選手ですが、

やはりブラックキャッツからの移籍と言うだけで、

同じ空気を纏えません。

やはり”生粋”クラブが生み出したスターでないと

纏えないかもしれません。

そんなセレッソにおいてモリシと同じキャプテンシー

纏う男。それが柿谷曜一朗です。

POの決勝がそれを表していました。

正直、走れない、競れない状態で戦力としてはマイナスでした。

でもピッチはこの男を欲していました。

セレッソは特にユース育ちは精神面が尋常ではないほどひ弱です。

そんなセレッソおいて”精神的支柱”はとても大事なのです。

曜と共に勝ち取ったJ1昇格。

プレーではない”力”。

それは曜自身も感じたのではないでしょうか?

それこそセレッソ伝統の”8”の力です。

モリシ退団後不在であった真の”8”が誕生した瞬間かもしれません。

Vol.2に続く。